テリヤとミニチュアダックスフンドとの雑種でやっぱ足が短いなあ~。子どもと海で遊んでおばちゃんに会いました。三歳,おす。なまえ:リリーちゃん。おばちゃんは以前に甲斐犬を飼っていたのでマー君への理解がふかい。
今日はシャワーをたっぷりとあびて仲良くお昼ねタイム。お外はさらさらと太陽がふりそそぐ。
いつもの時間,いつものところであそんだよ♪
マー君がウンコするとこここ三日ほどみてないけどちゃんとどっかでしてるんだろな(主人:汗)
スー君兄貴をいじめちゃあだめじゃないか!!
ぜんそくりょくで走ったのであ~つかれた。
さてスー君は今いずこに?
兄貴の世話もつかれるよ!!
あれっ?あっちに子どもがいるな!
遊ぶのはマー君にまかせて僕は省エネだな。
スー君はずっとみているんだけどさ,最近の子どもは顔の表情がまったくないなあ。宇宙人みたいだよ。
ぼうや,もう僕たちかえるじかんだからかえるよ。
そんなことで今日も平和に時間がすぎてゆきました。ご主人はちょっと疲れたのかよる8時に寝ちゃいましたよ。ご主人は寝る前に僕たちに一般的な歴史をお勉強しなさいといっていました。また教養とは学歴とはまったく関係がなく自分を振り返り自分をかえてゆくことだよ,ともいっていました。自分が変われば世界観も変わるってことだな,きっと。でもね,君たちは変わる必要がないんだよっていってくれましたよ(喜)。
じゃあ~ね!!
PS:今日散歩の途中でご主人からこんな話をきいてとっても参考になったよ!
老人がイヌ鷲の巣を見つけたのは,山陰にまだ少し残雪のある頃だった。巣の中から,雛鳥の嘴が見えた時,老人は全身が熱くなって,望遠鏡を持つ手が震えた。
巣には二羽がいた。一羽はすでに死んでいた。親鳥は今日も巣には帰らない。老人が手を差し伸べると小さな嘴で指を突いた。その痛みは雛にとっても彼にとっても生きている証であった。
その夜から,老夫婦は消えかかった命の灯火(ともしび)を燃やし続けた。カムイと名付けられた雛鳥にとって,一刻一刻が命をかけた闘いであった。カムイの命をともし続けること,それがふたりにとって喜びであり生きる糧であった。老人は決断を迫られた。野生を野生に返す事。しかしひとたび野生となったカムイは,カムイではなくイヌ鷲になるのだから。
老夫婦の家から二キロほど離れた家で,小学校三年生の男の子が目を赤くしていた。前日,近くの神社の境内で傷つき飛べない山鳩を見つけ,家に持ち帰って徹夜で看病を続けた。父親と相談して,少年は山鳩の名を梓に決めた。
ある土曜日の夜,父親は,「明日は天気がよさそうだな。始発列車の通るころに梓を山に返してやろう」
少年は父親の運転する車に乗り,,梓の入ったダンボールの箱を膝の上に置いた。少年は箱の中から両手で梓を取り上げ,背中に頬をつけて別れをつげた。梓が小さく鳴いた。少年は目をつぶって手の中の梓を空中に放り出した。梓,さようなら。
その瞬間,梓の真横から素早く影が走ってきた。梓が影を避けようとするのか,少し降下した。しかしその影はそのまま急接近し,梓に衝突した。ガツン,という音が聞こえたような気がした。
老人はあまりの幸運に手を打って喜んだ。今まで生きてきてよかった,とさえ思った。手塩にかけたカムイがイヌ鷲となる朝,その口切りの飛翔でものの見事に餌をとり,野生の本領を十全に発揮した。その一部始終をこの目に納めることができたのだ。嬉しくないはずがない。自分の決断は正しかった。
もちろん,少年のあげた悲鳴は彼の耳に届かなかった。たとえ届いたとしても,カムイに対する喝采だと思ったに違いない。ビートたけし「教祖誕生」から抜粋・要約
ジャンジャン!!
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