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(開設2015年1月1日)

アミュージングホビー1/35 オブイェークト279 製作記 その1・苦行の始まり

2021年02月02日 21時22分40秒 | アミュージングホビー1/35オブイェークト279製作記
今年の節分は2月2日で例年より1日早くなりましたが、124年振りだそうです。節分って日が変わるなんて知りませんでしたが、我が家でも南南東(今年の恵方)に向かって恵方巻を丸かじりしての夕飯となりました。来年の節分は2月3日だと言う事です。暦上は明日から春ですね。

さて、アポロ27号が完成したので、次はAFVキットを製作する番ですが、”作った事のないメーカーのキットを作る”と言う年頭の目標に従い、どのキットにしようか迷った挙句、手にしたのがアミュージングホビー1/35 OBJECT279(オブイェークト279)です。AFVキットで今まで作った事のないメーカーとなると、このアミュージングホビーやモンモデル、それにタコム位しかキットを持っていなくて、選択肢は限られてしまうのですが、塗装が比較的楽かもしれないと思い、こちらを選択しました。しかし、それこそが苦行の始まりとは、この時はまだ知る由もありませんでした。😱

それでは、製作前のキット紹介です。

▲アミュージングホビーが世に送り出した最初の戦車キットがこちらのOBJECT279です。キットナンバーが30A001となっている事からも最初のキットだと言うのが分かります。発売は2013年の年末でしたが、この頃、なぜかOBJECT279のキットが立て続けにキット化されて、パンダホビー(今は消滅)やタコムからもキットが登場し、三つ巴の販売合戦となりました。3社の全てのキットを手にした人の評価では、このアミュージングホビーのキットが一番作り難いと言う事です。😲 私はあとの2社のキットは持っていません。

パーツ群です。

▲左がAパーツ、右がBパーツです。本体はAパーツを上下張り合わせて、その下にシャーシ部分と履帯などを取り付ける構造となっています。(箱絵参照)

▲左がC、右上がD、その下がSパーツです。Dパーツのランナー枠は2枚、Sパーツのランナー枠は5枚あります。

▲こちらがEパーツで、ランナー枠は4枚あります。


▲左が履帯パーツです。一つずつバラバラなのは有難いですが、履帯4本を製作するのは、まさに修行となりそうです。上のSパーツが履帯を接続するためのパーツ(ピン)ですが、こちらを切り離す事の方が大変そうです。余分は無いようですし、紛失したらそれまでですね。透明パーツとエッチングパーツが入っています。画像に記入しているように、それぞれの袋の反対側も写しておきました。(袋が4枚と言う事ではありません。)デカールはありません。

▲説明書はドラゴンのキットの説明書を彷彿とさせるものですが、ちょっと分り難いと言うのも同じです。なぜか、塗装指示が一切ないし、全体の塗装図すらありません。最初、入れるのを忘れたのではと思いましたが、私が積んでいるこのキット以外の同社のキットを見ても、塗装図がありません。これは不親切極まりないとしか言えないですね。最近は心を入れ替えたようで、塗装図がセットされているようですが、今は海外メーカーのAFVキットを原則買わないようにしているので、キットは持っていません。

OBJECT279に関しての詳しい解説はWikipediaをご覧頂くとして、苦行のスタートです。

▲インストの手順に従って、本体上部に各パーツを接着する所から開始ですが、いきなり透明パーツかい!と思わず突っ込んでしまいました。(笑) 前照灯レンズの透明パーツを接着するようになっていますが、ここは当然の如く、塗装後の接着となります。先に接着して長時間マスキングしたままと言うのは避けたいですからね。そもそも最後に接着する分には、マスキングは不要です。〇で囲んでいる部分が接着した各パーツですが、白矢印の覗き窓は全て別パーツとなっていたのを接着しました。更にこの上にカバー用のパーツを取り付けます。黒矢印のパーツ(何かは不明)も2分割となっています。ここまで細分化するんかい!って感じで、非常に面倒臭いです。そして極め付けは部分で、最初見た時、これはどうやって接着すんの?って思ってしまい、このキットを選択した事を後悔しそうになりました。😓 結局、パーツの水平方向の支柱をカットして、無事接着する事が出来ました。詳しくは下の画像で…。(ここまでが昨日の状態)

