土曜日、辻井伸行さんのコンサートに行ってきました。
いつも思うのですが彼の奏でるピアノの音は心にしみます。
そして心が開放されます。
なぜなのかはわかりませんが。
たぶん昔ヴァンクライバーンの審査員が彼は心がきれいだから、音楽も美しいと評しました。
それを聞いたときそんなもんかね・・と思いましたが。
彼の演奏を聴くたびに、そうなんだろうなあと思うことしきりです。
彼が盲目だから・というだけでたいした演奏でないと揶揄する人がいます。
生を聞いて見てください。といいたい、
昨日も私の横の若い方は感動で鼻をすすりっぱなし。
私もいつの間にか涙がわいてきます。
今回はじめてのことではありません
理屈でなくて感性にしみる音楽です。
なぜか理屈はわかりません聞いているとほんとにしみじみと心にしみてきます。
そしてアンコール曲3曲目(!)
ラ・カンパネーラ
辻井伸行 ラ・カンパネラ
演奏の開始で、最初に拍手がおこりました。
イギリスBBCのプロムで観衆がそのすばらしさに感動し
聴衆がスタンシングオベイしまくったアノ曲です.
去年、三人のセッションのコンサートでこの曲を聴いたとき
今まで聞いたラ・カンパネーラの中でも最速で、その速さにただただ驚いたのですが
今回は速さより、その情緒的な奏者の思いがしっとりと伝わってきました。
彼の奏でる音楽は又一段高いところに上がったというのが感想です。
どこまで進化するのでしょう。
彼は人一倍努力かとか
先日、ベートーベンを演奏するのを聞きました。
力強いパッションが伝わりました
今年はショパン・ツアーです。
かれのショパンの解釈が一番好きです。
そしてついにアマリリスが開花しました。
嬉しいですね。
全部で4輪のつぼみです。
読んで下さってありがとう