おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第3・425

2010-05-13 | 万葉集巻3

【  河風の  寒き泊瀬を  嘆きつつ  君が歩くに  似る人も逢へや  】


                                   山前王

 
    泊瀬川の 

 風さまが  

   さむくふきつけられます 

                    里を

                           ため息を  

                              つかれながら

    あなた様が 

 歩かれますとき  

   せめてお亡くなりになった あの方に

                   似た人にでも

                        お出逢いして  

                           くださいましたら 

              いぃのですけれど

  天照大神さま御降臨の地・與喜天満神社さまが  

       鎮座されています

    泊瀬の歌

万葉集巻第11・2511 

     万葉集巻第13・3311

          万葉集巻第9・1770

                   万葉集巻第13・3331 

                         万葉集巻第8・1593

                万葉集巻第1・1

万葉集巻第9・1775 

     万葉集巻第10・2261

                         これまで 奈良県 桜井市 

                          初瀬の歌 

                            8首お勉強致しましたね
  
   このぉ歌は

紀皇女 ( きのひめみこ ) さまが 

  お命尽きられました時

                                        石田王 ( いわたのおおきみ ) さまの 

                                                      かわりに

         山前王 ( やまくまのおおきみ )さまが

 悲しまれて  

    作られましたと

                    詞書に書かれています

                             歌の  

                                 反歌です

                                                         そして

                                                         藤原定家さまが  

                          お選びになられました

                     百人秀歌ですね

 山前王さまは  

    忍壁皇子さまの 息子さま

                 忍壁皇子さまの  

                お父様は 

                    天武天皇さま

                            紀皇女さまも

                         天武天皇さまの  

                            娘さま

               このお歌の作者 

      山前王さまの 

  おばさまが 亡くなられて 歌われてぃるのですね

                               万葉集には

                          特に  

                            お命尽きられました時の
 
                     事情があるょぅな

               お方の作品を  

                  残されてぃることもょく あります

    山前王さまは

 石田王さまと 

    紀皇女さまの

          お二人の 

      お気持ちを歌われてぃると 

          詞書に書かれていますね

                     石田王さまは

                        ご出生など  

                          わからなぃ方です 

                 王がつくお名前は
  
        おじいさまや  

         先代が

 ご皇族さまとか 

     昔から土地をおさめられる

                 ご子孫とかの

                       ご身分がある方の  

                            お名前ですけれど

                   残されてぃなぃのです

 母方の おじいさまの  

     島流しをうれいながら

                一生を静かに過ごされた

                            やさしい 

                               男性だそうです

                紀皇女さまも  

            天武天皇さまの  

             お子さまでありながら

   お命尽きられました時のことが

日本書紀にものっていなぃ   

  娘さま

                    ふしぎ

                         ぃったぃなにが  

                           あったのでしょうか

              生涯を

 なぞと 

   されておられます方は

          後世の人々に 

          いろいろと 

             推測されますけれど

                      人生のあしあとを  

                  消されてしまうことも   

                      あったのでしょうか

   まじめに生きても

 罪をきせられて  

   しまわれた方も

      多くおられたとおもぃます

                         歌に

                       伝わってくるのは 

                        いとしい人を愛する心

                    すき

         いつの時代も  

           かわらなぃ

       それを    

 お二人は  

  人生で選ばれた方だったのでしょうか

                 きっと
 
                         万葉集のなかに  

                            のこされたのは

 きれいなもの 

   だからですね

   

                               ありがとう於良


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。