山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
東京都で新たに279人感染確認 26日連続500人を下回る
東京都できょう新たに279人が新型コロナウイルスに感染している事がわかりました。
きのうから37人減って、1日の新規感染者数は26日連続で500人を下回りました。
年代別では、20代が71人、30代が40人、40代が36人、50代が34人、60代が22人、70代が19人、80代が19人、90代が10人などとなっています。
また、重症者はきのうから1人減って51人でした。
尾身氏、2週間の宣言延長「適切」 リバウンドを警戒
4日午前の参院予算委員会で、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言を2週間程度延長する方針を菅義偉首相が示したことについて、政府の分科会の尾身茂会長は「私個人としては基本的にはその方向が適切だと思う」と述べ、理由として2点挙げた。
【写真】参院予算委で自民党の徳茂雅之氏の質問に答弁する菅義偉首相=2021年3月4日午前9時6分、恵原弘太郎撮影
尾身氏はまず、「感染状況は少しずつ改善されているが、千葉県を中心に病院の医療への負担軽減がしっかりとした改善の安定の方向にいくのが必要だ」と説明。さらに2点目として「首都圏というものの特殊性。人口密度の多さ、人流の多さ、いわゆるリバウンドの可能性が他の地域よりも高い。病院の医療負担をさらに軽減すると同時に、リバウンドが起こる可能性があるので、それに対する準備態勢の強化が今求められている」と述べた。 日本維新の会の片山大介氏への答弁。
肥満率高い国 新型コロナ死亡率が10倍高いとの研究結果
酸性のはずがアルカリ性 除菌スプレー、3社に措置命令
合理的な根拠がないのに「長時間の除菌力!」などと表示をして除菌スプレーを販売したとして、消費者庁は4日、景品表示法違反(優良誤認)でメーカー3社に再発防止などを求める措置命令を出した。 措置命令を受けたのは、IGC(アイジーシー)(東京都千代田区)▽アデュー(同)▽ANOTHER(アナザー) SKY(スカイ)(東京都新宿区)。
消費者庁によると、3社は昨年8~10月、それぞれの製品の容器や自社ウェブサイトに「特殊技術で汚れた場所にも使えます!」「長時間空気中に留まる優れた空間除菌効果」などと表示。スプレーを噴霧することで除菌効果が長期間持続するかのような表示をした。
三つの製品が有効成分と称していた「亜塩素酸」は酸性の中で殺菌効果を発揮する物質だが、消費者庁が分析したところ、いずれもアルカリ性だった。ほかに提出された実験結果などにも矛盾点が見つかり、同庁は表示を裏付ける合理的な根拠はないと判断した。 同庁は、スプレーによる空間除菌の効果について専門家から聞いた見方として「放出された物質が空気中に長く滞留することはなく、一般的に効果は見込めない」と注意を促した。(兼田徳幸)