古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
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アフリカの想い出

2024-12-11 00:48:05 | 主夫のつぶやき
同級生が亡くなった。
正確に言えば同窓生かもしれない。
中学と高校が一緒。
一度も同じクラスになった事はない。
彼と話すようになったのは10年程前のこと。
それまでは話すこともなかった。
中学の同窓会幹事を一緒にやった。
彼が幹事長で、私は事務局長。
準備のために彼の職場に何度も行った。
彼はそこそこ大きな木工加工工場の社長。
日本家屋用木材のプリ加工が専門。
工場を見せてもらった。
機械加工工場は何百も見ている。
しかし、木工工場は初めてだった。
興味本位に全ての工程を見た。
木材の加工は機械加工とはまるで違う。
ノウハウを色々教えて貰えた。
物静かな彼が笑顔で生き生きと講義。
専門家だなぁ、と思った。
昨年10月、友人の演奏会に一緒に行った。
打ち上げも一緒に参加した。
静かに飲んでいた。
今年、久々に中学の同窓会があった。
そこに彼の姿はなかった。
誰かが、彼の体調が悪いそうだと言った。
それをそれほど気にもしていなかった。
ステージ4の癌だったそうだ。
物静かに逝ったのだろうか。
まだまだ話したいことはあったのに。
残念だ。
通夜に参列するのが辛い。

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