ヤンキー先生、義家弘介さん。前回の衆院選で落選。
5年前くらいにすれ違った時、どんよりとした暗い「顔つき」にびっくりした。政治家らしからぬ。
20年前にもてはやされていた時とは雲泥の差、月とスッポン。
体調を崩したのはその後のことかな、だから体調だけの話ではないと思う、その「顔つき」の変化。
「人間の顔がこんなに変わるのか」を義家さんで最も感じた。
そのヒント、答えを求めてこの本を読みました。
名誉、地位、権力、カネ、、、
その辺が人の顔を大きく変えることがある。
それをしかと学びました。
一方、この本には、義家さんの周りで、名誉も受けず、地位も高くなく、権力側に立たず、お金もたいして持っていないけど、「スジを通す」人間が何人も出てくる。
その「スジを通す」人間が、逆に、義家さんの「変貌」ぶりを浮かび上がらせている。
人として何が美しいか。
そんなことを改めて考えさせられる本でした。