川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

『風の彼方へ』 執行草舟・横田南嶺

2024年12月11日 | 
『風の彼方へ』 執行草舟・横田南嶺 から取り急ぎ抜粋:

■ 武士道とはやせ我慢とダンディズムだ

■ 世の流れとか、世間で役に立つことを否定するのが坐禅 禅は否定です。武士道も全て否定なのです。 

■ キリスト教では死ぬことによって永遠の生命を受ける

■ 「体当たり」  先入観も、打算も計算も全くないという生き方

■ 禅は不合理の極み

■ 宗教の本質は生命論であり、親の親の親の親が宗教なんです。ですから、神仏に対しては、与えられた生命に感謝を捧げその燃焼を祈願するだけでいい。 いまはほとんどの宗教がご利益信仰になってしまっている。現世のことは全て自己責任なのです。

■ 「死は最大の施しである」

■ 僕(執行草舟)の妻は二十七歳で子どもを産んで、三ヶ月後に死にました。スキルス性の乳がんです。

■ 面白い奴は、みんな痩せ我慢をしている。本音はもちろん大切ですが、嘘がまた面白いんですよ。 嘘が真実にならなければ人生ではない。 

■ 文化は人間の心にあった夢や憧れが真実と化したもの

■ 武士道や禅における修行とは、悪いものとか汚いものをきれいなものにする力を養うことであり、それが「痩せ我慢」である

■ 松尾芭蕉  「旅に病んで 夢は枯れ野を 駆け回る」 死への覚悟

■ 現世を重視している人には魅力がありませんね。そして、みじめで弱いです。人に認められたがり、この世で成功したがる。だから、保身的になります。現世で得をしてしまうと、いい人生にならないのです。 

■ 報いを受けないと決めると、何でもできるようになる。
 逆に報いを受けようと思うと、臆病になります。

■ 荘子は「人間の迷いのうち最大のものは、生に対する執着である」と言っています

■ 与謝野鉄幹 「義のため恥を忍ぶとや」「人を恋ふる歌」

■ 文七元結 - 江戸時代の人は目の前の不幸を見捨てて自分だけが幸せになることはありえないということを、博打好きの左官でもわかっていた

 
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