キリン午後の紅茶が方向転換CMを流している。
というより、初めて方向を決めたように見える。
「おにぎりの友」になろうということみたい。
亀梨君が「おにぎりに合う」と宣言していました。
紅茶とおにぎり・・・・ほんとに合うのでしょうか。
亀梨君の宣言ではありますが、私、疑問じゃないかなと思ってます。
まず、おにぎりはその存在自体が地味なんですね。
中にどんなに高級な食材を包み込んでいても、
見た目は白と黒。最初は白のみのこともあります。
その地味さを引き立てる飲み物といえば、日本茶しかない!
と、私は思ってるわけです。
日本茶も、地味です。
たとえ、高尚な「お茶会」などに抹茶として登場しても
あくまでも地味。
話は変わってしまいますが、「お茶会」って、
あんなに地味なお茶一つ飲むために、みなさん着飾って
粉から液体になるまでにエライ時間かけてますね。
わびとかさびとか聞いたこともありますが、
なにが目的なのか、わからなくなってる感がありますね。
それほど、深く知ってるわけではないのですけど。
どんなに周りが華やかでも、お茶自体は地味です。
地味だけど頼りになるのが日本茶。
おにぎりとベストマッチな存在です。
そこに
紅茶って、ハデなんだよなあ (←あくまでも個人の感想です)
背景に、ロンドンとかパリとかが浮かんできてしまう。
(↑ ヨーロッパといえばこのような街と確信している)
美しい庭園の素敵なテーブルに乗るお茶セット。
ロイヤルコペンハーゲンの茶器に優雅に注がれる紅茶・・・・。
(↑ どこの国なんでしょうね?その上、ハイカラ信仰)
紅茶が主役になってる。派手な衣装も合うね。
やっぱり合うのはサンドイッチじゃないかなあ。
サンドイッチもハデといえる。
なんてったって、中身を見せているからね~。
紅茶とサンドイッチは対等なんですね。
じゃ、おにぎりも「お寿司型」にして中身を見せたらいいのか?
それはだめです。
あくまでも主導権を握るのはおにぎりですからね。
そう、そこなんですよ、
あちらで、主導権を握っている紅茶に対して
おにぎりはどのように対抗するのか。
キリンの午後の紅茶は、脇役になれるのか。
亀梨君は「できる」と言ってますね。 (←CMだからね)
私も、紅茶とおにぎりの文化的融合を願っています。
オーバーでした。