癒しの音楽家でーす! ありがとうございま~す。

(登場するストーリーは、全てリアルフォトとノンフィクションのみで綴られています)

奉納登山NO.12 名草山

2008-09-10 21:41:54 | 癒しの音楽

名草山より望む和歌浦。

 

 

いにしえには、

熊野古道・塔下王子・御所の芝から観た御行が、

日本でも一番の景勝と詠った場所!

かつて東京では、

この地を模倣した日本庭園が造られたと聞きます。

そんな素晴らしい景色だった場所。

 

 

中央のヨットハーバーの左。

この場所で、

私は以前二回「平和の祈りコンサート」をさせて戴きました。

和歌浦アートキューブです。

 

 

 

名草山頂上での奉納演奏。

 

 

すると光の導きを受け、

 

 

再び、来た山道を急いで下る。

 

 

御光が射し始め、

たぶん・ここが、

今回の最後の演奏場所。

 

 

そこは、

さっき演奏した内原神社から、

一直線上のライン上でした!

 

 

風が吹き、

八大龍王の八尾が現れ、

鳥が集まりさえずる。

 

これでいい。

そんな気が起こる。

 

 

下山の傍らに、

巨大竹の竹林が姿を現していました。

 

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奉納登山vol.12 和歌山 名草山。

2008-09-10 21:09:29 | 癒しの音楽

久々の奉納登山。

今回は、まったくもって龍神様に呼び寄せられてしまいました。

 

 

この夏の熊野・大斎原(おおゆのはら)での奉納演奏。

いくつもの貴重な出会いを戴きました。

その中でも・特に気になっていたのが、

和歌山市の内原神社の宮司さん夫妻との出会い。

その神社は私の生誕地からもそんなに遠くない場所で、

若かりし頃、一度お訪ねした事もある場所でした。

 

 

本社殿の後ろには、こんな枝振りの木の杜があり、

その後ろには名草山がそびえる。

 

 

こんなに存在感のある楠も・

 

 

そこは、龍の山でした。

その祭神・名草彦命とは、

神の言葉を伝えるシャーマン的な支配者。

人間と神さんとの中を取り持ったとされ、

いわゆる・御神託ってやつ。

 

しかもこの社に八大龍王大神が祀られているとお聞きする。

 

 

和歌山の神社には珍しく、

能舞台?もしくは神楽を舞ったと思われる舞台を配する。

今回の熊野の催し実現に至るに、

多大な影響力を及ぼした事をお聞きしていました。

 

少しだけはずれていますが、

かつては熊野古道の要所だったのかもしれません。

 

 

 

いつもの様に何のアポなしの訪問に、

あたりまえのように、宮司さん夫妻はお留守でしたので、

すみません・・・

勝手に舞台に上がらせて戴いての奉納演奏をさせてもらいました。

 

 

生きていると、不思議な事はあるものです。

 

奉納登山シリーズでは、

今までも何回も不思議な体験をしましたが・

今回のがNO.1でした!

 

 

ばったりと・

そこで、

今回の大斎原の催しの発起人に出会う!

 

「今回の催しの日にちを決めたこの社を、

松尾さんに紹介しろって事だったんですね。」

 

白浜から来られたその方も、偶然の再会に驚きながら仰っていました。

 

 

訳・解りにくいですが、

 

とにかく・私達には、

ありえないことが起こっていたのです。

 

今・この社には日本中より色んな方が集まって来ていると聞きます。

車が入れる様に、近々路も広くなる様です。

またまた・今回も、

岩戸開きの奉納演奏だったのかも、しれません。

数年後には立派な社が現れるのでしょうね。

 

 

 

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♪新潟のコンサートのご案内です!

2008-09-09 15:39:33 | 癒しの音楽

2008.9.15()松尾泰伸 Healing Piano Concert

 

新潟周辺の皆様!

