「「戦後70年・植民地解放70年歴史の声を聞く」 第2回 バウラックセミナー」
いったい何が真実なのでしょうか。この注目すべきセミナーにご関心を寄せていただき、ぜひとも、みなさまがご参加くださるようお待ちいたしてお ります。
昨年、朝日新聞は、「慰安婦」動員のために済州島で朝鮮人女性を暴力的に駆り集めたとする吉田清治氏の証言を、証拠が不明確などの理由で「虚偽」と「判断」して記事を取り消しました。しかし今年になって、1993年10月に吉田氏に会ってインタビューをした今田真人氏がそのテープ起こ し全文を公開し、「吉田証言は生きている」というメッセージを社会に発信しました。
確かに吉田証言を巡っては、その全てを否定していいのかという疑問も多々耳にします。そこでバウラックはこの本の著者である今田氏をお招きし て、吉田インタビューのポイントや、朝日新聞の検証や否定的言説とインタビュー(証言)の間に浮かび上がる齟齬は何かを含め、インタビューの全貌 とそこから何が見えてくるのかを、今田氏に伺います。
日 時:6月27日(土) 14:00~16:30 (13:30開場)
会 場:立教大学池袋キャンパス 10号館X204教室(2F) *本館1203教室から変更しました。ご注意ください
アクセス:JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線 「池袋駅」下車 西口より徒歩約7分
*資料代 800円(会員700円)
[特別招待] 今田真人さん(フリージャーナリスト、元『赤旗』記者) 『緊急出版・吉田証言は生きている-尉安婦狩りを命がけで告発! 初公開の赤旗インタビュー』(共栄書房)の著者
✾インタビュアー:西野瑠美子(バウラック共同代表)
■主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
http://vawwrac.org/
問い合わせ:tel/fax:03-3818-5903 e-mail:vawwrac@vawwrac.org
■協賛:週刊金曜日
『週刊金曜日』からの協賛メッセージ 『週刊金曜日』発行人 北村肇
「慰安婦」問題をめぐり、吉田清治氏はまるで詐欺師のようにいわれています。その証言を鵜吞みにしたとして、『朝日新聞』には国賊メディアのレッテルが貼られています。しかも、これらが一部政治家や右派メディアのプロパ ガンダにとどまらず、市民の中に浸透しつつあるのですから事態は深刻です。そもそも、吉田清治証言を「全否定」することに問題があるのではないでしょうか。「朝鮮人女性を暴力的に駆り集めた」という事実そのものを「全否定」することにつながりかねないからです。歴史修正主義者にとっては思うツボです。その意味でも、今田氏の仕事は貴重です。