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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

もの言わぬ証人。

2019年12月22日 | 空木宝剣
空の池 岩を小鉢に 青い松



原爆の悲惨さを伝える「もの言わぬ証人」被服支廠。









広島では、被爆建物の被服支廠を、県が一棟だけ残して、あとの3棟と国の1棟を解体するとの計画に、市や被爆者から、待ったがかかった。
 
一瞬にして、14万余の命を奪った原爆。  

その犠牲者の多くの人が避難しながらも、命が絶えた場所のひとつが被服支廠だった。 

謂わば、被爆者の墓碑とも云える建物である。

ところが、地震に対しての安全性を考慮して、維持する事が困難と判断を下された事で、今まで、その存在を生かすことを忘れていた事に、気づかされた一面もあろうかと思う。

根性松のように、その存在を生かすべきで、枯らすべからず。


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