【 我が背子( せこ )と 二人( ふたり )し居( を )らば 山高( だか )み 里には月は 照らずともよし 】 高丘河内連( たかおかのこうちむらじ )の歌
いとしぃぁたさまと
さぇ
すき ぃっし . . . 本文を読む
【 天 ( あめ ) にます 月読壮士 ( つくよみをとこ ) 賄 ( まひ ) はせむ 今夜の長き 五百夜 ( いほよ ) 継ぎこそ 】 湯原王 ( ゆはらのおおきみ ) 天の
宇宙に
いらっしゃいます
月の神さまの . . . 本文を読む
【 月立ちて ただ三日月の 眉根掻 ( か ) き 日長く恋ひし 君に逢へるかも 】 坂上郎女 ( さかのうえのいらつめ )
お月さまが また ぉ生まれになられた
ときの 三日月さまのょぅな 眉 . . . 本文を読む
【 茂岡に 神 ( かむ ) さび立ちて 栄えたる 千代松 ( ちよまつ ) の木の 年の知らなく 】
紀鹿人 ( きのかひと ) この
鳥見山の茂岡に
神々しいほど古く
お立ちになられています
千年を待つという
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【 士(をのこ)やも 空( むな )しくあるべき 万代(よろづよ)に 語り継ぐべき 名は立てずして 】 山上憶良 後々万代に
語りつがれる
ような
名声も立てずに
男子たるものは
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【 一つ松 幾代( いくよ )か経( へ )ぬる 吹く風の 声( こえ )の清( きよ )きは 年深みかも 】
市原王(いちはらのおほきみ) 一本松さま
あなたさまは
どれほど長く
そこに
立って
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