2月12日の例会報告
始めに、ネオジム磁石発見者 佐川真人氏の紹介
大阪生物・化学サークル2月例会報告
読売新聞サイエンスボックスより
ネオジム磁石 発見 佐川真人氏 大同特殊鋼顧問 紹介
Nd2Fe14B0
Fe77%、Nd15%、B8% 耐熱性ネオジム磁石にはDy添加
磁気スピンについては分からないのでとりあえず
原子番号と電子数を載せました。
※スピンには上向き下向きの2種類あり磁気に反応しない物質は同数のスピンを持っていて全体的に磁気的に中性だが、Feは第3軌道にスピンが同じ向きの電子が4個足りないために強い磁性を持つのが原因。
原子核 K L M N O P 軌道
原子番号26 Fe鉄 2 8 14 2
原子番号60 Ndネオジウム 2 8 18 22 8 2
原子番号5 Bホウ素 2 3
原子番号66 Dyジスプロシウム 2 8 18 28 8 2
ネオジム磁石・・ネオジウムに鉄を入れると鉄の磁気とネオジウムの磁気が同じ方向に固定されるため全体として大きな磁力がえられる。
ジスプロシウムを添加することによってハイブリッド車用耐熱性ネオジム磁石ができる。
1.4T(テスラ) 1T=10の4乗ガウス
14000ガウス
フェライト磁石 発見 東京工大 加藤与五郎氏、武井武氏
酸化鉄に、微量のBa、Srを加えて焼き上げる (La.Coを加える物もある)
ハードフェライト 0.4~0.45 T(テスラ)
4000~4500ガウス
アルニコ磁石
Al,Ni、Co
高価なのでフェライト磁石に取って代わられる。スピーカーの材料
サマリウム、コバルト磁石 サマコバ磁石 高温での用途、Smが高価、もろい
SmCo5(1-5系) Sm2Co17(2-17系)
ネオジム磁石の次に強い磁力
資料は Wikipedia、Newton別冊周期表、教科書実教出版化学より
次に、ネオジム磁石実験とユーチューブの動画(ガウス加速器)
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