ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

タミヤ1/35 九七式中戦車チハ 製作記・その6

2019年01月31日 23時43分00秒 | タミヤ1/35九七式中戦車チハ製作記

2019年の12分の1が終わろうとしています。平成31年の残りもあと3ヶ月ですが、行く時を惜しんでか、今日は雨の月終わりとなってしまいました。

元日から製作を開始した「タミヤ1/35 九七式中戦車チハ」ですが、1月最後の今日、無事に完成しました。べつに1月中の完成を目指していた訳ではありませんが、ちょうどキリの良い感じで、今月中に完成すればいいなと思っていました。寒い中、仕事から帰って来て、ちょっとずつ弄っている内に完成した感じですが、言い換えれば、それだけストレスのないキットだと言う事でしょう。

前回でほぼ完成間近でしたが、フィギュアの塗装とウェザリングの調整、それに細部の塗装などが残っていたので、それらを仕上げて本日完成となりました。まずは進歩のないフィギュアからです。

顔の下地としてピンクを塗ってみましたが、その効果があったかどうかは分かりません。あれこれ試行錯誤を繰り返してこんな感じになりました。目に白を塗って、目ん玉も塗りましたが、目玉を入れるとなぜかオモチャぽくなってしまうので、最終的には塗り潰して、墨入れだけでごまかしています😓 

と言う事で、以下完成写真をご覧下さい。

  

上の3枚の画像はクリックすると拡大します。

 旧日本陸軍の戦車を作るのは、ファインモールドの戦車キット第1弾だった1/35九五式軽戦車ハ号(当時の販売価格は驚きの9,800円!)以来2度目ですが、塗料はその時と同じ物を使っています。タミヤとしては、初の旧日本陸軍の戦車キットですが、完全ディスプレイキットとして商品化されたもので、世代が徐々に可動からリアリティ指向に変化し始めた頃のキットだと思います。

以下の写真は拡大しませんが、いつものデジカメで撮影したものです。 

 キットには、砲塔に搭載する対空機関銃がパーツ化されていて、塗装して取り付けようと思っていましたが、その場合、砲塔後部の車載機銃をカットするよう説明書に書かれていて、カットするのが嫌で取り付けを避けました。他のモデラーさんの作品を見ると、そのまま取り付けている作品もありますね。

履帯はベルト式で、クレオスの金属プライマーを塗ってから塗装しましたが、やはり塗料の食い付きは良くありません。パステル粉末を擦り付けて、艶消しの水性クリア(青缶の方)を吹いたら、パステルがかなり吹き飛んでしまいました(笑) 最後にシルバーでドライブラシしています。垂れ下がりの表現は、1mmの真鍮パイプで押さえ込んでいますが、やはりサイドスカートがないので、良く見えますね。可動式履帯ならこうはならないでしょうが、キットの中身だけで作ると言うのがモットーですので、別売履帯の購入を考えた事はありません。(←単にお金がないから…w)

スマホでも何枚か撮りましたので、その中からチョイスして載せて置きます。

砲塔左にある信号筒は、普段は引っ込んでいると言う事ですが、突き出た状態で取り付けました。キットの説明書では、塗装指示はありませんが、赤・オレンジ・緑で発光するようになっているので、それらしく塗装しておきました。後部のライト類も同様に塗装しましたが、ここもウェザリングした方が良かったかもしれませんね。

 黄色には日の丸殿からお薦め頂いたポスカを使っています。今後も、旧日本陸軍の戦車の塗装には使用する事になりますね。アドバイス有難うございました。迷彩に使用した塗料は、既報の通り、Mr.カラーの旧塗料(単品もの)を使っています。まだ残っている塗料もありますので、こちらも今後使用機会があると思います。今から43年前のキットですので、今の目で見ると、ハッチ裏に何もモールドされていないなどの不満が無いわけではありませんが、当時としては非常に良く出来たキットだと思いますし、それ故、現在もまだ店頭販売されている傑作キットだと思います。

 それでは、最後の纏めです。

タミヤ1/35 旧日本陸軍九七式中戦車チハ
製作開始:2019年1月1日

完  成:2019年1月31日
キット購入日:不明(キット発売は1975年)
購入価格:0(プラモ仲間からの頂き物)当時のキット定価850円、現在1,900円+消費税
参考資料:パンツァーグラフ!Vol.13、FM社キット、各Webサイト様
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/RAIJINスマホ

 タミヤ1/35九七式中戦車チハ製作記:完

次は1/72の日本の飛行機を作ります。お楽しみに! 



12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
祝、2019年初完成 (クラキン)
2019-02-01 06:26:47
2019年の初完成、おめでとうございます。
ちょうど1ケ月で完成というのもいいですね。
私は日本戦車は全く作ったことがありませんが、なかなか味があっていいです。
最初はちょっと派手に見えた迷彩もウェザリング効果で凄く落ち着いた感じになっていますし、履帯の重量感も出ています。
車体に装備された小物も密度感があっていいです。
フィギュアの目は難しいですね。
私も墨入れだけで済ませることが殆どですが、遠目には十分です。(笑)
それにしてもカメラの違いで随分感じが変わりますね。
返信する
Unknown (日の丸航空隊)
2019-02-01 16:05:16
チハ車完成おめでとうございます。
貧弱な武装・装甲でよく戦いました。
日本の対戦中の戦車の中で一番格好いいと思っています。
バランスが良いのでしょうね。
履帯の弛みも良く出来ています。
汚しも適度で良い感じです。
フィギュアは難しいです。(特に目が)
特に1/35だとなおさらです。

