くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

新緑

2017-05-19 23:29:41 | 釣行記


新緑が眩しいこの季節。



新作ルアーのテスト……というより、実戦で試したくて幾つかの河川を廻ってきました。

いままで入ったことのない小渓流へ初挑戦。


時刻はPM2時




開始から2分ぐらい。
アップでキャスト。
するといきなりヒット。

浅瀬へ直ランディング。




先日完成したばかりの蛍光イエローの目玉ルアー。食べる気満々で回り込んでベリーフックをガブリ。

嬉しい限り(T^T)




とりあえず一安心。魚にも落ち着いてもらい、記念撮影をしておいてからリリース

8寸ほどのイワナ




その後もすぐに、ポポーンと立て続けに2匹ほど同サイズのイワナが釣れたので




「これは、
もしかして爆釣コースかぁ、今日は⤴」



…………と、テンションMAXになりかけた時に







『こんにちはー!』






……………と、すぐ上流から釣り人が二人も降りてきた💧







私も「こんにちはー」……と挨拶は返したものの、気分は複雑( ̄▽ ̄;)
(まぁ、これは釣り人ならば分かると思うけど。)








ハイ撤収wwwwwwwww






あ、因みに新作ルアーの出来はまずまずでした。
ヒラヒラとしながらテールからゆっくりと沈む感じの5cm
それとアクションは控え目だけどプルプルとした動きの4.5cm

アップストリームに特化させて作ったつもりでしたが、意外とダウンでも浮き上がらずに耐えてくれました。




タックルデータ
ロッド:天龍 レイズ53UL
リール:Abu カーディナル3BP

ラインPE0.8号
リーダー:フロロ5lb

ルアー:ハンドメイド50S 3.5g
ハンドメイド45S 3.0g






新作

2017-05-17 17:30:49 | ハンドメイドルアー
ウェイト位置、リップ形状、リップ角度を変更し、アップストリームに特化した仕様に仕上げてみました。



カラーはD-コンのTSレーザーをイメージして塗装


テストではほぼ水平フォールのシンキング





フックとスプリットリング込みで
45mm 3.0g
50mm 3.5g



蛍光イエローのアイが気に入っています



ヤマメ谷へ

2017-05-15 19:54:02 | 釣行記
年に一度は必ず訪ねる場所がある。




そこは稚魚、成魚放流など一切ない山奥。




下流には魚道の整備などされていない砂防ダムがあるため、遡上する個体などもない。




いつからなのかは想像できないけれど、大昔からその姿を変えることなく生き延びてきているヤマメの生息している谷




一年に数回訪れた年もあったが、夏から秋にかけては渇水し、水が流れることもなく釣りにはならない。
かといって雨が降ったりすると鉄砲水などの恐れもあり、むやみに入渓することはできない。





そんな場所。





細々と………しかし枯れることなく受け継がれてきた命がそこにはある。







獣避けの柵を開け渓谷へ入る





ゲートから数分で砂防ダムに到着






ここで着替えをし、後はひたすら徒歩。
一雨来そうな怪しい空色だった


黙々と緩やかな登りをひたすら歩く
すでにスマホは圏外



20分ほど歩くとまた小さい砂防ダム。
ここから気配をなるべく消して歩く。






慎重に、なるべく遠くから、ファーストキャスト。
着水と同時にゆっくりリトリーブ。



すると2匹のチェイス。




しかしバイトには至らず(>_<)
ゆっくりと引き返していった。








もう一度
……………
……………





するとプルプルとした当たり。


慎重に寄せてランディング。


決して大きくはないけど、キレイなヤマメ







フゥ💨




せっかくこの場所までわざわざ来てもボウズで帰ることも多いので今日は一安心。
リリース時に水が冷たく感じたので計ってみると9℃だった。気温は過ごしやすく18℃
心地いい






