衆議院議員総選挙。
アメリカ大統領選挙。
兵庫県知事選挙。
名古屋市長選挙。
選挙が続いたが共通点がある。
SNSが大活躍したこと。
今、お騒がせは兵庫県知事選挙だ。
若者の多くが公共放送を見ない、聞かない。
その代わりにSNSを見るという。
そして、それを信じてしまう。
真実かどうかを確かめない。
若者の多くは誰に投票するのか。
確固たる信念は持たない。
選挙には関心が薄い。
若者に限らず選挙に関心薄い層の特徴。
ちょっとした情報で揺れるそうだ。
しかも日本はこの層が多い。
多い層が右から左、左から右に動く。
当確が大きく左右されるのだ。
兵庫県知事選挙は劇的。
最後の数日間で大逆転が起こった。
そう言われている。
選挙は結果だけだから、事実は判らない。
とは言え、そうした変化は事実だろう。
その変化は嘘の情報が原因だったとしたら。
やりきれない。
今回は嘘情報をライバル倒しに利用。
どこまでが本当かは判らない。
私も嘘情報に踊らされているかも知れない。
民主主義にとって一番大切な選挙。
嘘情報だらけのSNS。
その選挙は危機にさらされる。
新聞テレビの公共情報は確度が高いのに。
SNSを信じる人々。
選挙を金儲けに利用する輩。
当選を目標としない候補者。
辞書を見れば『選挙は当選を目指しての集票過程』とある。
そして同時に『権力掌握への過程』とも。
その選挙は個人対個人の闘いが原則だった。
しかし、その形は崩壊しつつある。
私は候補者になったこともないし、なるつもりもない。
権力を持ちたいものだけが候補者になる。
権力の為には、何でもやる。
常識では理解出来ない化け物。
選挙以外の方法が必要だ。