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夏休みの宿題

https://blog.goo.ne.jp/0345525onodera/e/af30f80e239253dd644001850325b76f

http://web.archive.org/web/20170502101512/http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/1008.html

「夏休みの宿題」 
 
あるイタリア人教師の出した、夏休みの宿題が素晴らしい。さあコンピューターから離れよう。

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https://www.huffingtonpost.jp/2015/06/19/italian-teacher-summer-home-work_n_7618624.html

管理人がイタリア人の先生と仮定してもうひとつ大事なことを伝えたい~それは

『ヤーウエと蛇の遭遇の後に起こるアダムとイブの追放は,人間の堕落にほかならず,新約聖書におけるキリストの受難は人間の救済にほかならない。どの場合も物語りは完全な陰の状態からはじまる。ファウストは知識において完全であり,ヨブは善行と幸運において完全であり,アダムとイブは罪のなさと安楽さにおいて完全である。しかし,陰から陽に移行させる場合,もう一人の役者が必要になる。苦悩や不安や恐怖や反感を注入する敵を登場させなければならない。』.....つまり君たちが成人するまでまた成人してからも君たちを不愉快にさせるいろいろな出来事が必ず起きてきます。苦悩や不安や反感が君たちを襲ってくるでしょう。それは君たちが生きていく上で避けられないものであるしそれによって君たち自身の内面に情熱が生まれたり人にたいする思いやりの気持ちが芽生えてくるのです。君たちの邪魔をする蛇は実は神が与える試練なのです。ですから君たちはこれらを乗り越え日々強くなりそういうことを知らないでくじけている友を救ってくれるように希望する......。

関連記事:蛇の誘惑

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/997.html

それと時間があればトルストイの復活を読むこと~特に59章を

トルストイ復活第59章

世間に最も広く流布されている迷信の一つは,人間というものはそれぞれ固有の性質を持っているものだということである。すなわち、善人とか,悪人とか,愚者とか,精力的な者とか,無気力な者とかに分かれて存在しているという考え方である。

 だが,人間とはそのようなものではない。ただわれわれはある個人について,あの男は悪人でいるときよりも善人でいるときのほうが多いとか,馬鹿でいるときよりもかしこいときのほうが多いとか,無気力でいるときより精力的であるときのほうが多いとか,あるいはその逆のことがいえるだけである。

 かりにわれわれがある個人について,あれは善人だとか利口だといい,別の個人のことを,あれは悪人だとか馬鹿だとかいうならば,それは誤りである。それなのに,われわれはいつもこんなふうに人間を区別しているが,これは公平を欠くことである。

 人間というものは河のようなものであって,どんな河でも水には変りがなく,どこへ行っても同じだが,それぞれの河は狭かったり,流れが速かったり,広かったり,静かだったり,冷たかったり,濁っていたり,暖かだったりするのだ。

 人間もそれと全く同じ事であり,各人は人間性のあらゆる萌芽を自分の中に持っているのであるが,あるときはその一部が,またあるときは他の性質が外面に現れることになる。そのために,人々はしばしばまるっきり別人のように見えるけれども,実際には,相変わらず同一人なのである~人間とはこういう生き物だから人を裁いてはいけません。また管理人は例えば上級生にたいしては試験問題をあらかじめ知らせます。そして以下のような問題を提示します

『神の超越性は個人の内面にあるのか』倫理的に説明せよ....とか。これは小学校の高学年でも構わない。それによって暗記ではなく思考する習慣を身につけさせる。フランスなどではロジックで解決できないと敗者になりますので単なる暗記という知識のコントロールは国としてさせていないのです。

答えは~例えば

大学生には.....................神の超越性は個人の内面にあり という命題に対して君の意見を考えなさい (などという宿題はまず出ませんが)記事はスクロールダウン
 
https://megalodon.jp/2009-0318-0304-50/angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/299.html

併せてお読みください~森と曼荼羅

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/9.html

あるイタリア人教師の出した、夏休みの宿題が素晴らしい。さあコンピューターから離れよう。

The Huffington Post | 執筆者: Rebecca Klein & Adele Sarno

投稿日: 2015年06月19日 17時05分 JST 更新: 5時間前

イタリア北東部、アドリア海沿岸にある小さな町フェルモにある、ドン・ボスコ ハイスクール。この学校の教師チェーザレ・カタさんが出した夏休みの宿題リストが今、口コミでイタリア中に広がっている。

カタさんは、生徒たちに必修の課題図書を伝える代わりに、素晴らしい人生を歩むために15の宿題を課した。それは、この先、数カ月の間で、「素晴らしい日の出を見る時間をとること」「将来について夢を描くこと」、そして「本を読むこと」だった。なかでも読書は、“もっと素晴らしい反抗の手段”だという。

ハフポスト・イタリア版がカタさんにメールでインタビューしたところ、彼は自分の指導法は、2014年8月に亡くなったアメリカの人気俳優ロビン・ウイリアムズさんが、1989年に映画『いまを生きる』で演じた人物を手本にしていると語った。「生徒は、文学や哲学、文法といったものを、自分らしさを考える手段とすることがあります」とカタさんは答えた。「夏の輝きは、とくに思春期の生徒たちにとって、すごく精神的によい影響があると思います」