▲反対側が残っていたので、今日はその取り付けを行ないました。水平方向の支柱をカットしないと取り付け出来ないと言うのは昨日の時点で分かっていたので、今日はそれ程苦労せずに接着出来ましたが、まず、縦方向の支柱(部分)3本を本体側に接着します。そこに手摺り(だと思う)を乗せて接着するのですが、水平方向の支柱が長過ぎて、縦の支柱にうまく乗りません。という事で、長さをカットしました。写真はカットした状態です。元の状態は上のパーツ紹介画像をご覧下さい。

▲無事左右の手摺りが接着出来ました。(かなり悩んだぜ!) 覗き窓のカバー及びハッチも取り付けました。覗き窓には透明パーツを嵌め込みますが、これも当然の事ながら塗装完了後となります。ハッチは接着しました。

ここまで製作して来て思ったのは、選択を誤ったのでは?との思いですが、乗り掛かった舟(戦車)ですので、完成目指したいと思います。中国製キットの例に漏れず、パーツ細分化=精密との間違った考えが随所に見られるキットですし、パーツのゲートがややアンダーゲート気味となっていて、接着面を均一にする手間がかかります。今日接着したハッチなんかも、接合部分にゲートがあって、そのゲート処理を誤るとハッチが納まらないので、結局、嵌合部をカットして接着しました。パーツ精度は悪くはないのですが、妙な部分で訳の分からないパーツ細分化を図っていて、非常に面倒臭いキットと言わざるを得ません。

この先もまだ当分苦行が続きそうですし、何より履帯4本と言う超修行も待ち構えていますが、果たして無事完成させられるのでしょうか? それでは、今回はこの辺で。

苦行その2に続く(はず?)




