44本と言えば、大谷の今シーズンのホームラン数だ。アリーグでホームラン王になった。日本中で大喜びだ。号外まで出る始末だ。良かった、おめでとうと言いたい。しかし、世の中いい事ばかり続かない。昨日、478名もの性被害者がいると、ジャニーズ事務所の記者会見の場で報告された。補償を求めている人も352人だ。戦時中の軍隊による集団レイプを除けば、一人の男が犯した性犯罪では世界最高数ではないか。実際、被害者は1000人位いるのではないか。被害者会の副会長は、人類史上、最悪の性犯罪だと言っている。申告した人間だけでも478人だ。すごい数だ。様々な理由で申告しない人も多いのではないか。被害者が同情されるより、誹謗中傷される事も多い。家族まで誹謗中傷にさらされる事もある。黙ってれば家族の平和を保てると考えてるのかもしれない。今、スターと言われてる人にも被害者がいるかもしれない。被害を受けたと言えば、イメージが悪くなるので黙ってるのかもしれない。不思議に思うのは、今まで警察が捜査しなかったのか。被害を受けたタレントが被害を警察に届けなかったのか。普通、性被害を受けると、警察に届ける。そして警察は捜査し、逮捕して加害者は裁判にかけられる。478名の被害者がいるのに、誰も警察に被害を届けなかったのか。考えたくないが、ジャニーズ事務所は政治家に献金を渡して、捜査しないように働きかけた。その線も十分にある。今も、過去も、警察からの報告がまったくない。裁判は起きたが、J喜多川への名誉棄損裁判だ。政府も、岸田総理の口からもジャニーズ性被害についての話は出てこない。478名の被害者いる性犯罪について、警察からも政府からも何の報告がない。おかしいだろう。ジャニーズの名前を変えて存続を図る事ばかり強調しているが、それより先に事件の経緯をしっかり、詳細に報告しなければいけない。補償と言うが、具体的にいくら補償されるのだ。被害者、マスコミに金額を提示しなければいけない。その原資はどこから来るのだ。日本のマスコミ記者の追及は生ぬるい。改めて478名の性被害者が苦しんでいるのだ。実際はもっと被害者がいる。ジャニーズ事務所は心より謝罪し、彼等を金銭的補償によって救済しなければいけない。世界は、日本の最悪の人権侵害を注視している。政府や警察は捜査しなければいけない。