お疲れ様です🙋
今回は少し汚い話なので苦手な人はスルーして下さい短く書きます
私は役者をしておりましてもう彼是40年にもなろうとしております
私が所属している会には当時18歳頃には寮が御座いまして
17歳で所属して18歳から その寮に入り撮影と映画村を忙しく頑張っていました
365日殆ど寝るだけの感じで部屋も4畳半しかなくトイレも風呂も共同でした
当時は撮影が遅くまでかかって帰れない俳優さんとかスタッフさんが泊まったり 長く掛かる撮影の時は連泊されてました
女優さんも男女関係なく泊まってらっしゃいましたね
その寮には一般の大学生みたいな人もいました 私達よりも少し高い家賃で借りてた様です
私の隣がそうです
大学生の変わった奴が
いたのです
有る時 次の日も朝早いのに うるさい音楽の音が夜更けに聴こえて来るのです
どうしても気になり何をしても酒飲んでも寝られず溜まらず隣へ
ノックをして出て来て貰い苦情を言ったら
ハイ分かりましたと
自分の部屋に戻り耳を澄ませると音は聴こえないので良かったと
しかし隣の奴の部屋の中は酒のボトルだらけとダンボールだらけで それを布団にしているようで気持ち悪い野郎だなと相手にあんまりしない方がいいなと思いつつその夜は眠りにつきました
又2.3日後の夜にうるさい音楽が
その頃の私は超ーヤンチャ君 頭にきてやかまっしゃーと壁をキック
そのまま足が突き抜けてしまって直すのに2万の弁償その時奴はいなかったのです音楽を慣らしたまま何処かに行っていたのです
捕まえて2度と出来ないようにしてやろうと思ったのですが中々会うことも無く寮長にその件相手に御願いするよう伝えたのです
そしたら次の日からおとなしく静かな平穏な日々がそしてその暮れ
正月を間近私共の仕事は皆さんが休日の時私達は忙しいのです
勿論正月1日からずっと
映画村でのショー
台詞も殺陣もリハーサルを終え新しい正月の出し物 緊張する大晦日の夜明日は頑張ろうと寝ついて何時間か経った朝方3時位
ピピピ ピピピ ピピピ
と何やら隣から音が
そして鳴り止んだかと思ったら又
ピピピ ピピピ ピピピ
と音が大きくなっていくではないか
そうです目覚まし時計が隣の部屋から鳴っているのです それもスヌーズでたまり兼ねて隣へノックノックノックの嵐出ないいない出ないいない 蹴る分けにいかない
寮長に
正月だ 誰もいない
うりゃ~
なんだコイツわざと仕掛けていきやがった
己れ ただではすまさぬ
とは思ったもののどうしようもない
冬で寒い そんな時間に先輩の所にも行けない それも4畳半だ狭い
寝ずに行った なんとか初日やり過ごした 若いから出来た
寝不足なんかではない 気持ちの問題なのです ムカついて でも集中して
次の日もまさかとは思ったが ピピピ ピピピと
次の日も次の日も
ピピピピピピピピピと
もう4日目寮長も帰って来るだろう
奴もそろそろ帰って来るであろう
だがしかし長連休で帰って来ない
奴だけは懲らしめてやりたい
私の頭はおかしかった
目には隈が出来ていた
耳栓したら耳栓が気になる 殺意が芽生える しかしそんな事は出来ない
おかしくなった私は
新聞紙を持ってトイレに行き それを開いてそこに用をたした
ケツを拭いてその用をたした新聞紙を持ち上げ
奴の部屋の扉の前に
扉に塗りたくってやろうと思ったがここは冷静に
扉のノブに塗りたくってやった
私はピピピという音と共に安堵についたタバコを一服し眠りについた
仕事から帰って来たら
奴が騒いでいた
私は笑みを浮かべ
こう言ったのである
ノブが うんこ臭いのは
お前のせいじゃ
私は正月5日に寮を追い出されました
38年前の出来事です
今じゃヤバイです
完
ハマさんのキャラ最高です🥰
わし時代劇 大好きです 池波正太郎 藤沢周平 や子母澤寛 (座頭市)
ドアノブに💩なんて まさに座頭のイッちゃん を思わすようなオチャメさ
今は時代劇 📺少ないですよね
ハマさんの ご活躍 を願ってます
ゴキブリはきついですねwww