Malang Indonesia ジャワ島ぐらし

高原の学園都市マラン。Universitas Brawijayaや街での出来事を綴ります。

CRS:corporate social responsibility Mitubishi Co.  母と子の自然教室 三菱商事

2014-06-08 | お出かけ情報 outing
My life is traveling and camping since I was small. Especially Japan Alps is my second hometown, visiting in all of my vacations in school days. I met HAKUBA 3 sisters moutains when i was 12 yrs old via Nature school for mothers and kids sponsered by MITSUBISHI Corp. 夏が来れば思い出す♪ 信州で遊んだ日々 そして、たくさんの笑顔たち 白馬村飯盛 今日も山は静かにそこにあるだろう お世話になった、おじさん・おばさん達はお元気でいらっしゃるだろうか 以下は2009年夏の記事 そろそろ募集が始まるだろう「三菱商事主催 母と子の自然教室」 0000263508.jpg" width="242" height="89" border="0" alt="にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ" />
にほんブログ村 *****以下は2009年に夏の記述です

信州に1泊で出かけてきました。夫が送別会と称して企画してくれた夫婦の旅です。
アウトドアばかりの私たちには珍しく、ゴルフも山歩きもなしののんびり温泉湯治+観光。
(夫のアトピーが酷く紫外線が厳禁なので)
特に予定もなく安曇野に宿をとり足湯につかりながら持参のおにぎりランチ。
穂高の別荘地をドライブして「いつかは移り住みたいねえ...」と夢を語り大雪渓のお銚子を3本も空にして、
割烹旅館の夜を楽しみ7時半には酔っ払って眠り込むしまつ。
お陰で朝方の大地震にも気づかず暢気にしてしまいました。
山があまりにきれいだったので翌日は車を北上させ池田町・青木湖そして白馬までご機嫌ドライブ。

白馬村飯森という小さな集落に寄ってみました。
大糸線飯森駅という無人駅から山の方に1本入ると時が止まったような「誰も急がない村」に出会えました。
ここは12歳のときに初めて訪れ、大好きになった場所です。

  


ガールスカウトにいた関係で三菱商事が主催し信越放送が後援した
「母と子の自然教室」の第1回目に母と3人姉妹で参加しました。
3泊4日、飯森の民宿に数家族ずつ泊まり、魚のつかみ取り、一夜山ハイキング、お餅つき、
信州大学の先生の楽しい虫や植物のワークショップ、など等。

ガールスカウトのお姉さんと過ごす信州の素敵な夏休みでした。
参加費は格安、一般家庭と一人親家庭のクールに分かれていて、
三菱商事が全面的にバックアップをしたと聞いています。
雨上がりに登山が危ぶまれたときには、人海戦術で登山道に砂利を敷き詰めたり、
村中の民宿を借り上げ、メニューが不公平にならないようにおばさんたちは事前に調理実習もしてくれたり、
三菱商事が飯森の民宿組合と10年契約をした大々的な企画だったと聞いています。
白馬駅から大糸線での帰路はJR(あの頃は国鉄)が特急あずさを飯森駅の前を最徐行させてくれ
GSのお姉さんや民宿のおじさん・おばさんと心行くまでの別れができました。

今ではよくあるようなサマーキャンプの形態ですが、 1970年代に社会環境室を立ち上げてこんな企画をしてくれた三菱商事はすごい会社だと思います。

海辺育ちの私には北アルプスの風景は新鮮で、
ガールスカウトとはまた違った自然教室への憧れも忘れることができず、
高校生になったときに社会環境室に「リーダーにしてください」と手紙をしたためたのですが、
GSのリーダーは18歳以上との規定があり、その時は断られてしまいました。
ところが18歳になった年に社会環境室の菅さんという女性から「今年はリーダーにいかがですか」とお誘いのお手紙を頂きました。
GSではリーダー募集をかけていたのは東京支部だけだったので神奈川支部にいる私は本来なら情報を得ることができない企画だったのに、
3年もの間、私の手紙を記録・記憶してくれていたお陰でした。

アメリカに留学するまでの2年間、白馬・杓子・鹿島槍を見上げながら、
1ヶ月余りの夏の日を長野県北安曇郡白馬村飯森で過ごすことになりました。
3泊4日で都会からやってくる母子と過ごし、吹き渡る風の中、手いで歌った朝の散歩の情景は
今も思い出すとちょっと涙ぐんでしまいます。
民宿のおばさんが「4日ローテーションのメニューでは飽きるでしょ」といいながら
そっと台所に呼んでくれておしゃれなケーキを食べさせてくれたり、
雑貨屋のおばさんがアイスクリームをご馳走してくれたり、
村中の暖かさに包まれた夏休みでした。


