百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

大すりこぎ棒。

2017年06月26日 | 百伝。
今日は、禅の里、永平寺町のカフェまで出かけて、お茶を飲みながら来月の勤務表作りをしていました。

もう数え切れないぐらい参拝していますが、ふと午後から、永平寺に参拝したくなりました。



全国に約1万5千余りある末寺の大本山 曹洞宗永平寺です。



日本曹洞宗第一道場 吉祥山 永平寺 開祖は道元禅師。



百島の西林寺まで繋がる出家参禅道場であります。



「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」

先日、白山信仰の開祖と言われる泰澄大師に深く関わる寺の住職さん曰く。

「歳を取って、目や足腰が悪くなるのも幸せなこと。身体が弱っていくのも幸せ者」

・・そうだろうか?

道元禅師曰く。

長生きをすることが幸せか? そうでもない。
短命で死ぬのが不幸か? そうでもない。
問題は、どう生きるかだ。



先程、ニュース速報あり。

中学3年生の藤井四段 公式戦29連勝 歴代最多連勝記録達成の報あり。

昨日のNHKスペシャル「人工知能 天使か? 悪魔か?」

人間の将棋棋士は、人工知能に到底敵わないとのこと。



未来社会、人間の仕事は、人工知能に奪われるのではないかという危惧。

もともと、人間は、仕事嫌いなのでは?

ならば、日本の経済社会は「最低限の社会生活保障」を確立しないとね。



安倍さん、大臣連中、政治家として・・官僚の寝業を見縊っていたのかもしれません。



「忖度」やら「癒着」やら「自殺」やら「願望」が、人工知能に感情存在しないのならば、神様のような手腕です。

人間の頭部を他の人間の頭部と交換移植が可能となった地球文明、人間倫理です。

その神様のような手腕(人工知能)を、政治システムの効率化を図るために任せればよいのにと考えます。



傘松閣の天井です。



一面に230枚の絵が埋め込まれて、鯉2枚・唐獅子2枚・リス1枚の5枚を見つけると願いが叶うとのこと。

道元禅師は、全くそんなことを考えてもいないでしょう。

立つ場所、座る場所、手洗い、うがい、洗面・・雑用は無く、すべてが修行の場、時なのです。



永平寺の大すりこぎ棒です。

三回触れると、女性は料理が上手くなり、男性はご機嫌取りが巧くなるとのこと。

これまた、道元禅師は、全くそんなことを考えてもいないでしょう。



門前通りのお土産店で、T-シャッツを買いました。



「身を削り、人に尽くさん すりこぎの その味知れる人ぞ 尊し」と、ローマ字で書かれています。

喝。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