熊野 和の聖地 大斎原(おおゆのはら)で感得したエナジーの、

今だ冷め止まぬ中での松尾泰伸の新潟入り。

満月のパワーでさらに増幅されるその空間を、

どうぞ・新潟周辺の皆様!

是非御参加・御体験下さい!

 

第一部

満月の夜に贈る
“大自然・神々のパワーを取り込み、音に宿した究極の癒し”
コンサート

身体で聴く音楽、身体に効く音楽
自然治癒力を高める音霊を体感して下さい


松尾泰伸 Healing Piano Concert


日時 : 9月15日(満月/月・祝)
時間 : 開場18:00 開演18:30
料金 : 2,500円
定員 : 120名
会場 : ジョイアミーア/gioiaMia
※対象年齢:30歳以上

◇松尾泰伸氏プロフィール
1982年大阪芸術大学音楽学科作曲専攻卒業後すぐ、作曲家・演奏家として国内をはじめ、アジア・中近東・ヨーロッパを演奏旅行し各国で熱狂的支持を受ける。
日本に戻り、自己のグループ「mar-pa」でPONY CANYONよりメジャーデビュー。演奏活動はその当時のアジア進出の先駆けとなり、香港・台湾にまで及ぶ。
「mar-pa」解散後は各種メディアへの楽曲提供を積極的に行う事で自己表現力を拡大していくと同時に、その中でもヒーリングを目的としたポニーキャニオンネイチャー映像のDVD、「Virtual trip」シリーズ16タイトルの楽曲が取り分け高い評価を受け、2002年ソロアルバム「for TERRA」がリリースされる。
同年自らのレーベル「02MA RECORDS」(おつまレコード)を立ちあげ、ジャンルを越えたアーティスト達との活動を展開。2005年にはアメリカ・アリゾナ・フェニックスでチベット高僧ザチョゼ・リンポチェ氏とのコンサートをはじめ、高倉健主演チャン・イーモウ監督の話題の中国映画「単騎、千里を走る」の東京国際映画祭出展プロモーション映像「心の旅」の音楽を担当。それが好評を博し、2006年に向けての全世界同時公開が決定する。
7年に及ぶ日本を代表する桜のハイヴィジョン映像の集大成/DVD「癒しの桜」の音楽や、ポニーキャニオンの世界初のHD DVDソフトの音楽などを担当。生まれ故郷、世界遺産和歌山・高野熊野の魅力を世界に広める王子跡や神社・滝前での奉納演奏「熊野古道/音詣(おともうで)」を重ね、高野熊野の人類・世界を救う計り知れない膨大なエネルギーを音に宿し、日本全国・全世界のバランスの調整に取り組む。
その世界観は単に心地よいだけではなく、「心が落ち着く」「体調が良くなる」「不眠症に効果がある」などの声が、カイロプラクティックやヒーリング(治療)の現場より寄せられるなど、音楽の持つまだまだ秘めたる可能性の鍵を開く先駆者としても注目され始めている。
熊野の大自然のエネルギーを音で伝える「エナジーミュージックKUMANO」・人類が備え持つ「自然治癒力を高める音楽」をこの夏リリース!
2008年、熊野 和の聖地 大斎原(おおゆのはら)での【高野・熊野世界遺産登録プレ5周年記念協賛フェスタ】の作曲・演奏を担当。
最新ピアノソロアルバム「赤いルン」では、どんなに辛くても・悲しくても・本来皆が持っている喜びや優しさに気付く何かを音霊にのせ、【人は幸せになる為に生まれた】 を、音楽で唱える。
URL: http://02ma.com/
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/02ma0527/

第二部

松尾泰伸氏を囲んでの懇親パーティー

時間 : 21:00
料金 : 4,000円(ビュッフェスタイル・飲み放題付)


ジョイアミーア新潟市中央区東堀通り7 1016-1
提携駐車場/パーク600(1時間無料券発行)
TEL/025-224-2588

お問い合わせ/スターチルドレン TEL025-287-6661
 

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この神秘を感じてみてください!

