数日続いた強風のあと金沢に本格的に雪が来た朝、晩秋まで花をつけていたヒマワリ畑へ行カメラを持って行くと、あらかたは強風に倒れて雪の下敷きになっていましたが、強靭な生命力を見せてまだ立っているヒマワリも残っていました。また倒れているヒマワリたちも春を迎えると畑に肥料として鋤きこまれて春野菜として新しい姿を見せてくれます。
総選挙投票日まであと数日となる中で自民党や維新の会が日本がふたたび戦争できる国にしようと憲法改悪や自衛隊を軍隊とする企みがにわかに浮上し、その恐ろしい現実性が強まっています。
太平洋戦争で私の二人の叔父の一人は沖縄の土に、そしてもう一人は東シナ海の海の底に消えたまま墓には骨のひとかけらも入らないままとなっています。
わたしは叔父達の犠牲は新しい平和な日本を産み出す礎となっていると信じていますが、戦前の亡霊のような戦争できる国にしようという自民党の公約を見るにつけ、雪のなかのヒマワリのように平和のためにもう一頑張りするしかないと思う日々です。