いや、本日も造園科の授業は事も無く平和に終わった訳です。
一般人には面白くも無い授業内容を晒しますと・・・まずはクロガネモチの透かし剪定をしまして・・・序でに注釈など加えますと、普通は枝を切り落とすなり先っぽの葉っぱを適当に落として樹形を整えたらお終いとする木なんですけれども、忌み枝を丁寧に外し、葉っぱも奥から疎らに透かして全体に光が通るように・・・要するにシルエットのように仕上げる訳です。
で、次に、他の人がまだ高い木をやっていたんで自分と守さんは暇だったのでツツジの剪定を遊びで始めた訳です。
すると先生がやってきて「極上の剪定は刈り込んだり芽を摘むだけなんて事では駄目なんでスゾ」と、教えを垂れ始めまして、結局は透かし剪定を教わった訳です。
私らは中途半端に造園を齧っているんでこの手の玉物は刈り混んで丸く仕上げれば決まり、見たいに思い込み、丸さの出来が勝負だ、くらいに思っていた訳です。
しかし、先生の極上の透かし剪定は手で奥の方の枯れ枝・・・ツツジは古い枯れ枝が内部に多く溜まる・・・を丁寧に手で揉むようにして取り去って行く訳です。
そして他の気と同じように忌み枝や徒長枝を外して行くと、あーぁら不思議・・・とても自然に透けつつもやんわりとした球形も形作られちまうのであります。
そこで初めて少し飛び出している芽を摘んで仕上げると言う・・・自然な仕上げって、スンげぇ~と、感動モノでありました。
しかし、現実の庭ではツツジはバリカンと言いますかトリマーで丸く刈り込まれて終わっちまう訳であります。
お客様がこんな極上では有るけれども手間の掛かる・・・要するに金の掛かる剪定を望むかと言うと甚だ疑問では有りますが、しかし、特上を知っていれば並はいつでも出来る訳ですので本日の講義は値千金でありました。

桜の葉っぱにケムシがウジャウジャ

ピカチュウじゃなくて「イラガ」と言います
私が昨日モミジの剪定中に攻撃されたのはコイツであります・・・イラガと言って毒で刺すヤツであります。
人に選る感じですが大概の人は刺されるとかなりの痛みを感じ、数日すると痒みに襲われるそうであります・・・いや、昨日自分も刺されているんですけれども私はもう既に痕跡もない訳でして痛くも痒くもないのであります・・・鈍いんでしょうね、そう言うモノに。
で、本日は剪定中に鈴木君がアシナガバチに刺されまして 痛てぇ~ と、騒いでおりました。
しかしアシナガバチ程度では大した事は無いのでキンカン塗ってまた塗って・・・で、お終いであります。
で、その後黒松の古葉引きをやったんですけれども・・・松は苦手であります。
樹木として繊細なだけでなく、剪定後の樹形も腕の善し悪しが如実に出ますんで怖くて触れないのであります。
まっ、学校の木なんで失敗しても怒られませんから大胆にやりたい所なんですが、しかし、アレ お前がやったの? と、言われるのはとても心痛いので躊躇っちまう訳です。
本日仕上げられなかった黒松は来週も続きなんですけれども・・・楽しみでもあり怖くも有り、です。
突然ですが・・・本日の帰り道の夕日は近来希に見る美しいモノでありました。
ああ言うのを見ていると全ての造詣物にナンだかなぁ~と、言いますか、無力感とでも言いますか、まっ、
参った感と言うのが正しいのか・・・そんな思いが生まれちまう訳であります。
ナンとなれば、物が見えると言うのは光が無ければ見えない訳でして・・・光って言えば、お天道様の作り出す光こそが本物のソレであってその他の物はいかに工夫や創作が加えられ様とも・・・まっ、皆までは言いますまい。
まっ、明日は畑の種蒔きと言いますか・・・造園よりも園芸の方の授業なんですけれども・・・体力的にはソコソコキツい一日が待っている訳です。
そんな訳で明日に備えて今日も寝る・・・で、あります。
いや、ホント・・・ナニはさて置き寝ておかないと身体が参っちまうんであります。
若いころなら寝るよりも喰って回復とか目指せた訳ですけれども、今は横になって静かに体力の回復を待つしか手は無い訳であります・・・しかし、嘆く事では有りませぬ。
年を経ると言う事は置いに対処する術を学びつつ少しずつ衰える感じな訳でして、上手に立ち回ればマダマダぁ~と、一応は言える訳です。
それでは皆様・・・おやすみなさい、と。
一般人には面白くも無い授業内容を晒しますと・・・まずはクロガネモチの透かし剪定をしまして・・・序でに注釈など加えますと、普通は枝を切り落とすなり先っぽの葉っぱを適当に落として樹形を整えたらお終いとする木なんですけれども、忌み枝を丁寧に外し、葉っぱも奥から疎らに透かして全体に光が通るように・・・要するにシルエットのように仕上げる訳です。
で、次に、他の人がまだ高い木をやっていたんで自分と守さんは暇だったのでツツジの剪定を遊びで始めた訳です。
すると先生がやってきて「極上の剪定は刈り込んだり芽を摘むだけなんて事では駄目なんでスゾ」と、教えを垂れ始めまして、結局は透かし剪定を教わった訳です。
私らは中途半端に造園を齧っているんでこの手の玉物は刈り混んで丸く仕上げれば決まり、見たいに思い込み、丸さの出来が勝負だ、くらいに思っていた訳です。
しかし、先生の極上の透かし剪定は手で奥の方の枯れ枝・・・ツツジは古い枯れ枝が内部に多く溜まる・・・を丁寧に手で揉むようにして取り去って行く訳です。
そして他の気と同じように忌み枝や徒長枝を外して行くと、あーぁら不思議・・・とても自然に透けつつもやんわりとした球形も形作られちまうのであります。
そこで初めて少し飛び出している芽を摘んで仕上げると言う・・・自然な仕上げって、スンげぇ~と、感動モノでありました。
しかし、現実の庭ではツツジはバリカンと言いますかトリマーで丸く刈り込まれて終わっちまう訳であります。
お客様がこんな極上では有るけれども手間の掛かる・・・要するに金の掛かる剪定を望むかと言うと甚だ疑問では有りますが、しかし、特上を知っていれば並はいつでも出来る訳ですので本日の講義は値千金でありました。

