最近、政治家の口から国民の義務とか、責任だとか言い出している。岸田総理は、防衛は国民の責任だと言った。マイナンバーカードへの加入も強制させるやり方だ。小池都知事は、戸建てへの太陽電池パネルの義務化を決めた。パネルを設置するか設置しないかは個人の勝手だろう。義務にするのは、やりすぎだ。国民全員、国や自治体のやり方に従わなければいけない印象を与える。逆らえば、非国民扱いされるのではないかと、同調圧力の強さに私は心配する。今の日本は、段々、戦前の雰囲気に近づいている。権力者に逆らう人間が日本には少ない。お上に言う事に盲目的に従ってればいいのだという雰囲気は良くない。日本の今の政治風土で、岸田総理が国を守るためには、徴兵制も検討するなんて言い出したら、さほど反対は起きないのではないか。少子化で年年、出生数が減っている。徴兵制でもしなければ自衛隊員の確保が難しくなっている。野党は大反対するだろうが、自民党は、衆議院で単独で過半数を超えてるのだから法案は通過するぞ。徴兵対象の18歳以上60歳の男子から反対の声が起きるかは疑問だ。しょうがないで受け入れるのか。日本の若者は、政治には無関心、反対の声は少ないのではないか。愛国心もない若者が多い。すんなり徴兵制の法案が作られてしまうかもしれない。国会前に徴兵制反対の大デモが起きないであろう。徴兵制法案が作られた直後に戦争が起きれば、戦争に行かされる。そこで手、足失ったり、命を失えば反対しなかった事に後悔するだろう。