2019年、明けましておめでとうございます。
第160回芥川賞・直木賞が発表されましたね。
古市じゃなくて良かった〜(個人的に苦手なのでスミマセン。古市憲寿氏=今回芥川賞にノミネートされた社会学者。作品名は『平成くん、さようなら』「文學界九月号」)
芥川賞は2作品、上田岳弘氏(39)の『ニムロッド』(群像十二月号)と、町屋良平氏(36)の『1R1分34秒』(新潮十一月号)
直木賞は真藤順丈氏(41)の『宝島』(講談社)
あらすじだけ読むと「ニムロッド」とは人の名前らしい(荷室仁)
そしてどうやら仮想通貨をあつかっているらしい。
「1R1分34秒」はボクシングに関係しているらしい。
・・・・・・。
ごめんなさい、どれも読んでいません(笑)
最近は好きな作家さんの作品ばかり追いかけていて、あまり題名で選んだり、ファーストインプレッションで選ぶという冒険をしていないんですよね。
どこかの書評を参考にしたり、マスコミで話題の本をつまんだり。
上田岳弘さんや町屋良平さんも文学賞でお名前を見かけて、その時は「読んでみたい」と思うのですが、ついぞ手に取る機会がこないまま現在に至ります。
直木賞に選ばれた真藤順丈さんの『宝島』は、アメリカ軍統治下の沖縄を舞台にした少年少女の青春と革命を描いた物語・・・という紹介文で、ちょっと興味を引かれました。
もしかしたら読むかも・・・
今回落選した古市憲寿氏。
マスコミに出ているイメージで苦手と決めつけていますが、作品は読んでいないので、もしかしたら面白い本なのかも知れません。
私が学生時代に三島由紀夫を読んでいて、母親に「面白いよ」というとこう言われたことがありました。
「でも自殺した人でしょ」
そんなこといったら、作家で自殺した人なんてたくさんいるし(三島は確かに特殊だけれど・・)、変わった人や性格破綻者だっているし(苦笑)、坂口安吾や太宰治だって作品は面白くても、きっと友達にはなりたくないタイプだろうし・・・
ま、古市を三島由紀夫や他の作家と同列で語るのもどうかとは思いますが。
作品と作者の私生活は別。
そう考えると『平成くん、さようなら』もやっぱ偏見なく読まなきゃいけない?(心の葛藤)
いや、ハードル高いわ〜