焼けたのは猪口邦子参院議員の自宅 東京・小石川のマンション火災 1人と連絡取れず
27日夜に発生した東京都文京区小石川のマンション火災で、燃えている部屋が自民党の猪口邦子参院議員の自宅であることが、捜査関係者への取材で分かった。東京消防庁などによると、現場の部屋は4人暮らしで、2人が逃げ遅れたとの情報があり、1人は救助されたがもう1人とは連絡が取れていない。消防や警視庁富坂署が状況を確認している。 富坂署によると、現場周辺から午後7時10分ごろ、「焦げ臭いにおいがする」と110番通報があった。 現場は、東京ドームの北約500メートルの住宅地。マンションは6階建てで屋上部分にも部屋があり、そこが燃えているという。周辺には多数の消防車が出動し消火活動を続けている。あちこちに規制線が張られ、ものものしい雰囲気に包まれた。
東京都文京区にある自民党の猪口邦子参院議員(72)の自宅マンション火災で、警視庁は28日、現場から見つかった2人の死亡を確認したと明らかにした。いずれも性別不明。夫で東大名誉教授の孝氏(80)と娘1人の安否が不明になっている。猪口氏は4人暮らしだった。
捜査関係者によると、マンションの防犯カメラ映像から、27日夕に孝さんと娘1人はそれぞれ帰宅していた。出火時に猪口氏と別の娘は外出していた。火災は28日午前3時50分ごろ消し止められた。
同庁は当時の状況を調べるため現場を確認。出火原因や死亡した2人の身元特定を進める。
27日午後7時10分ごろ、同区小石川の6階建てマンションから出火していると通報があった。6階約150平方メートルが燃え、28日午前0時40分ごろ、ほぼ消し止められた。
【火は室内からか】猪口議員自宅で火災…2人死亡 “油”まかれた形跡なし
2024/11/28