2008-09-08 21:48:18 | 熊野

高野・熊野は地球を救う!

 

 

その言葉の意味が、

頭ではなく・

感じます。

 

 

霧・靄が立ち込める速度は尋常ではありません。

 

 

流れて来ると言うよりは、

突然現れる感じです。

 

 

キレイな青空の出ていた場所は、

一瞬にして、違う空間に早代わりします。

 

 

でもそれが・

私達が仮に時空を超えたどこかに迷い込んでいたとしても、

もう、どの世界が本当なのかは区別がつきません。

 

 

これが大自然の力です。

一切のものは形があるようで形はなく、

刻一刻と変化し続けているのです。

 

 

私達が・

仮に妄想を描いて解っていると思ってる事など、

なにも確かに存在せず、

 

 

私達が信じている、

その妄想により作られた架空の現実は、

大自然のチカラにより、

再び一瞬にして消滅させられます。

 

 頂上は、確かに天に一直線に登っていける様な場所でした。

私達は手をツナぎ、

円陣を組んで回りながら{神秘のダンス}をしました。

今年亡くなられたアーサー・C・クラーク氏の、

それは・【地球幼年期の終わり】のエンディングと同じ光景でした。

 

 

この高野・熊野は私達に、

 

その素晴らしさと、

そのありがたさを、

 

感じる心を思い出させます。

 

そして再び、大自然への畏敬の念が生まれる事で、

もう一度、

私達は自然の全てのものと共生ができるかも・

シレません。

 

このタイミングで生を戴いた、

今の私達に出来る、

 

これが・最後のチャンス。

 

 

 

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このサンクスチュアリを感じてみてください!

2008-09-08 21:03:26 | 癒しの音楽

玉石社。

 

 

そしてさらに奥へ、

 

よ~く観てください!

鳥居の左柱と杉の木が・・・

杉の後ろにないといけない鳥居左が・

杉の前に出て来ています。

しかも・杉に隠れた上部は、

ちゃんと欠けています。

訳がわかりません。

時空が歪んでいます。

 

 

急な坂道を登る。

 

 

いくつもの鳥居を潜り、

さらに登る。

 

 

すると・

 

 

杉並木の中に現れる玉石社。 

 

 

ここの歴史は遥かに古い。

 

 

浮船が自由に飛んでいた頃の遺物。

 

私の友人なんかは・

「私は、ここから来た・・」

と言う人もいる様な・?

不思議な場所である。

 

 

そしてこの「三ッ石」は、

私が最初に訪れた頃には、

まだちゃんと祀られていなかった遺構。

 

 

今はちゃんと木の柵で囲まれている。

誰が・どんな目的で使った事か。

 

 

天とツナガルと言われている頂上に向う。

すると・

急速に立ち込めてくる、

靄(もや)。

 

 

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このエナジーを感じてみてください!

2008-09-08 14:15:39 | 熊野

樹齢3000年の神代杉!

 

 

山々や木々からパワーを戴き、参道を歩く。

 

いつの時代にか沈んだと言われているムー大陸の、

北端・リムランド!

今の大陸から観れば、環太平洋。

バリも・沖縄も・熊野も、その場所に位置する。

太平洋に突き出た、日本の中でも大きすぎるこの半島に、

その文明のキオクが残る。

痕跡を感じる。

 

 

日本が世界地図の雛形と考えると、

紀伊半島はインド半島と考えられ、

そしてこの玉置山は、チョモランマ。

この玉置山も、地殻変動により遥か深海より隆起、

以前は深い海の底、その海底火山の溶岩によって形成される。

 

参道を通り抜けると

 

 

こんな山のてっぺんに、

突然、厳かな社が現れる!

 

 熊野三山の奥宮、

玉置神社。

 

存在自体が奇跡。

 

 

その本殿真裏にあるのがこの杉の翁で、

ここのエナジーは半端じゃない!

