銀天街で昼を迎えた。。
この数日、寒さも増して熱いものを食べたくなる。
そこで、現場近くの一本裏へ入った通りにあるアサヒへ。
アサヒと言ってもビールではない。
鍋焼きうどんの老舗なり。近所の ことりも有名だよね。
古い建物の店構えは頭上に掲げられた看板がなければ
ほとんど民家と見間違うかもしれない。
窓に施された格子が時代を物語っているようだ。
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旗を取り付ける受け金具も古そうだね~
店に入ると品の良さそうなオジサンが注文をとりに来た。っていうか~
「鍋焼きうどんですね?!。。。
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そう、大概ココでは鍋焼きうどんをいただくのが常なのだ。
しばらく待つと鍋焼きうどんキター!
「はい、勘定よろしいかな?500円です~!
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ここでは商品と引き換えに清算するのだ。
こんなスタイルで目の前に置いてくれる。。
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鍋敷きは付けられてない。
小さなテーブルの天板には4箇所の剥げ落ちた部分がある。
このアルミの鍋の着地地点なのである。
こんな剥げ落ちた部分も店の繁盛を表している証なのだ。
鍋の蓋をあけると美味しそうな香りとともにうどん君臨!
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甘い出汁の香りが湯気と混じって漂う。。
かまぼこ、ちくわ、じゃこ天~程よく味付けされた牛肉~
昼に味わうワンコインのうどんの中に
時代の重さを感じるオイラは決して大袈裟ではないと思うのだが。。
お年寄りのお客さんたちもいっぱいいた。
きっと昔から通っているのだろう。。
そう思うと、ずっといつまでもこのお店が続くことを
願わずにはいられなかった。