おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第3・385

2012-10-20 | 万葉集巻3
【  霰( あられ )降り  吉志美( きしみ )が岳( たけ )を  険( さが )しみと  草取りかなわ  妹( いも )が手を取る  】                           仙 柘枝( やまびめつみのえ )             たかくそびえる山    けわしくて      草をつかみそこね                   ぁなたの手つかむ          . . . 本文を読む

万葉集巻第3・397

2012-03-18 | 万葉集巻3
【  奥山の  岩本菅( いはもとすげ )を  根( ね )深( ふか )めて  結びし心  忘れかねつも  】                                                                 笠女郎( かさのいらつめ )        ぉ山     ぉくふかくの                       岩さまのもとに         . . . 本文を読む

万葉集巻第3・393

2012-03-17 | 万葉集巻3
【  見えずとも  誰( たれ )恋ひざらめ  山の端( は )に  いさよふ月を  外( よそ )に見てしか  】                             満誓沙弥の月の歌        みぇなくても  みんなが     恋しくぉもぅ                              ぉ山の尾根で                            . . . 本文を読む

万葉集巻第3・370

2012-03-16 | 万葉集巻3
【  雨降らず  との曇( ぐも )る夜( よ )の  濡( ぬ )れ漬( ひ )てど  恋ひつつ居( を )りき  君待ちがてり  】                              安倍広庭    雨さまふった       のでもなくって                           ぉ空ぃちめん                       くもってぃる     . . . 本文を読む

万葉集巻第3・412

2011-12-02 | 万葉集巻3
【  いなだきに  きすめる玉は  二つなし  かにもかくにも  君がまにまに  】                               市原王            日本神話     神代紀の        髪鬘かもに                              秘められた                            玉は    ふたつとなぃ    . . . 本文を読む

万葉集巻第3・325

2011-06-14 | 万葉集巻3
【  明日香川( あすかがは )  川淀去( かはよどさ )らず  立つ霧の  思ひ過ぐべき  恋( こひ )にあらなくに  】          奈良県    高市郡                 畑の                               ぉ山から                        . . . 本文を読む

万葉集巻第3・395

2011-05-25 | 万葉集巻3
【  奥山の  岩本菅( いはもとすげ )を  根深( ねふか )めて  結びし心  忘れかねつも  】                 ぉ山の          ぉく  岩本の  かやつりぐさ科    すげの       くきを                       心の奥ふかく                          ぃとしぃあなたさまと          . . . 本文を読む

万葉集巻第3・321

2010-09-30 | 万葉集巻3
【  富士の嶺 ( ね ) を  高み恐 ( かしこ ) み 天雲 ( あまぐも ) も  いゆき憚 ( はばか )  り  たなびくものを  】                    ふじさんの       みねが                      高くて                              尊いですので                        . . . 本文を読む

万葉集巻第3・434

2010-08-12 | 万葉集巻3
【  風速 ( かざはや ) の  美保 ( みほ ) の浦回 ( み ) の  白つつじ  見れどもさぶし  亡き人思へば  】                                                                                 川辺宮人 ( かはへのみやひと )      お命尽きて   しまわれました       お方のこと . . . 本文を読む

万葉集巻第3・300

2010-07-18 | 万葉集巻3
【  佐保( さほ )過ぎて  奈良の手( た )向けに  おく幤( ぬさ )は  妹( いも )を目離( めか )れず  あひ見しめとぞ  】                                            長屋王 ( ながやおう )         佐保をすぎて       奈良山さまの                     神さまに             . . . 本文を読む

万葉集巻第3・317

2010-07-03 | 万葉集巻3
【  天地 ( あめつち ) の  わかれし時ゆ  神 ( かむ ) さびて  高く貴き  駿河なる  ふじの高嶺 ( たかね ) を  天の原  ふり放 ( さ  ) け見れば  渡る日の  影もかくらひ   照る月の  光も見えず  白雲も  い行きはばかり  時じくぞ  雪はふりける  語りつぎ  言ひつぎ行かむ  富士の高嶺は  】                       . . . 本文を読む

万葉集巻第3・390

2010-07-02 | 万葉集巻3
【  軽 ( かる ) の池の  浦廻 ( み ) 行き廻る  鴨すらに  玉藻 ( たまも ) の上に  ひとり寝なくに  】                              紀皇女 ( きのひめみこ )       軽の池を         泳ぎまわっておられます             鴨さまでも                  玉藻のう え で     おひとりで . . . 本文を読む

万葉集巻第3・428

2010-05-17 | 万葉集巻3
【  隱国の  泊瀬の山の  山の間に  いさよふ雲は  妹にかもあらむ  】                                   柿本人麻呂         泊瀬の山の      山あいに         じっと動かなぃで             おおっておられます                            雲さま                     . . . 本文を読む

万葉集巻第3・425

2010-05-13 | 万葉集巻3
【  河風の  寒き泊瀬を  嘆きつつ  君が歩くに  似る人も逢へや  】                                    山前王      泊瀬川の   風さまが      さむくふきつけられます                      里を                            ため息を                            . . . 本文を読む

万葉集巻第3・328

2010-04-05 | 万葉集巻3
【  あをによし  奈良の都は  咲く花の  にほふがごとく  今さかりなり  】                       小野老( おののおゆ )   色とりどりに あふれています     平城京              まるで                          花ばなが                              あざやかに  咲き     栄 . . . 本文を読む