何度来てもここでは不思議な事が起こる。

 

 

以前は、風もないのに、

一本の葉っぱだけが物凄い勢いでグリングリン廻っていたり、

 

 

腰が立たなくなったり。

 

 

今回は、

あの・時空を超えた時特有の、

周辺の環境が、突然ドーム状になり、

風も・音も、

一切のものが止まる。

 

 

音が消える。

 

 

今となっては、

たぶん・紀伊半島一の杉の巨木。

(比較対象がないのでこの巨大さが伝わりにくいと思われますが。)

 

 

昔は半島自体がこの様な原生林で覆われ、

その頃の大自然のパワーは、

想像を絶するものだったのでしょうね。

たぶん、誰もが眼に観得ないものの存在を、

有無を問わず、感じざるを得ない状況にあった事でしょう。

 

 

まだ他にも点在する巨木。

夫婦杉。

 

 

常立杉。

 

 

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湯の峰温泉のつぼ湯。

2008-09-05 23:19:46 | 熊野

湯峯王子。 

 

 

1800年前に発見された日本最古の温泉と言われ、

熊野詣の人々の湯垢離場として栄え、

今も全て天然温泉掛け流し。

今回はこの温泉に10連チャン!

もちろん今までの最長記録でした。

 

 

特にこのつぼ湯は、

小栗判官が再生したと伝えられ、

私は、日本一の泉質を誇ると思う。

 

 

近くには90℃近い温の源泉が湧出する「湯筒」。

 

 

ここで温泉卵をゆでる。

これまでの勤行に比べると、

なんと平和な朝か!

 

 

そこから流れる湯の花の川。

 

 

太陽の光を反射していました。

 

 

本宮大社お礼参り。

その帰り、

また・たまたま、この階段で宮司様にお会いする事が出来、

今回の御礼を。

そして「KUMANO」のCDを束で奉納させて戴く。

宮司様とは今まで一度もアポをとった事がなく、

本当に本宮は私にとって不思議な場所である。

 

熊野大権現様!

とにかく大変お世話になりました。

ありがとうございました。

 

 

さあ、

残るは最後、

熊野三山の奥宮

いざ!

玉置神社。

 

 

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熊野川幻影。

2008-09-04 21:02:12 | 癒しの音楽

一遍上人の熊野成道の後を追って、

熊野三山を巡る事も出来、

これで遂に満願!

 

熊野川を遡り本宮に戻る。

 

 

すると・

巨大な龍が現れる!

熊野川を横切り、

頭はすでに山影に。

 

 

熊野幻影。

 

なんと・

素晴らしいこの目の前で繰り広げられている、

刻一刻と変化する熊野川の景色に、

言葉をなくす。

 

 

私の写真の腕が上達したのではないか・

と・言う錯覚にも陥る。(笑)

 

 

それは、様々な表情を展開する。

 

 

こんなに優く、

そして・

荒ぶるが交錯するのが熊野。

 

熊野大権現も・龍神も・スサノオも・

その自分の膨大なエナジーを、

コントロールする事が出来ないところが、

かわいい所であり、

 

私達・人類にとっては、

 

最も畏れを抱く、

大自然の脅威でもある。

 

 

(この9月より、本格的な世の中の大きな変化が訪れると言われています。

今朝、こらえ切れないほどの右耳の痛みを感じ、

その右耳に、

初めて今まで聴いた事のない様なメッセージを受けました。

地球は暖かくなります。

風は強くなります。

雨は多くなります。

「こんな事が起こる時にこそ、それと対極のバランスをとるための癒しの力を発する演奏をしなさい!」

大きな地震発生の、少しでもそれが和らぐを、

心より祈ります。)

 

 

 

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新宮 熊野大権現 速玉大社。

2008-09-03 21:48:57 | 熊野

熊野権現は、

一番最初にここに降りたと伝えられる。

 

 

 

この急な石段を、

2月の「お灯祭り」に若人達が駆け下りる。

 

 

垂直に切り立った、

よじ登らなければ登れない様なこの階段を、

松明を掲げて龍の如く駆け下りるのである。

 

死者が出る事も珍しくない。

 

 

 

新宮の聖地・

ごとびき岩。

 

 

カエルに似ているとして付けられた名前。

 

 

イザナギ(男神)・

 

イザナミ(女神)?