次は飛行機だそうで、どんな機体なのか楽しみです。
返信する
Re:祝、2019年初完成 (0-sen)
2019-02-01 22:24:13
クラキン殿、コメント有難うございます。
今年元日から製作開始し、ちょうど1ヶ月で完成しました。別に狙った訳ではありませんが、うまく行きましたね😊
古き良き時代のキットって感じですが、MMシリーズはキットのアイテム番号順に製作していますので、どうしても古いキットが続きます。
ウェザリングはいつもの手法で行ないましたが、今回初めてチッピングも施しています。画像では分からないのが残念ですが、ここはまだ練習が必要です。
フィギュアも何とかうまくなりたいと頑張っているのですが、思うように上達しません。特に目玉をどう描いて良いのか悩みますね。これからも試行錯誤で、あれこれやって見ようと思っています。
まだまだ寒い日が続きそうですが、体調にはお気を付け下さい。
返信する
Unknown (0-sen)
2019-02-01 22:34:38
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
貴殿のアドバイスのお蔭で、黄色も無事に塗装出来ました。改めてお礼申し上げます。
日本の戦車はチハに限らず、欧米の戦車に比べるとどうしても貧弱に見えてしまいますね。でも、それはそれとして、プラモに限って見ると中々カッコイイですよね。複雑怪奇な迷彩塗装が面倒ですが、これは日本戦車に限った事ではなく、ドイツ戦車も同じですね。履帯のゆるみは真鍮パイプで押さえ込んでいますが、長時間同じ形で保管していたせいで、変な癖がついていて、歪んでいる個所もありますが、このまま時間が経てば馴染んで来ると思います。
フィギュアに関しては、いつも通りって感じですが、まだまだ勉強しないといけませんね。
次は、貴殿のコンプリート計画に便乗して、1/72の日本の飛行機を作ります。公開までもう少しお待ち下さい。
返信する
Unknown (ヒロシ)
2019-02-01 23:29:32
完成おめでとうございます。
ちょうどキリのいい日に完成しましたね。
汚しも適度で雰囲気もバッチリだと思います。
古いキットですが、今でも十分通用する良いキットだというのが伝わってきます。
最近のキットは精密な分、気楽に作れないところもあるので、そういう意味ではいつまでも販売して欲しいです。
日本人なので私もいずれ買って作らねば!(笑)
返信する
Unknown (0-sen)
2019-02-02 02:17:26
ヒロシ殿、コメント有難うございます。
1ヶ月で完成とは、自分でも驚きですが、それだけ作り易いキットだと言う事ですね。ストレスなし、パテもなしでスイスイ作る事が出来ました。面倒だったのは、迷彩塗装ですね。AFVキット入門にもお薦めの傑作キットだと思います。ヒロシ殿も一作をお薦めします。日本の飛行機と言えば零戦、船なら大和、じゃぁ戦車は?となると明確には答えられませんが、マニアなら差し詰めチハと言った所でしょうか?
次は、飛行機を作りますが、シートベルトの在庫が無いのが分かり、急遽注文しました。それが届くまで製作中断ですね。他のキットも考えようかな?
返信する
Unknown (hajime)
2019-02-03 16:39:31
完成おめでとうございます。
迷彩のコントラストが落ち着きがあっていいですね。ポスカ使用の黄色は他の色に負けることなくくっきりと仕上がるんですね。こういう方法があるとは知りませんでした。

フィギュアの顔は私も墨入れで済ませる場合が多いです。下手に眼を入れたらびっくり顔になってしまったことがあります(汗)
でもフィギュアを乗せると完成品に動きが出るのでとても良いと思います。
返信する
完成おめでとうございます。 (タック)
2019-02-03 19:20:47
日本陸軍の主力戦車、カッコイイですね。

このくらいの艶が生き生きと見えて一番、良いですね。
返信する
Unknown (0-sen)
2019-02-03 22:28:50
hajime殿、コメント有難うございます。体調の方はどんな塩梅ですか? 私もここ数ケ月胃の不調に悩まされていて、病院に行った方が良いのか迷っています。
まぁ、それはそれとして、チハは無事に完成しました。満足度は85%と言った所でしょうか? 黄色は戦車に限らず、飛行機キットでも塗装に苦労させられるのですが、ポスカが良いとのアドバイスのお蔭で、綺麗に塗装する事が出来ました。こう言う所で、ブログを開設して良かったと思いますね。フィギュアに関しては、あれこれ試行錯誤が続いていますが、塗料も古い物から順に消費するようにしている関係からか、上達しませんね。自分で納得出来ればそれでよしとしています。AFVキットは、原則、箱の中身だけで完成させると言うのをモットーにしていますので、このチハも何も手を加えていません。それでも、古いキットですが、中々良い感じに仕上がったと思っています。
返信する
Re:完成おめでとうございます。 (0-sen)
2019-02-03 22:39:36
タック殿、コメント有難うございます。
タミヤ初の旧日本陸軍戦車のキットですが、無事に完成しました。完成して見ると、古いキットですが、なかなかカッコいいですよね。洗練されていないと言うか、あか抜けていないと言うか…。まさに日本の戦車って感じがしませんか? 
艶の調整として、クレオスの水性艶消しクリアのトップコート(青いラベル)を使いました。プレミアムの方もあるのですが、今回、在庫を減らすと言う目的もあったので、従来品を使いましたが、艶消しと言っても、完全艶消しにはならない傾向ですね。厚塗りすると白かぶりが生じてしまうリスクがあるので、ごく薄く吹きました。結構、良い感じになったように思います。
返信する

コメントを投稿