写真は「ビルマ方面派遣安工兵第五十三連隊顕彰碑」。
「昭和十八年十二月、京都桃山の屯営に於いて動員完結九百十四名の精鋭は風雲急なる南方への壮途につ
いた ビルマ到着 直ちにインパールミツチナ沿線の作戦に参加其の後北部中部のビルマの各地に勇戦奮闘工
作兵の本領を発揮して輝かしい戦歴を残した 然しながら 雨季の泥寧と乾季の灼熱に加え悪疫瘴癘の洗浄に
於て長期激戦の為六百二十余名の戦友が護国の神と化した 復員二十五年目の今日 生存者相集い 往事を
偲び異郷ビルマに神鎮まる戦友の霊を慰め武勲を永く伝えるためこの碑を建て併せて祖国の隆昌と平和を心
から祈念する」
写真は「歩兵第百二十連隊鎮魂碑」。
「爾来四十年、亡き戦友への追慕の情、切々としてやまず生存者有志に浄財を募り、この聖域に一碑を建立し、
祖国の平和と繁栄の礎となられし遺勲を顕彰し、その霊を慰めんとす。在天の英霊ら安らかに眠らせ給へ 昭
和六十年四月吉辰 嵐歩兵第百二十連隊生存者有志」
写真は「第二十三野戦防疫給水部戦歿者慰霊碑」。
「茲ニ大東亜戦争ニ参加シタル第二十三野戰防疫給水部ノ隊員ニューギニア野上軍医少佐以下一三八名パラ
オ河原軍医中尉以下二十六名ノ戦歿及ビ内地帰還後死亡サレタ高渕軍医少尉以下二十六名ノ英霊ヲ合祀シ
永遠ニソノ功績ヲ称エマス 元部隊長陸軍々医大佐従五位勲三等西村盛暢 昭和四十五年六月 第二十三野
戦防疫給水部生存者一同建之」
写真は「石部隊独立歩兵第十一大隊北支沖縄戦歿勇士慰霊碑」。
石柱裏に「昭和十三年二月十日部隊編成於天津 同二十年六月二十日沖縄南部に於て玉砕 昭和四十五年
一月 昔陽会建之 福井哲亮書」とある。