ここから先は流れも非常に少なく、ポイントとなる場所もほとんど無い。



シダの群生、もう半月ぐらい早ければ良かったかな。





ポイントは少ないけれど、森林浴しながら、ただ黙々と歩く。

時折獣の気配を感じるけれど、あまり気にせずにただ黙々と歩く。

小さい水溜まり程度のポイントを素通りすると「ササッ」と魚影が走ったりする。







そして………ガレ場と岩盤が続く細い流れの中を約40分ぐらい歩いただろうか…





今日の目的の場所へ到着




滝坪付近は幅50㎝ほど
水深は意外とあり、2mぐらい。




ここまで、この場所の為に歩いてきてミスキャストはできない…………
蜘蛛の糸が絡んだリーダーを切ってからリーダーを結び直した。
そして
慎重にキャスト。



滝坪の右側奥にルアーが着水。
2~3秒ほどフォールさせ、ゆっくりリトリーブ。




狭い範囲の中、なんとかルアーをヒラ打ちさせてみると後ろに魚影が


その瞬間にロッドを通して伝わるバイト。





そのままピックアップ。



またもやレギュラーサイズながら、浅瀬に寄せてホッと一息。





これが見たかった。

この無骨なヤマメ

歪(イビツ)なパーマーク





サイズは7寸程度だろう。


でも、



一昨年見た姿とまったく変わりのないヤマメに、暫く時間を忘れ見とれていた。

決してキレイな魚体ではない。けれどこの無骨さからは、太古の昔からずっと受け継がれてきたような野生的な魅力を感じる。











次はいつ来るのか分からないけれど、いつまでも変わらぬ姿でいてほしい。
ヤマメ谷のネイティブ君。






また来るからね。







タックルデータ
ロッド:イトウクラフト エキスパートカスタムEXC510ULX
リール:Abu カーディナル3

ライン:PE0.8号
リーダー:フロロ5lb

ルアー:イトウクラフト蝦夷50S 1st TypeⅡ
蝦夷50S TypeⅡ


































憂うつ

2017-05-10 23:58:17 | 日記


自宅近くのスーパーへ買い出しに出掛けた。

入口近くにいっぱい売られていた色鮮やかなカーネーションの鉢植えが目についた。






もうすぐ母の日か。


なんとなく気まずいままだな、オフクロと。






…………
…………
…………



先月勤め始めた会社をすぐに辞めてしまったことは敢えて言う必要もないと思っていたので、母には伝えてはいなかった。



退職してから数日後………

突然母とオッサンが二人で私のアパートにやってきた。どうやら二人でカラオケと食事へ行ってきたらしく、二人とも上機嫌だった。

「来るんだったら前もって連絡ぐらいしろよな。」

……と少し不機嫌に私は出迎えたが、二人は気にせずにズカズカと上がり込んできたので、仕方なくお茶の用意をした。

少し母とオッサンの世間話を聞ききながら母から

「仕事はどう?」

………と恐れていた一言が発せられた。










「実はオフクロ、オレ○○株式会社辞めたよ。試用期間中だったけれど、自分の先々の事を考えたら不安な会社だったから。」

……と告げると、それまで上機嫌だったオフクロの顔は急変。それまではベラベラと喋っていたが、私の一言で押し黙り下を向いたまま、一言もしゃべらなくなってしまった。

あまりに急にお通夜のような状態になってしまったので、必要以上に心配してほしくなかった私は



「また次探すからさ、そんなに心配すんなよ。」

………と話してみたが、母の顔色は曇ったままだった。


そして母はボソッと

「あー、来なきゃよかった…………
アパート寄るんじゃなかった………」

………と泣きそうな顔をしながら一言。



まぁ、母にしてみたら去年の入院から心配し続けている息子が再就職できてホッとしていたことだろう。
そこへきて「辞めた」……と急に聞けばショックも大きかったことだと思う。

だが、私は事実を隠すことなく伝えておきたかった。これ以上嘘をつきたくはなかった。

これは配慮に欠けたことだったのだろうか?
ある程度、次の就職先が決まるまでは黙っておいたほうがよかったのだろうか?

隣にいたオッサンが「頑張るって言ってるんだから、大丈夫だよ。」……と母の肩を叩きながらフォローしてくれたが、母の顔色が晴れることはなく、オッサンと母は私のアパートを後にした。










次の日……
母からメールがあった。


「もうオマエの好きなように生きていきなさい。お母さんは影から応援しているから」


……みたいな内容だった。
(星明子か(-_-)💧)




『オレ、頑張るよ!』………と言うだけならば誰にでも言える。

しかしそう簡単に次の就職先が見つかるとは限らない。

「なんかこれって………
そんな心配しているであろう母の為にオレは就職するのか?


自分自身の為じゃないのか?」

……………と、ここ数日間モヤモヤした思いが続いている。。。



「相手の為にすべきこと、自分の為にすべきこと」


………って、なんなんだろう。。。
















里川へ(下流域)

2017-05-09 17:03:10 | 釣行記
GW明け。
連休中もさほど天候の崩れもなかったので、この前行った里川の下流域が気になったので少しだけ行ってみることに。


田んぼに水を張るこの時期。

下流へ行けば行くほど減水しているのでは?
………と、少し心配だったけれど、水量はさほど変わりはなかった。






この場所を訪れたのも約2年ぶり………




2年前には生い茂っていたアカシヤの木も一斉に伐採されていた。



遡行するには楽だけれど、これでは魚も隠れる場所がなくなっちゃうな………


様子をみながら若干水深のありそうな流れのよれを見つけながら、アップクロスで探っていくと8寸ほどのヤマメが出てくれた。

きっと放流物だろう。だがやっぱし釣れれば嬉しい。

気温は24℃
水温は12℃






この日気になったのは下流へ行けば行くほどゴミ(ペットボトル、缶、農業用のマルチ、etc.…)の量が多くなり、水質もこの前行った上流域と比べると、汚れているように見えた。
悲しいことです。



一人一人のマナー、モラルのあり方を川を歩いていて感じさせられました。







タックルデータ
ロッド:天龍レイズ53ul
リール:Abu カーディナル3

ライン:PE0.8号
リーダー:フロロ5lb

ルアー:ハンドメイド50S4.0g
スミスD-コンパクト