今国会の目玉法案であるLGBT理解増進法案が、成立すらかは微妙になってきている。自民党内の右寄りの議員の反対によってつぶされそうだ。岸田総理も本音は、同性婚なんて認められないという立場なのかもしれない。5月に行われるG7を意識して葛藤が続いているようだ。日本以外のG7国はどこも同性婚や夫婦別姓を認めている。日本だけが戦前の家族観で動いている。岸田総理は、先進国の首相や大統領を前に体裁がつかないと考えているようだ。こんな微妙な時期なのに、LGBT当事者が声をあげない。LGBT議論は、マスコミが誘導しているだけだ。国会前に、LGBTの人々10万人がデモしたという話は聞かない。日本の人口1億2千万500万人の内、少なく見積もっても300万人ぐらいがLGBTではないか。もっといるかもしれない。公表するのは勇気がいる。家族にすら黙っている事も多い。差別され、排除されるのを恐れるからだ。日本では欧米のように派手にLGBTへの差別撤廃、人権尊重を訴えるのは、難しいのかもしれない。それでも、LGBTの人権を尊重させるためには、外に出て自分等の主張を強く訴えなければいけない。LGBTは、日陰の存在ではない。人間なのだ。人間として人間らしく生きるのは、当然ではないか。差別され、馬鹿にされ、国によっては、時には殺される事さえある。最近になってLGBTは、人間としての権利が認められるようになってきた。日本でのLGBTに対してのアレルギーも弱くなっている。LGBT当事者よ! 戦え! 黙っていては何も変わらないぞ。政府が守ってくれると考えてくれたら大きな間違いだ。自分達を守ってくれる法、権利を作らせるには、戦わなければならない。保守的な考え方の政治家を変えるには、相当のエネルギーがいる。すぐには変わらないかもしれないが、今は、大きな変えられるチャンスだ。岸田政権なんて弱い政権だ。LGBTよ!戦え!大規模デモをやれ!差別され、馬鹿にされ、いじめられ、変態扱いされた過去の経験をばねにして、戦え!LGBTだって人間だ。