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映画「風に立つライオン」気持ちが洗われます。そして国境なき医師団の活動

2015-03-17 17:33:44 | 映画

みたいと思っていた映画「風に立つライオン」を見てきました・ 

「風に立つライオン」予告

この映画はさだまさしさんがアマチュア時代に知り合ったお医者様からヒントを得て作った歌

「風に立つライオン」

それを聞いた大沢たかおさんが映画に小説・脚本をお願いし、映画になったという背景があります。

私もさださんが大好き

パリ時代にどれくらいかれのうたを聞いたかわかりません.

「檸檬」なんか大好きです。

曲をきいていると

湯島聖堂のあたり。快速電車がすれ違い、そこに檸檬を投げる・・

この歌詞に目の前、情景が浮かんできます

「風に立つライオン」

アフリカで医療に当たる医師の姿。

風にたつライオンごとく。。

「がんばれ~」と叫ぶ。

彼にとっては自身への気持ちを鼓舞する言葉・・

 

私は2004年、愛知万博で、同じアフリカのスーダンのパビヨンのことを思い出します・

展示されてたものは記憶にありません。

しかし「長い内戦がやっと終わりこれから国の復興のためにがんばります」。。

というメッセージに「がんばれ」という熱い気持ちがわいてきたのです

スーダンは1955年からの第1次内戦は宗教の対立が原因で17年間。

そして第2次内戦は石油が出たことが引き金に。

2003年に停戦の見通しが立ち

2005年に27年続いた第2次内戦に終止符が打たれたのです

http://www.afpbb.com/articles/-/3019467

 

 

この映画の長崎大学の熱帯医学研究所。昭和17年からケニアにあるこの医学研究所の存在も知りませんでした。

アフリカでの日本人の医学貢献といえば野口英世さんとシュバイツアー博士を思い浮かべます

この物語の主人公島田紘一郎さんも、母ががんで死亡したこともあり、シュバイツアー博士の伝記に啓発されたとか

いまだにアフリカはイスラム教などの宗教対立と内戦にあふれています。

いつも同じなのは弱いものが犠牲になる現実

少年が両親や身内を殺され、自らは麻薬を打たれ戦闘員にされ、殺人を強要される

そういう現実が存在するそうです。

映画の中で同じ研究所の看護師、

和歌子さんが「人間はどこまで残酷になれるのでしょう」とつぶやのですが、

この映画の舞台から50年近くたっても

アフリカではシラクをはじめ変わらない内戦が続いています。

そこでもこの映画の主人公のように困ってる人がいるから。。必要とされているから・・

、と医療活動を続けている。

その団体のひとつ「国境なき医師団」

災害があれば、政府より早く行って活動を始めます

そこからの手紙を昨日受けとりました。

一日ワンコインの援助でたすかる命もある

中立を保つためどこの政府の援助も請わないこの医師団の活動資金です。

東日本大震災のときも駆けつけてくれたんですよ

私たちは遠くアフリカの地に救援にいくことも、そして東日本の震災の地ににいくこともできないかもしれません

でも何の手助けもできないと絶望することはない

できることがあります。

国境なき医師団をクリックしてください。

あるいはこの前の記事、災害から4年たっても被災地で留守番してる生き物の支援援助もできます

http://www.geocities.jp/nanatohanasuke/

 

本の少しの皆様の援助で救われる

この映画の主人公のように「風に立つイオン」になれなくても・・

 

この栄が私たちは何ができるかと考えさせる感動の映画で須大沢たかおさんの熱演ですね。

それと現地で素人を出演させたという配役にもリアリティが一杯

じんわり涙が浮かんできます

でもエンディングで保護されても戦闘に戻っていったものもあると・・それがこの地の現実なんですね。

 

気持ちが洗われ、私も何かお役に立ちたいという気持ちになる、そういう映画です

読んでくださってありがとう

 


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