東京、曇り空で25度だ。涼しい。内閣改造で未来の総理大臣候補の小泉進次郎が環境大臣として初入閣した。38歳の若さだ。異例の抜擢だ。政治の話題で一番の話題になってる。マスコミの扱いも特別扱いだ。進次郎氏、進次郎さんと腫物を触るような扱いだ。批判的論調はなしだ。進次郎に対しての期待の高さか。しかし、憲法改正も、社会保障も、福島も政治そのもの話題にならない。もともと、日本の政治活性度は最低レベルだ。世界に比べると情けないレベルだ。進次郎にしたって、政治家としての能力は未定だ。政界のサラブレッドとして血筋はご立派だが、走らないサラブレッドもいるのだ。進次郎は4世議員だ。横須賀では、戦前から小泉家で政治家を出し続けてきたのだ。歌舞伎俳優なのか。政治家が世襲制になってしまってる。私にすればこれは異常だ。日本では、2世議員だらけなのだ。安倍も2世議員だ。自民党は特に2世議員が多い。政治的閉塞の一因になってる。2世議員は、親が作ったレールの上を最初から歩いていけばいいのだ。親の知名度、後援会、資金、業界とのつながり、まったく無名の候補者に比べれば、断然有利なのだ。戦国の武将のように裸一貫でのしあがってくるのとは全然違う。親の七光りで当選していて自分の力で当選したように振る舞うのは、違和感がする。進次郎の政界入ってからの業績とは、目立った業績はない。ほとんど失言もない。元総理大臣の小泉純一郎の息子として、期待値の高さだけが目立つのだ。容姿と歯切れのいいしゃべり方は、芸能人並みの人気だ。選挙になると、応援演説に呼ばれる。これからは本当に評価される。政治家として何をしたいのだ。そこが見えない。人寄せパンダみたいにマスコミにはよく登場するが、政治家としての能力、技量は見えない。本でも出版して何をしたいのか、明確にする事だ。今、日本は衰退と縮小の負のスパイラルに陥ってる。どんどん地盤沈下が進んでる。国家として危機的状況だ。多くの国民も不安を抱いてる。日本を包む霧は深い。日本は、霧の中を方向性もなくさまよってる。羊には、導てくれる、オオカミから守ってくれる羊飼いが必要なのだ。小泉進次郎が期待通りに立派な羊飼いになってくれるかは、わからない。進次郎もおぼっちゃまなのだ。庶民感覚をもってるかそこが大事だ。スーパーのちらしを見て、1円でも安い所品を買う、1円でも安いガソリンを買う、家のローンを払うのに苦労する普通の人の感覚を持ってるかだ。政治エリートの家に生まれ、子供の頃からチヤホヤされて育ってきた人間に庶民の生活実感がわかるかだ。安倍みたいにわからないから、国民を苦しめる政治を行うのだ。進次郎を甘やかすな!国民は、もっと進次郎に厳しい目をそそがなければならない。伊東さん、あなたは厳しい。自分には甘いのではないですか。貧乏な家で育っていますから、普通の感覚を持っていますよ。家ではトイレットペーパーは、粗ふき5センチ、仕上げ5センチしか使えない。10センチ以上使うと罰金です。足りない時は、手で拭いてなめます。水も、もったいないですから無駄に使えません。