落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

お酒はこわいよ

2009年04月25日 | diary
草なぎ心境包み隠さず…会見完全掲載

これはもうホントに気の毒とゆーしかないよねえ・・・警察もやり過ぎだと思うんだけど。だって酔っ払って脱いで騒ぐなんて、男の人なら結構経験あるって人いるんじゃないの?しかも夜中の公園だし、時間にすればそれほど長時間でもなかったみたいだし。近所の人は迷惑しただろうけど、ものを壊したとか暴力をふるったとかして誰かを直接傷つけたってこともないし。たったこれだけで逮捕・家宅捜索なんてどー考えても芸能人・著名人だからってゆー、一種の見せしめとしか思えない。そんでまたどっかの大臣はわけのわからんこと吠えてるしー(撤回したけどさ)。マスコミも騒ぎ過ぎ・・・ってブログに書くのもおんなじことか。けど公共のメディアはもっと騒ぐべきことが他にもあるはずでないかい?

でもさ、草彅くんに同情的な意見も多いのは、やっぱり彼の人徳とゆーか、ふだんのお行儀がいいからだよね。きっと。
酒癖は前からよくなかったらしいけど、それでも今まで20年以上もスキャンダルのひとつもなく常に品行方正、芸能人らしい派手さに欠けるくらい真面目に地道に努力して来たことをみんなが知ってるから、こうして優しく擁護してもらえる。
どんな人にも失敗はあるし、草彅くんくらいきちんとした人でも前後不覚になるほど酔うのは怖いことだけど、それでもふだんがきちんとしてるから同情してもらえる。
そういう意味での影響を、ぐりは期待したいです。彼がしてしまったことは決して褒められたことではないけど、絶対に許されないようなことでもない。CMやTVやラジオの放送には少なからぬ影響はあるだろうけど、これまでのこともあるしこれからのこともあるし、大したことじゃないよ、ちょっとくらい大目にみてあげようよという、寛大な判断がされるといいなと思います。
その方がきっと、たったこれだけのことで犯罪者扱いした警察の行いよりも、世間的にはいい結果になるんじゃないかな?と思います。

しかしお酒はほんとに怖いよね。
ぐりもお酒好きだし、若かりしころはそれなりに飲みましたけど、今はそれほど飲みませんです。量にするとビールは生なら2杯(おなかがいっぱいになるから)、カクテルなら4〜5杯まで、ワインならボトル1本まで。日本酒・焼酎・ウイスキーの類いは悪酔いしやすいので基本的に飲まないです。
だって酔っ払っちゃうとお酒やお料理の味がわかんなくなって、お金がもったいないんだもん(爆)。せっかく飲み食いするならおいしくないとね。ゆっくりのんびり飲めるお酒が好き。
ただ草彅くんのことはまったく他人事じゃなくて、20代半ばくらいのころにはぐりも記憶を失うくらい酔っ払ったことがあります。会社の先輩にムチャクチャからんだことを綺麗サッパリ忘れてたり(滝汗)、気づいたらなぜか自宅に戻ってたんだけど、いつどーやって帰って来たのか覚えてなかったり。記憶はなくさなくても、自力で立ち上がれないくらいフラフラになって、誰かに担いでタクシーに乗っけてもらったなんて醜態をさらしたこともございますです。ええ。
ご迷惑をおかけした皆様、まことに申し訳ありませんでした。どれももう10年以上前のことなんで勘弁してください。もうしません(当り前)。

ぐりが酔っ払ってやらかした最大の失敗は、全治1ヶ月の大怪我をしたこと。
あれは20歳の夏休み。夜中の11時に近所の居酒屋に別れた元彼(とその悪友)に呼び出されて、「遅い」と叱られていきなり日本酒3杯を一気飲みさせられ、閉店後にボーリングに連れて行かれた。その途中でやはり酔った元彼に小突かれてよろめいて、足首を軽くひねった・・・と思ったら捻挫していて。
明け方ボーリング場が閉まるころには左足がパンパンに、それこそボール状に腫れ上がって、痛いの痛くないのってムチャクチャ痛い。病院で診てもらったら、内出血で足の裏の靭帯が断裂していて即ギプス装着、要1ヶ月の安静。酔うと毛細血管が開くから、たかが捻挫でもこれだけの大事になってしまう。怖いことです。
ってかあたしのオトコの趣味が悪いってことか?この話は?まあそうなんだけどさ。

