選挙の効果

総選挙の意味

ミニ、二、二、六事件

2018-04-18 09:00:34 | 政治
   ミニ、二、二、六事件     バリケイト伊東                         民進党の小西議員が、現役の30代の幹部自衛官から路上で罵声を浴びかけられた。自衛官は「おまえは国民の敵だ」と何度も罵声を浴びせた。この事件はかなり問題だ。文民統制が効いてない。日頃のいらだちを小西議員にぶつけたのだろう。自衛隊の公文書の隠蔽疑惑といい、自衛隊員が勝手に動いてる。自衛隊は勝手に動いてはいけない組織なのだ。銃を持つ組織の人間が、野党議員を恫喝する事に危機感を感じる。戦前には二、二、六事件があった。軍人達がクーデターを起こして多くの政治家を暗殺した。軍人が政治的不満を理由に武装蜂起するとは、政治の負けなのだ。事件は鎮圧されたが、以後、軍国主義が日本に浸透し東条英機が総理になり、太平洋戦争に突入していったのだ。今の日本、右傾化が著しい。日本会議などの右翼活動が勢いを増してる。安部総理は日本会議の最高顧問なのだ。自衛隊員の罵声問題はこの流れにあるのだ。おそらく、今の政治に不満を持ってる隊員はひとりではないであろう。大げさな事を言うようだが、彼らが武装蜂起して永田町を戦車で囲むかもしれない。あくびが出るような平和の世の中で、そんなバカな事が起きるはずがないとは言い切れない。日本はあぶない方向に走り始めてる。内向きのゆがんだナショナリズムが、ファシズムが民主主義を壊そうとしている。隊員をしっかり処分しなければならない。なんの処分なしでは、彼らを勢いずけるだけだ。文民統制を効かせなければならない。歴史は繰り返されるのだ。歴史から学ばない者は、何度も血を吐くような苦しみを味あうであろう。今の日本でも、軍事クーデターはありうるのだ。軍人が天下を取るなんて恐ろしい事だ。自由も、人権も、平和も、豊かさもなくなる。

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