今日1月7日は、ロシア正教会のクリスマスだとの事。
今から35年前、当時お世話になっていた下宿先の大家さん、ニーナさんの事を思い出す。
グルジア出身のニーナさん、明日一緒にロンドンにあるロシア正教会に行こうと。
当時、グルジアもロシアもウクライナも、ソ連邦。
いい話を聞けるからと、日本に帰国する直前の僕を誘ってくれた。
ニーナさんの車で、ブライトンからロンドンへ。
今、あらためて思い出すロシア正教会のクリスマス。
当時の日記帳を開けてみた。
「ロシア正教会では、十字を逆方向の右からきる。右、左、真ん中、必要なのは思いやり。無関心、イデオロギー、知識ではない。思いやりなければ憎しみ合う。それは競争、暴力、戦争ヘ繋がる。心に愛あるもの、愛ある思いが、人生をより楽しく美しく、世界はもっと素晴らしくなるはず。」
当時のソ連への印象付けだったのかな?
今は、間違いなくロシアの指導者プーチンの思い遣りの無さに憤る。
戦後、難民として渡英、英国で生きたニーナさんの言葉。
「私の人生はトラブルとトラウマだらけ、それを笑い殺すつもりで強気で生きてきた」
ニーナさんの作ってくれたスープは、七草粥に似ていた。
感謝、合掌。
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