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『朝起きたら、

太陽の光と、おまえの命と、おまえの力とに、

感謝することだ。

どうして感謝するのか、その理由がわからないとしたら、

それは、おまえ自身の中に、罪がとぐろを巻いている証拠だ』

ショーニー族の首長、テクムセ(1768-1813)の言葉』


カタさんが生徒たちに出した夏休みの課題

以下が、カタさんFacebookページに載せたものだ。

1.ときどき、朝ひとりきりで海辺に散歩にでかけること。
日の光が水面に反射する様子を眺めて、自分が人生で最も愛する物事について考えよう。幸せになるんだ。

2.今年、一緒に学んだ新しい言葉をいくつかを使ってみること。
伝えられる言葉が多くなるほど、考えられることも多くなる。そして考えられることが多くなるほど、君はより自由になるよ。

3.できる限り多くの本を読むこと。
でも、読まなければならないからではないよ。夏は、冒険心や夢を駆り立ててくれるから読むんだ。本を開けば、君たちは空中を飛ぶツバメのような気分になるだろう。読書は、“もっと素晴らしい反抗の手段”だ。どの本を読むべきかアドバイスが欲しければ、私のところに来るように。

4.君をネガティブな気分にさせたり、空虚な気持ちに感じさせるような物事や状況、人々を避けること。
興味をかき立てる状況を見つけよう。君を理解し、励まし、ありのまま良さを認めてくれる友だちとの交流を探し求めよう。

5.もし悲しくなったり、恐れを感じたりしても、心配しないこと。
夏は――どんな素晴らしいことでも時にそうなるが―心がかき乱されることもある。自分の気持ちを理解する手段として、日記を書いてみるといいだろう(9月に、よかったら一緒に読んでみよう)。

6.踊ろう、恥かしがらずに。
近所のダンスフロアでも、自分の部屋でひとり踊ってもいい。夏はダンスだ。踊らないなんてばかげている。

7.少なくとも一度は、日の出を見ること。
静かに目を閉じて、深呼吸しよう。目を閉じて、感謝の気持ちを持とう。

8.たくさんスポーツすること。

9.素敵だなと思う人に出会ったら、できるかぎり、心から、丁寧に、その人に伝えること。
もしその人が理解できなくたって、どうってことはない。わからなくても、その人にとって大きな問題ではありません。そうすれば、2015年の、この輝く夏を、ともに過ごせるだろう(もし上手くいかなかったら、リストの8番へ戻ること)。

10.授業のノートを復習すること。
授業で学んだりことと、実際に自分に起こったことを比べてみよう。

11.太陽の光のように、幸せになること。
海のように扱いにくいヤツとなること。

12.罵らないこと。
常に行儀良く、親切であること。

13.悲しい物語の映画を観ること(できれば英語で)。
言語のスキルと、夢見る才能を高めることになるよ。クレジットを観終えた瞬間に、映画を終わらせてしまわないように、自分の人生でも実践してみよう。この夏に体験してみよう。

14.きらめく太陽を感じながら、もしくは暑い夜のひとときに、「自分の人生がどうしたいのか」また「どうあるべきか」夢を描こう。
諦めることのないように、夏の間は自分ができる全てのことをやろう。自分の夢を追い求めるために。

15.良い人であること。

6月初めにイタリア マルケ州ポルト・サン・ジョルジョビーチにて。写真はチェーザレ・カタの厚意による。

――何にインスピレーションを受けて、このリストを作ったのか?

カタは33歳で、7年間教師をしている。この15の宿題は、夏がもつ“魔法”から生まれたという。「私自身も、夏にインスピレーションを受けてきました。夏は特別で、魔法のような時間です。夏は、学校で学んだことが、私たち日常に深く関係していることを、より深く理解する手助けをしてくれます」と語った。

――カタさんはどのように夏を過ごしたか?

「学生だった頃の夏を、完璧に覚えています。数年前のことした。スポーツや水泳、恋愛関係、ダンス、夢といったものに満ちていました」とカタさんはハフポストに語った。彼はまた、本を読むことが重要な役割を担ったことも覚えている。「これまで夏に読んだ本は、来るべき日々を明るく照らしました。そして、愛する人や親しい人々、喜び、そして今後立ち向かう課題に、新たな鍵を与えてくれました。
その時期に、文学や芸術への関心が生まれたのです。それは今でも決して衰えていません」

カタ カンポフィローネ、イタリアにて 2014年6月。

カタさんのリストで、生徒たちに「一緒に学んだ、新しく学んだ言葉を使ってみること」をすすめている。新しい言葉には、以下のようなものがある。

1.Philosophy(love of wisdom)哲学(知恵を愛すること)
2.Agape(mystic love)神の愛(神秘的な愛)
3.Unconscious 無意識
4.Nostalgia 郷愁
5.Ontological 存在論
6.Nihilism 虚無主義
7.Solipsism 独在論
8.Hermeneutics 解釈学
9.Humanities 人文科学
10.Absurdism 不条理主義

カタはまた、映画を見ることも勧めている。彼のお気に入りは、『ティファニーで朝食を』、『サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方』、『君に読む物語』、『ワン・デイ』、『マディソン郡の橋』、『永遠の愛に生きて』だ
カタさんも、この夏、大きな計画をしている。初めての小説を書こうとしているのだ。フェスティバル用のシェークスピア劇を5作品、自身が監督を務めるという。多数の随筆も仕上げる。だが、自発性を残す余地も残すつもりでいる。

「夏は、何か予期せぬもの、また私たちの計画能力を超えたものが存在すると思います」とカタさんは述べた。「細かく全てを計画するのは好きではなく、夏の黄金の地平線が示してくれるでものを待つのが好きです」

この投稿は当初、ハフポスト・イタリア版に掲載された。現在、英語に翻訳され各国に展開されている。


 
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