 

 

ほと・

私はやはり女神のエネルギーを感じる。

これですものね。

 

今にも下界に崩れ落ちそうな巨石に、

要岩がまたもや支えている姿を観て、

誰が・これを造作したのか妄想は膨らむ。

 

 

「ごとびき岩」の上から望む新宮市街地。

 

 

こんな見晴らしの良い場所に、

神様は降りる。

 

 

「お灯祭り」では、

このエリアに隔離された多くの者がゲートが放たれたと同時に石段を駆け下り、

今も神性を護る。

 

 

その石段を、沢蟹が駆け下りて行きました。

 

 

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二年半の時を経て。

2008-09-02 23:08:46 | 熊野

この景色は・

今までどれ位の時空を超えて来たことでしょう。

 

再び奉納演奏をした場所へ。

 

 

那智山熊野権現に向かう石段。

熊野古道の代表的な景色。

 

 

途中、

那智の火祭りが行われる時の聖地。

 

 

ここに辿り着くのは久々でした。

 

 

 

境内の大楠。

 

 

その胎内くぐり。

すぐ隣には青岸渡寺。

 

 

 

2年半前にここより那智の瀧に向けて奉納演奏させて戴いた時には、

晴れにも関わらず突風が吹き、

瀧は左右に振り子の様に振れ、

ずっと虹が架かっていました。

 

今日は一直線に。

 

 

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さらに旅は続く。【熊野三山 那智山熊野権現】

2008-09-02 23:00:47 | 熊野

 一遍さんの足跡を追って、熊野川を下る。

 

 

今日からは、

あの過酷な、民宿・旧本宮小学校を脱出!

今回の総合プロデューサー安井氏の小栗屋さんにお世話になる事に。

 

 

翌朝、

大斎原のリハにも観に来てくれていた鳶が出迎えてくれる。

 

まず最初に訪れた、

ここは七越峰。

鳶の彼とは、

昨年ここで音を出した時からの友達。

 

 

ここからの本宮町は、やはり絶景!

 

 

昨晩の演奏終了後、

天上を見上げた大鳥井を、今日は天上から見下ろす。

 

 

熊野の山々が、目線より下に広がる。

 

 

場所は変わり、

さらに一遍さんを追って熊野川を下り、

再び鼻白の瀧へ。

 

 

瀧口の上空に現れる虹の輪。

 

 

さらに場所は変わり、

一遍さんは、まず新宮を訪れたが、

私達は、まぐろ食いたさにまず勝浦へ。

何かとこのご時世、

論議の対象になっている開通間もない新宮~勝浦道路を通り、

新宮から一瞬にして勝浦へ。

確かに・このルートで勝浦にまぐろ食いに行くには驚く程速い。

 

 

漁港では、ボラが魚食ってました。

 

 

勝浦と言えば弁天島!

久々に訪れました。

 

 ここがまさに、

我・熊野権現への奉納演奏の原点。

 

 

ちょうど20年前・

「日本文化デザイン会議’88熊野」で、

私が初めて熊野で音を出した場所。

この鳥居の前に舞台が作られ、

1000人以上の人が、人工の吊橋でこの無人島に渡りました。

そしてその前の平らな岩場に作られた桟敷は、

台風の荒波に流され、

逃げ惑う観客の光景が今も脳裏に焼き付いています。

 

 

那智の山々にも、

多大なるパワーを感じます。

原生林を残す場所には、畏れをも感じます。

時空の蓄積のパワーでしょうか。

 

 

那智の瀧の入り口。

 

 

ここにも今も原生林が残る。

 

 

 

瀧の音が聴こえてくる。

 

 

人は・

未知なるものと、

人智を超えた遥かにでかいスケールのものに対して、

今もそれを畏れ・祀る。

これぞ・

宇宙の真理システムに対する、

失われた人類の記憶の微かな現れ・。

 

 

 

何度観ても、

この熊野権現の造作物は、

とてつもなくでかく、完璧!

