大江戸科学捜査
八丁堀おゆう-両国橋のご落胤
宝島社 2016年
江戸と現代で二重生活を送るOLの関口優佳ーおゆう
全部で5冊出ているみたいで、これは2冊目。
祖母から受け継いだ古屋には200年前の江戸時代に通じるタイムトンネルがあり
仕事に行き詰まったかして、そのタイムトンネルをくぐり
江戸での生活と現代の生活を両立させているらしい。
さて、2巻では江戸でも有名な小間物問屋の主から、息子が実の子かどうか
調べてほしいと依頼される。
おゆうは知恵を働かせて、二人のDNAを現代に戻って鑑定すると
実の親子であることがわかったが、江戸では反対の方向にどんどん話が進んでいく。
好意を持っている同心とともに謎を解いていく。
タイムスリップ物ですが、ちょっと変わっていておもしろいです。
異次元の通路が押し入れの中にあり、そこで現代の衣装に着替えたりできます。
こんな余裕のあるタイムスリップってなかった。
図書館の「新刊案内」のコーナーに置かれていましたので、
はじめて新刊を1番で借りました!!!
他のも読みたいなと検索しましたが、1冊しかないみたい。
最初目次を見た時は短編が最後につながるパターンのようでしたが長編でした。
でも、江戸の生活、現代の生活、粋な同心(たぶんイケメン)など
楽しめる要素がたくさんあって、最後まで楽しく読めました。
同心を勝手にイケメン認定してる・・・
イケメン枠がないとね~