Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

天寧寺(2018年3月10日参拝)

2018年04月02日 | 尾道七佛めぐり
千光寺から徒歩で下り三重塔を見に行く。

この三重塔はてっきり千光寺のものかと、
ずっと思っていた。(^^;

実際は天寧寺のものです。


所在地:広島県尾道市東土堂町17-29
宗派:曹洞宗
御本尊:宝冠釈迦如来
創建:貞治6年(1367)
開山:普明国師
開基:人万代道円
札所:尾道七佛めぐり


【縁起】



【三重塔】


尾道に訪れたなら、
この写真を撮らないのは絶対に有り得ない、
定番中の定番の撮影スポットです。

今まで腐る程、ネットや紙の媒体で見たものです。

本当は後ろの尾道水道と一緒に撮るのが普通ですが、
そうするとどうしても一般のお墓が写っちゃうのよね。

この三重塔の下には檀家さん達のお墓が沢山あります。

私のポリシーは一般人のお墓は撮影しないので、
仕方なく尾道水道は撮影しておりません。




さすが重要文化財の三重塔です。

素晴らしい。




元中5年・嘉慶2年(1388)建立されたもの。

建立当時は五重塔だったそうです。


【境内】


三重塔からのルートだと、
山門を通らずいきなり境内に入ったので、
境内を横切り一旦山門の外に出てから境内に入る。

正直めんどくさいがポリシーだから仕方ない。(^^;


【山門】


山門自体は曹洞宗らしいですね。


【烏枢沙摩明王】



【宝篋印塔】



【本堂】


なかなか立派な本堂です。

嬉しいことに内陣に上がれます。(^^


【内陣】


これぞ禅宗といった内陣です。






こちらも他の宗派にあるような巨像では無く、
小さいながらも気品のある御本尊様です。


【唐獅子牡丹襖絵】






素晴らしい。

本当に見事な襖絵です。

これほどの画力がある方の襖絵が尾道で見れるとは。

それもそのはず、直原玉青の作品だからです。

宗胤院の御住職の墨画が好きな方は、
必ず好きになる作家さんです。


【御堂】






【羅漢堂】


こちらに五百羅漢がいるらしい。

入ってみましょう。


【五百羅漢】








最前が大阿羅漢と言われる十六羅漢、二列目に釈迦の十大弟子、
三列目以降が五百羅漢で、五百二十六体が揃っているとか。

このような五百羅漢は幾つかのお寺で見た事がありますが、
こちらのも圧倒される存在感です。

事前リサーチ不足で五百羅漢があるとは知らず、
お寺で見た時の衝撃は凄かったです。(^^


【八千代椿】




庫裏の玄関で咲いていた可憐な花。

牡丹かと一瞬思ったが椿でした。


【御朱印】


こちらは予想以上に見応えのあるお寺でした。

お勧めします。


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