桜の葉っぱにケムシがウジャウジャ

ピカチュウじゃなくて「イラガ」と言います
私が昨日モミジの剪定中に攻撃されたのはコイツであります・・・イラガと言って毒で刺すヤツであります。
人に選る感じですが大概の人は刺されるとかなりの痛みを感じ、数日すると痒みに襲われるそうであります・・・いや、昨日自分も刺されているんですけれども私はもう既に痕跡もない訳でして痛くも痒くもないのであります・・・鈍いんでしょうね、そう言うモノに。
で、本日は剪定中に鈴木君がアシナガバチに刺されまして 痛てぇ~ と、騒いでおりました。
しかしアシナガバチ程度では大した事は無いのでキンカン塗ってまた塗って・・・で、お終いであります。
で、その後黒松の古葉引きをやったんですけれども・・・松は苦手であります。
樹木として繊細なだけでなく、剪定後の樹形も腕の善し悪しが如実に出ますんで怖くて触れないのであります。
まっ、学校の木なんで失敗しても怒られませんから大胆にやりたい所なんですが、しかし、アレ お前がやったの? と、言われるのはとても心痛いので躊躇っちまう訳です。
本日仕上げられなかった黒松は来週も続きなんですけれども・・・楽しみでもあり怖くも有り、です。
突然ですが・・・本日の帰り道の夕日は近来希に見る美しいモノでありました。
ああ言うのを見ていると全ての造詣物にナンだかなぁ~と、言いますか、無力感とでも言いますか、まっ、
参った感と言うのが正しいのか・・・そんな思いが生まれちまう訳であります。
ナンとなれば、物が見えると言うのは光が無ければ見えない訳でして・・・光って言えば、お天道様の作り出す光こそが本物のソレであってその他の物はいかに工夫や創作が加えられ様とも・・・まっ、皆までは言いますまい。
まっ、明日は畑の種蒔きと言いますか・・・造園よりも園芸の方の授業なんですけれども・・・体力的にはソコソコキツい一日が待っている訳です。
そんな訳で明日に備えて今日も寝る・・・で、あります。
いや、ホント・・・ナニはさて置き寝ておかないと身体が参っちまうんであります。
若いころなら寝るよりも喰って回復とか目指せた訳ですけれども、今は横になって静かに体力の回復を待つしか手は無い訳であります・・・しかし、嘆く事では有りませぬ。
年を経ると言う事は置いに対処する術を学びつつ少しずつ衰える感じな訳でして、上手に立ち回ればマダマダぁ~と、一応は言える訳です。
それでは皆様・・・おやすみなさい、と。