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【 河風の 寒き泊瀬を 嘆きつつ 君が歩くに 似る人も逢へや 】
山前王
泊瀬川の
つかれながら
あなた様が
せめてお亡くなりになった あの方に
似た人にでも
くださいましたら
いぃのですけれど
天照大神さま御降臨の地・與喜天満神社さまが
鎮座されています
泊瀬の歌
これまで 奈良県 桜井市
8首お勉強致しましたね
このぉ歌は
紀皇女 ( きのひめみこ ) さまが
お命尽きられました時
かわりに
山前王 ( やまくまのおおきみ )さまが
作られましたと
詞書に書かれています
長歌の
反歌です
そして
藤原定家さまが
お選びになられました
百人秀歌ですね
山前王さまは
忍壁皇子さまの 息子さま
忍壁皇子さまの
お父様は
天武天皇さま
紀皇女さまも
天武天皇さまの
娘さま
このお歌の作者
山前王さまの
おばさまが 亡くなられて 歌われてぃるのですね
万葉集には
お命尽きられました時の
事情があるょぅな
残されてぃることもょく あります
紀皇女さまの
お二人の
詞書に書かれていますね
石田王さまは
先代が
昔から土地をおさめられる
お名前ですけれど
残されてぃなぃのです
母方の おじいさまの
島流しをうれいながら
一生を静かに過ごされた
男性だそうです
紀皇女さまも
お子さまでありながら
お命尽きられました時のことが
あったのでしょうか
生涯を
されておられます方は
後世の人々に
推測されますけれど
人生のあしあとを
あったのでしょうか
まじめに生きても
しまわれた方も
多くおられたとおもぃます
歌に
伝わってくるのは
いとしい人を愛する心
すき
かわらなぃ愛
のこされたのは
きれいなもの
だからですね
ありがとう於良