6/16(火)に、サッポロビールからサクラビールが発売されます。
ビール検定のテキストを読んだ方には、馴染みのビールです。
ビールテキストによると、1913年(大正2年)門司に設立された帝国ビールが、サクラビールを発売、一時は日本のビールシェアの9%を獲得、健闘していたが、1943年(昭和18年)企業整備令により、大日本麦酒に併合、とあります。
1947年、過度経済力集中排除法により、大日本麦酒は、日本麦酒(現サッポロビール)と朝日麦酒(現アサヒビール)に2分割。
その時、日本麦酒には、サッポロ、エビス、サクラ、リボンシトロン(ソフトドリンク)の銘柄が渡り、朝日には、アサヒ、ユニオン(現ミツカンが1899年に始めたカブトビール)、三ツ矢サイダーの銘柄が渡りました。
そのサクラビールが、限定発売です。
門司にあった、サクラビールの醸造所でしょうか。
堂々とした建物ですね。
もちろん味は、現代風にアレンジしているとの事。
日本のビールメーカーは、大手4社と言いますが、企業の規模では、サッポロのみ、他の3社より、1桁小さいビールメーカーです。
シェアも第4位。
ピカッと光る銘柄があるのですが、ビッグヒット商品がありません。
サクラビールがビッグヒットすることはありませんが、頑張ってもらいです。
ついでに、アサヒビールも、カブトビールを復活させたらどうでしょうか。
ちなみに、キリンビールは戦前戦後、ずっとキリンビールです。
キリンビールの始まりは、横浜で外国人が創業したスプリングバレーを買い取ったことなので、最近
スプリングバレー銘柄を出しましたね。
大手ビールメーカーも頑張っています。