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技能実習生制度廃止 バリケイト伊東

2023-04-11 14:54:05 | 政治

 政府の有識者会議が技能実習生制度の廃止を決めた。いい事だが、遅すぎる。内外から奴隷制度だと非難を浴びていた。技能を学ぶと言うのは建前で、主に肉体労働の不足を外国人にやらせていたのだ。現場では残業代を払わない、暴力、暴言、長時間労働、パスポートを取り上げ逃げ出せないようにする等の非人間的扱いで、多くの問題を起こしてきた悪い制度だ。なぜ、今なのだ。G7を気にしているのか。岸田総理は、自分の評価を気にしている。奴隷制度を容認していると思われたくないのだ。日本では、外国人労働者を大切にしていますと、アッピールしたいようだ。秋には外国人労働関連についての骨子ができる。看板を変えただけで、中身が変わらないなら制度の廃止の意味がない。新しい制度では、転職を認める。労働者として位置ずけると報道されている。日本は、2040年に1100万人の労働力不足になると予想されている。外国人労働者を入れないと、社会が回らなくなる。そのためにも、しっかりした外国人労働者のための法規を作らなければいけない。日本人労働者もひどい労働条件で働いてる。長時間労働、低賃金、パワハラ、セクハラ、あげたらきりがない。日本人だろうと外国人だろうと人間としての尊厳が得られる働き方を目指さなければいけない。日本は島国だよ、日本には日本のやり方があるでは通用しない時代になっているのだ。すでに土台は腐り始めている。今を変えないと日本は消える。今のままだと、東アジアに栄えた国があったと歴史書に書かれるだろう。以上