岸田総理がLGBT当事者と面会した。政府は、LGBT法案に前向きに見えるが、本当に法案が成立するかは微妙だ。ある評論家が、日本の分断した政治的課題と言っていたが、分断と言えるほどの事なのか。アメリカの中絶問題や、人種差別問題、フランスの年金支給年齢の引き上げで100万人デモ、ミャンマーでの軍事政権との格闘、ウクライナ戦争、イスラエルでの民主主義破壊法案に対しての反対デモなど世界は、政治的問題で熱くなっている。日本のLGBT問題なんて鼻くそみたい問題だ。先進国では、すでに同性婚、LGBTの権利問題は、過去の問題になりつつある。日本は、ようやく政治課題になりつつある。国境が海で、心理的にも閉塞感で満ちている国は、時代遅れの雰囲気に包まれている。多くの日本人は、自覚がない。未だに鎖国なのか。日本には日本のやり方があるでは、通用しない。日本国の憲法は、人権の尊重を高らかにうたっている。LGBT問題は、基本的には人権問題である。日本の人権感覚は、江戸時代と変わらない。LGBTが受けてきた非人権的な扱いを正さなければいけない。LGBT法案が成立しなければ、5月に行われるG7で各国の首脳に笑われるだろう。日本は、ミステリーに満ちた国だ、刀を差した侍が町を歩いてると。