最近、夜時間があるときにDVDを何度も見直している。
伊丹十三記念館で購入した「13の顔を持つ男」
何度も何度も繰り返し見ていると、
新たな発見に出会す。
伊丹十三が作り出した一六タルトのCMも興味深い。
これは初期の作品だろう。
「もんたかや?!」
「まあ一六タルトでもお上がりや!」
「で、成績はどうじゃったんぞ!」
「どげかや?!」
云々。。。。。
オーバーなほどの伊予の方言が
昔からの地元のお菓子を強調している。
たとえ聞き慣れないような方言であっても
決して不愉快になったりはしない。
これは見覚えあるかな?
「我がふるさと、」
「我が松山、」
「ブワァッ!」(カメラのフラッシュ発光を発声する)
「我が一六タルト。。」
途中のカメラフラッシュ演出は
一瞬間を置いてから商品名を出すのが狙い目かな。
このCMも見覚えがあります。
「なんじゃったかいねー」
「あれじゃがね、あれ!」
云々。。。。。
ちなみに伊丹さんと話されているのは安藤徹雄さん。
才能豊かな方だったが
残念なことに2008年に他界された。
このDVDが作られた翌年のことである。
伊丹さんが作られたCMには
どれにも見事なひねりやトリックがある。
とくに味の素のマヨネーズシリーズは面白い。
ぜひググって見ていただきたいものだ。
そういうことで
オイラは伊丹さんの一六タルトのCM見ながら
一六タルトをいただいている。
珈琲にも合いますぞ!
ほんとは甘いはずのタルト、、
伊丹さんの映像を眺めながらいただくと
ちょっとだけほろ苦い味がしたのは
気のせいだろうか。