90歳になる叔母が私に作ってくれたもの・・・

月水金と週3回デイサービスに出かける叔母が、その合間を利用して昔の自分の着物を解き寒くなったからと、私にコートを作ってくれていました。
裏にはキルティング加工をしたものを付、裄も丈もぴったりに仕上がっていました。
　　　　　　
私が嫁いでから45年、盆暮れのあいさつだけは欠かしたことがなく、今日も行く事を連絡してから出かけた所、寒いのに転ばぬように押し車の力を借りて、もう着くころだろうと私の到着するのを駐車場の所で待っていてくれました。

会えば、いつも同じような昔の話や今の近況報告が殆んどで、あっと！いう間に2時間くらいは経ってしまいます。
ここでいつも頂いてくるのが、着物を解いて作った手提げ袋でした。
元々裁縫が好きな叔母ですが、まさか私のために着る物まで作ってくれているとは及びもせず、有り難く頂戴してきました。
羽織れば暖かいので、部屋の中で湯上りのガウン代わりに使わせてもらうことにしました。
叔母さんありがとうございました。

大病をして手術したり、大腿骨骨折で入院したりしているのにも係わらず、そんな事があったのだろうかと思う程、元気で前向きな生活をしている叔母を見るにつけ、大きなパワーをもらい帰宅します。
いつまでもお元気でいて下さいね。