 

 

他の星の風景だとしても納得のいく様な出来上がりで、

この風景が、あたりまえと思い麻痺している者がいるならば、

汚れた都市とこの風景との違いを知らしめる為に大自然は人類を一掃する。

 

 

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【演劇 一遍聖絵物語】紫の紫雲。

2008-09-01 20:57:27 | 癒しの音楽

 

かつて一遍上人がこの大斎原(おおゆのはら)で、

熊野権現より御神託を戴き、

悟りを開かれ成道(じょうどう)された時に、

紫の紫雲が現れたと史実には記されています。 

 

 

この日もその・

紫雲が現れるのではないかと言うお話をお聞きしていました。

 

なんとまた・

それらしき物が現れ、

びっくり!

 

それは、本宮町の大斎原の東の空に浮かび上がっていました。

 

一遍さんには、

至る所で彩雲(いろどりぐも)がつきまとったと言う史実も存在します。

でも一遍さんは、

そんな不思議現象を、

一切疎外したと言う事でした。

 

とにかく私は、

その紫雲の正体を突き止めようと、

その光の出所を追って、大斎原の闇の中を。

 

 

そこに現れたのは、

大斎原の大鳥居へのサーチライトでした。 

 

 

紫の光は、日本最大の鳥居を照らし、

 

 

 

 それが、天に向かって大きな影を投影しているのを観た時、

 

 

普段はこの時簡に照らされている事のない照明に、

今日のこの日のこの為の不思議を感じる。

 

 

祭りの後。

誰もいなくなった大斎原に、

誰もいない舞台がひっそりと照らし出される。

 

終わりは・

またまた新たな始まりの始まり。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

お別れ。

みんなには、さぞかし・

最後の最後まで、訳の解らない先生だった事でしょう。 

 

おしまい。

 

 

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【演劇 一遍聖絵物語】

2008-09-01 18:17:42 | 癒しの音楽

2008(C)Masanori Hirachi

 

熊野本宮大社 和の聖地 大斎原(おおゆのはら)奉納演奏。

 

【高野・熊野世界遺産登録プレ5周年記念協賛フェスタ】

8月23日、第2部 。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

本社殿前での世界遺産奉告祭より丸4年、 

我、超コンパクトセットが大斎原の石の祠に向かう。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

そして、今回の主役、

大斎原(おおゆのはら)の一遍上人の、
 
「南無阿弥陀仏」の名号碑に向けての奉納演奏。
 
 
 
 
 
いよいよあたりは薄暗くなり、
 
後は開始の本宮大社よりお借りした太鼓の音を待つばかり。
 
 
 
 
 

あおまつむしが「ガシャ・ガシャ・」と大声で鳴き始める。

もうこれで雨の心配もなく。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

続々と観客が押し寄せる。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

当局の発表では約800人!

これは受付の数字で、

私には、1000人位は来て戴いてた様な気が・。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

そして・ 開演!

遂に、

この時が訪れる。

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

大半が薄明かりの中での演奏。

 

舞台の上では、

今までの中でも、最高の芝居が繰り広げられていました。

 

 

 

 

(本編・はしょります)

 

 

 

 

 

2008(C)Masanori Hirachi

 

グランドフィナーレ・大団円!

 

小学生・中学生・高校生、

そして・一般の方、

さらに・スタッフ、

私も・

 

この10日間、

過酷な環境の中、みんながんばりました!  

 

 

鳴り止まぬ拍手!

「高野・熊野の詩」 合唱!

涙されている方も・・。 

 

 

全てが・

 

ここに・

 

終わる。

 

 

 

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