古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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かなしいじけんをきおくしよう

2023-10-01 00:18:54 | 主夫のつぶやき
静岡県東部でおきた事件。
状況が判るほどに悲しくなる。
私より一歳年上の男性。
妻と娘を包丁で殺害し、自らも自殺した。
娘は四十歳、二十歳の時脳死状態に。
妻と二人で頻繁に病院へ通っていたそうだ。
ところが半年前妻も娘と同じ病院に入院。
娘同様意思疎通が出来なくなった。
妻の入院以降、近所付き合いが無くなった。
それ以前の夫婦の評判は非常に良い。
息子も居るようだが話は出ない。
妻だけが心の支えであったろう。
娘の事は辛くとも、妻と二人で凌いだ。
その妻が今は心を通じ得ない。
事件の前日彼は家を感慨深そうに見ていた。
楽しい生活があった家。
その家にさよならをしていたのだろう。
当日、店で二本の包丁を購入。
最初に娘を刺した。
発見された時、包丁は刺されたままだった。
妻は別の病室。
別棟の階段を重い心で登る。
妻を殺害し、自らも命を絶った。
彼の心を思うと切なくなる。
生きている目標が無くなったのだろう。
私には息子と二人の娘がいる。
二人の孫もいる。
妻も一緒に生活している。
私は、なんと恵まれているのだろう。

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