ぐりの周りには、この元彼もふくめてあまり酒癖のよろしくない人が今までけっこういましたが(「からんで→噛みついて→泣く」とゆーフルコース男もいたし、男5人がかりで押さえ込まなきゃいけないくらい暴れる酒乱もいた)、極論をいえば脱いでわめくなんてのは全然害がなくておとなしい方なんではないでしょーか?
真面目そうな人だけに、本人が誰よりもいちばん傷ついて、ショックも大きそうだけど。記者会見なんて痛々しくて見てらんなかったさー。べつにぐりは草彅くんファンでもなんでもないけど、才能のあるいい俳優さんだと思うし、早く元気になって復帰してほしーなーと思います。
余談ですが、SMAPの事件といえば2001年の稲垣吾郎の道路交通法違反・公務執行妨害事件。
ぐりはたまたま当時放送中(リニューアル再放送だったかも)だった主演ドラマに関わっていて、事件の影響で番組が打切りになったことがあった。けどまあだからってどーとも思いませんでしたけどね。そんなに影響受けるような立場じゃなかったってこともあるけど、不測の事態で仕事がお蔵になるとか制作中止になるとか、そーゆーことはとくに珍しいことでもないので、何とも思わないです。そんなことでいちいちわいわいいってたら神経何本あっても足りゃしませんて。


祖母の家のガレージ。
人は住んでないけど、まだそこまで荒れてなくてほっとした。

永らく更新休んでましたが、ぼちぼち、ゆるーく、再開してみたいと思います。
またよろしくお願いしまーす。

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4 コメント

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Unknown (liyehuku)
2009-04-26 02:49:04
今回のニュースで自分の過去の失態も含めていろいろ考えながら、
「(自分の過去のことは棚に挙げといて)酔っ払いは大嫌いなんだけど、何か社会的・法律的に罰せられるんじゃなくて、もっとこう、『酔っ払いは嫌いじゃ!』という好みの問題とか、礼儀としても個人的なレベルの問題にしておいた方が暮らしやすい社会だよねえ」
と「基本的に禁酒の国」(バングラデシュとアメリカ)で暮らした経験を踏まえて思いました。どちらも宗教的な背景から基本的には社会的に禁酒をよしとする傾向が強い(アメリカは地域によって全然違うみたいですが)ですが、日本で生まれて育った私には「理解はするんだけど何か違うんだよなあ」の感がいまだに拭えません。
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Unknown (ぐり)
2009-04-26 14:47:49
liyehukuさん

こんちわ。
アメリカはキリスト教?の影響なんでしょうかね?一部地域では公共の場で酔っ払うの自体が罪になるらしーですが。イスラム圏もそうですね。
けどアルコールでもドラッグでもなんでも、自分でそれをコントロールできないほど溺れるのはやっぱ人としてダメだけど、それを制度化してどーのこーの、ってゆー社会は息苦しいですね。禁止する法律があるからヤクザが儲かるってシステムにもなっちゃうし。

ところでアメリカはマリファナやアイス(覚醒剤)がやたら蔓延しちゃって問題になってるみたいですが、それってお酒をべろべろになるまで飲むことがいやがられるからとか、そういうこととは関係ないんでしょーか?
どっちみち身体に悪いって部分ではいっしょなんですけどね。
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Unknown (liyehuku)
2009-04-28 00:52:17
お酒の敬遠とドラッグの蔓延の因果関係はどうなんでしょうねえ。
日本の感覚だと「お酒はいいけどドラッグは悪い」という風潮ですよね。お酒とドラッグの間に線がはっきりしている。
アメリカの場合、ひょっとしたらそうでないのかもしれません。もちろん、お酒とドラッグが同列に扱われているとまではいかないけれど、日本よりは「ドラッグの方が悪い」という感覚が希薄なような気もします。お酒もドラッグも選択肢の一つ(しかもこの選択は複数選択可)という感じになって、結果的にドラッグを選ぶ人が多くなる、ということはいえるかもしれません。
ちょっと話はずれますが、隣の人(ルワンダに生まれ、ドイツに移住。その後アメリカ人と結婚してアメリカへ)が言うには、
「アメリカは何でもかんでもあれはダメ、これはダメって禁止しすぎ。禁止するわりに酒でも薬でも溺れちゃう人がものすごく多い。幼児性愛だって多分そういうことだと思うわ。私が思うにさ、禁止しなきゃいいのよ。そしたらこんなに多くないと思うわ。問題は解決するわよ」
と言ってました。彼女の言うことに全面的に賛成というわけではないけれど、一理あるなあと思います。
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Unknown (ぐり)
2009-04-28 19:52:48
liyehukuさん

いつも思うんですが、その隣の人の意見はある意味極論なんだけど、かなり真理を突いてるところもありますよね。
アーミッシュのデヴィルズ・プレイグラウンド(成年に達した信徒が一定期間コミュニティを出て、現世の禁を破って生活する習慣)みたいに、実験的にそういうことを体験したら人間がどうなるか、っていうのをやりたい人にはやらせてみるのはどーでしょー。一種の社会勉強として。
無理かな?
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