12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒロシ)
2021-02-03 16:20:22
アミュージングホビーですか。
メーカー名は知ってましたが中国のメーカーなんですね。
手摺の取付けはまさにアメージングですね(笑)
履帯を4つ作らないといけないというのが恐ろしいです・・・
「頑張ってください」としか言えませんが、頑張ってください!(笑)
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-02-03 20:09:52
ヒロシ殿、今晩は。コメント有難うございます。
空モノの次はAFVと言う順番で製作していますが、作った事のないメーカーと言う事で、こちらのキットを選択しました。いやぁ、正直言って大失敗かもしれない代物です。(選択間違ったかも?)でも、当時は作りたいと思って買ったキットですので、曲りなりにでも完成目指そうと思います。
今日はエッチングパーツの加工&取り付けでかなり苦労させられましたが、一部のパーツはどうやっても取り付け不可能で、結局諦めました😓 また、なんでここにこのエッチングパーツが必要なん?ってな箇所もあり、理解に苦しみます。履帯4本も大変だとは思いますが、まだエッチングパーツの加工・取り付けよりはマシかもしれないですね。先が思いやらるキットですが、何とか完成させて、次の空モノ(ドイツ機)の製作に移りたいと思っています。
アミュージング所か、ディフィカルト(difficult)ホビーにメーカー名変更したらって思っちゃいます 。完成するんでしょうか?
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Unknown (はつたか)
2021-02-03 20:56:16
お疲れ様であります。
ありますよね、メーカーは試作してんのか!なんてキット。
「部品は用意してあげたから、後は考えてね」なんてキットですかね(笑)
「金を払って苦労を買う」キットじゃなかったら良いんですがね・・
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-02-03 23:24:43
はつたか殿、いつもコメント有難うございます。
AFVキットも、作った事のないメーカーにしようと選択したのがこのキットですが、序盤から苦労の連続で、選択ミス感が相当です(^^;
今日はエッチングパーツの加工を行ないましたが、ピンセットでも摘まめないパーツをどうやって接着しろってんだ!と怒り心頭で、結局諦めました。他メーカーのOBJECT279にはパーツ化されていない部分なので、苦労して本体に一部を取り付けましたが、取り外して接着個所を修正しようかと思っています。最初からなかったものにしたい心境です。
「金を払って苦労を買う」キットじゃなかったら良いんですがね・・と言う事ですが、既に苦労買っちゃってますね(笑)
この先もまだ苦労の連続だと思いますが、投げ出さないよう、性根を入れて製作したいと思っています。
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Unknown (日の丸航空隊)
2021-02-04 17:54:17
アミュージングホビーのオブイェークトですね。
中華キット「あるある」のパーツ割りで、苦労させられますね。
履帯が4本もあるなんて、考えられませんね。
「苦労は買ってでもしろ」と言いますが、こういう苦労は避けたいですね。
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-02-04 19:03:54
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
今年の目標として”作った事のないメーカー”と言う事でこちらのキットを選択しましたが、初っ端から大苦戦を強いられています。はつたか殿のリコメにも書きましたが、理不尽なエッチングパーツに憤り感さえ覚えており、折角苦労して取り付けたものの、無くても大丈夫みたいなので、取り外そうかとも考えています。(この辺は次回製作記で紹介します)
とにかく、間違ったパーツ細分化のお蔭で、ストレス溜りっ放しです。早くこのエッチングパーツから抜け出して、履帯の方に移りたい気分です。履帯4本は面倒ですが、まだエッチングパーツよりはマシかもしれませんね。苦労は買いたくないオッサンです😅
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Unknown (黒猫2号)
2021-02-04 19:56:15
今晩は、0-sen様
ご苦労様です、大変さがヒシヒシと伝わって来ています
仮想機を守備範囲にしておられるので、いつかはこいつもという気がしないでもなかったのですが。
今時のAFVにおいて、連結履帯は必須アイテムかもしれませんが、それどころではないですね
これが4本ともなると、完成品を見る分にはいいのですが作るとなると...ですね(^^;
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-02-04 20:28:23
黒猫2号殿、コメント有難うございます。
このキットが発売された当時、OBJECT279のキットが3社からほぼ同時期に発売されると言う珍現象が起こりました。一番最初のキットがパンダホビー、そしてこのアミュージングホビー、最後がタコムです。で、なぜこのアミュージングホビーを選択したのかと言う事ですが、パンダホビーのキット評が頗る悪かったと言うのと、タコムのキットにはフィギュアがセットされていると言う理由からアミュージングホビーを選択しました。それが今となっては裏目となってしまったみたいです。(^^;
試作状態で実車は一応完成しているし、ネットを徘徊すると写真なども結構見付かります。YouTubeでは実際動いている動画もありますので、資料的にはそれほど困らないのですが、このアミュージングホビーのキットは、実車のあらゆる部分をキットに再現しようと思ったみたいで、適度な省略が出来なかったようです。それがモデラー泣かせのキットになっているみたいに思います。とにかく理解に苦しむパーツ割りや、どう転んでも接着出来ないであろうエッチングパーツ等々、理不尽この上ないキットで、まさにディフィカルトホビーです。
履帯4本は確かに面倒で時間もかかると思いますが、意味不明のパーツ分割やエッチングパーツに比べればまだましかもしれないですね。(そうあって欲しい!)パンダホビーのキットのように、一部連結組み立て式だったら少しは楽だったと思います。
これからの製作においても、取捨選択での組立てが必要になりそうです。
私が参考にさせて頂ている某ブロガーさんの完成写真を次回紹介させて頂く予定ですので、お楽しみに! 素晴らしい作品です。
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Unknown (あきみず)
2021-02-04 20:42:06
知らないメーカーで知らない戦車なので
興味がわきますが、作りがたいキットでは
ストレスが溜まらないように進めてください
未来的なフォルムの車体で強そうに
見えます。
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Unknown (Choro-Poo)
2021-02-04 21:58:31
はじめまして、こんな戦車がキット化されているとは知らず、つい反応してしまいました。
核戦争が危機感がリアルに反映されたデザインですね。
核爆発の爆風を受け流すためのようですが、逆に揚力が発生して浮かび上がったりして。すみません余計な話でした。
いろいろたいへんそうですが、完成した姿が楽しみです。
また、覗かせていただきます。
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