旅行中立ち寄った飯森はあの時と同じ風景で
雑貨屋さんやお土産やさんは閉店していたけれど、
迷った末に卒業後も何度かスキーに遊びに行った民宿「ゆたかや」さんを突然たずねてみました。
元白馬村町会議員で長野オリンピックの誘致に奔走したおじさんは80歳。
元気そうにあの時と同じ藁葺きの家でコーヒーをご馳走してくれました。

三菱商事の母と子の自然教室は会場は変わりましたが今年もまた開催されているようです。
天候に恵まれますように、たくさんの実りがありますように
卒業生の一人として祈っています。


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5 Comments

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おじさんからの電話 (K)
2009-08-19 09:20:42
ゆたかやさんの80歳を寿ぎ、
駄作の陶器・蚊取り線香いれを郵送しました。
留守番電話に繰り返し「ありがとね。」と
懐かしいおじさんとおばさんの声が入っていました。

おじさん、おばさんいつまでもお元気で。
おばさんの手術、うまくいきますように。
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自然教室について (さくぞう)
2010-04-14 15:41:55
三菱商事の現在の自然教室の担当をしている
ものです。まだ白馬で行っていたころの自然教室の思い出を読ませて頂きました。
自然教室の白馬のころの様子がわかり大変参考になりました。

今はすべての運営を社員とグループ会社の社員で行っていますが、昔はボーイスカウト、ガールスカウトの方々で行っていたと聞いていました。菅さんを覚えていらっしゃいますか?
当時スタッフをやっていた菅さん(女性)は
もうかなり前にやめられましたが、菅さんの
弟さんで写真家の菅さんは今も自然教室で
子どもたちの写真を撮ってくださっています。

現在は新潟県の南魚沼市の吉里で夏に2回開催しています。今年で37回目になりました。
現在は東京、神奈川、千葉、埼玉の母子家庭の
母子を対象に1回に60世帯、関係者を含めると
約200名で開催しています。

ことしもボランティアや母子の募集がはじまりました。2回で400人もの人たちとの
かかわりが持てるのは嬉しいやら、不安やらですが、初めての担当なので、がんばりたいとおもいます。

素敵な日記を書いていただき、ありがとうございました!
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コメントに感激 (K in 寧波)
2010-04-14 22:06:10
さくぞう様、

はじめまして。
こんな小さなブログをよくぞ見つけてくださいました。コメントを拝見して心が熱くなる思いです。

菅さん姉弟のことは今でも心に残っています。
写真家の弟さんはあれからずーっと自然教室に参加していらっしゃるのですね。きっとあの頃と変わらぬ人気者で、子どもたちの笑顔を撮影していらっしゃることと思います。小さなこともが菅さんの腕にぶら下がるようにして、
なついていた姿が思い浮かびます。

三菱商事が自然教室を大切に続けてくださっていることに、第1回の卒業生として
そして大学時代の夏をボランティアとして過ごした者として、本当に感謝しています。

さくぞうさんが担当になられたとのこと。
これから夏までご準備でお忙しいことと思います。夏休みのたった数日間ですが、
自然教室で出会う大きな風景と人々とのふれあいが400人の参加者の方々の心にいつまでも残るような
素敵な時間になることを中国寧波の地で祈っております。

ご担当のご苦労も多いかと思いますが
どうぞご健康に留意されますように。

菅カメラマンによろしくお伝えくださいませ。


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母と子の自然教室 インストラクター (shio)
2010-07-28 00:28:31
はじめまして。
shioと申します。
突然のコメントご容赦ください。

信越放送側のスタッフ(インストラクター)として、1981?・82?年頃お手伝いさせていた者です。
当時、私はは学生で1年か2年だったでしょうか?

東京都のガールスカウトの方々の引率で白馬村飯森の民宿にいらっしゃったのですね。

我々スタッフは、
白馬駅でのお出迎え、飯森駅の近くでのお見送り、姫川での魚の掴み獲り、一夜山への登山、登山途中での「ヤッホーコール」、イタドリの笛・ホウの葉のお面創り、蛍観賞、キャンプファイヤー、お餅つき、等々 お手伝いさせていただきました。

今となっては懐かしい若き日の思い出です。

実家に集合写真が残っていたかな~!?。

M商事社会環境室の菅さん、そして菅さんの弟さんでプロカメラマンの菅洋?さん・・・。

私の近所に歯医者さんを営んでいる方(ガールスカウトOG)がいらっしゃるようですが・・・。

一年ほど前のブログのようですが・・・。
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shioさんへ (K)
2010-07-28 00:39:43
ブログを見つけてくださってありがとうございます。
夏が来ると思いだす、素敵な白馬村の思い出ですね。きっと、飯森でご一緒だったのですね。
信越放送の方々には本当にお世話になりました。

あの時の子どもたちもすっかりおとなになっているんですよね。
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