千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

飯田線~秘境駅探訪の旅

2016-09-22 | 旅行
台風が過ぎ去っても、ぐずついたお天気が続いていますね。
雨の多いこの頃でしたが、1日だけ晴天の日がありました。
以前、申し込んであったツアーの日が、ちょうどこの晴れの日に当たり、
気持よくさわやかな日に、ラッキーな日帰り旅を楽しんできました。

飯田線秘境6駅探訪です!

豊橋駅集合のツアーで、特急「ワイドビュー伊那路」1号に乗って、
天竜峡駅まで、ビューっと行きます!



秋っぽくなった空と雲を眺めながら、おしゃべりも忙しい!

天竜峡駅到着前にお弁当を広げます




天竜峡駅です




天竜峡を40分位ウォーキングしました。

お散歩マップのうち、半分ほどは歩いたのかしら・・・









帰りに乗るのが、急行「飯田線秘境駅号」です。
「天竜峡」から「豊橋」まで・・・

テーブル付きのコンパートメント席を友人が予約してくれたので、
4人でゆったり、快適な座り心地でした。
コンパートメント席は、1列車6グループのみの指定です。

さあ、ここから秘境駅に着くたびに降りるんですが、5分から最大20分位の停車時間です。
ホームとその近辺を見るだけですが・・・




駅の名前がめでたい!

千代駅(ちよえき)・・・触って長生きを願う?
金野駅(きんのえき)・・触るとお金が増える?



この列車全てツアー客・・・停車の度に皆さんカメラ持って走る・・・
ウ~ン!カメラマンの多いこと・・・






為栗駅(してぐりえき)



天竜川を望む駅です。
ダムが出来たため、集落は水没したそうです。












ちょっとよろけたら、川に落ちちゃうほど、急斜面です。




小和田雅子さまのご成婚で有名になった小和田駅







長野県・愛知県・静岡県にまたがる飯田線・・・




コトコトゆられながら、飯田線の旅を楽しんだ一日でした。




今回は、ご近所のお友達と4人の旅でした。

子供達が幼稚園・学校の頃は良くおしゃべりしていたけれど、
すぐ近くに住んでいるのに、最近はほとんど会うことがない四人です。

計画してくれた J子さん、有り難う!
旧交を温めながら、の~んびり、いい旅でした。





神戸

2013-12-15 | 旅行
「神戸」をアップしようと思いつつも、あっという間に1週間が過ぎてしまって、
記憶が飛んじゃいそうです。
宝塚を見た翌日、神戸を歩いてきました。
「帆船」をテーマにした雰囲気のいいホテルに泊まって気持ちの良い朝を迎えたのでした。





朝、ホテルすぐそばの生田神社へお詣りして、すがすがしく?出発です。





生田神社と関連していた武将は誰だっけ?
藤原紀香が結婚式を挙げたのは覚えているのに・・・?


北野異人館街へ・・・





ショップが増えて、賑やかになったような気がします。
サンタさんがあちこちに・・・サンタさんを探そうというイベントもやっているようです。

風見鶏の館も周りの樹木が大きくなって、建物周りを覆っていました。





萌黄の館だけ、中を見学してきました。
11年前に来た時は、クリスマスグッズをたくさん売っていたのに、
何もありません…楽しみにしていたのにがっかりでした。




しゃれたお店が並ぶ坂道を下り、タクシーで港の方へ行って、昼食を食べることに・・・

神戸ハーバーランド「モザイク」へ
「モザイク」・・たくさんのお店が入っている商業スペース・・・
とても賑やかでした。

私たちはここで飲茶でランチを済ませて一休みです。







あの赤いタワーが「神戸ポートタワー」ね!
ネットを張ったような建物は、「海洋博物館」!









気持のよい空間・・・異国情緒って言葉が浮かびます。





船に乗って何処かへ行ってみたい~~って思わせる風景でした!


次の目的地「神戸市立博物館」へ歩いていきます。
ツアーではないので、自由に街を歩けるのがうれしい!

あっちよ! こっちじゃない? なんて言いながらやっとたどり着いて・・・

見たかったのは、「プーシキン美術館展フランス絵画300年」です。
ルノワール ゴッホ ドラクロワ アンリ・ルソー ミレー ピカソ・・・・・
今まで見たことのない作品・・・ロシアのコレクションの質の良さに目を見張ります。




「ジャンヌ・サマリーの肖像」は、ルノワールの最高の肖像作品だそうです。
土曜日と云うこともあったでしょうが、大変な混雑で、もう少しゆっくり見たかったけれど、
もう帰らなくっちゃ!!!


帰路、新大阪の駅で、お目当ての「551蓬莱」の豚まん(安くて美味しい)も買って、
大満足の4人の旅でした!



まだまだ見たいところがある神戸でしたが、
次まで持越し~~ 次の楽しみもあって、それも良きかなって!








高野山詣で

2012-05-03 | 旅行
高野山へ4月28・29日と行ってきました。
「高野山」と云ってもほとんど知識もありませんでしたが、
先日、NHKの大河ドラマ「平清盛」で清盛が高野山に大塔建設を命じられた物語を見て、
がぜん興味がわきました。
もともと、「平家物語」大好き人間だったのですが・・・でも最近はほとんど忘れています。
そう云えば、横笛・滝口入道・維盛の話もあったのでは・・・

親しくしている夫婦7組・その友人・知人総勢21名、小型バスで出かけました。
男性陣はサロン風座席で早くも宴会です。

連休初日とあって、伊勢湾岸道路のあたりは渋滞でしたが、
東名阪自動車道から名阪国道を通る頃はスムーズに流れ、
大した遅れもなく一日目の目的地「法隆寺」へ着きました。



日射しが強くって、暑い暑い~
立派な世界遺産の法隆寺
「夢殿」で春と秋だけの公開という秘仏「救世観音」を見てきました。

途中「道の駅 紀の川」で、初めて紀の川を見ます。



紀の川と云えば、川幅いっぱいに滔々と流れているイメージでしたが・・・
それはもっと下流でしょうか~


紀の川から南へ・・・高野山へ向かいます。
高野山は標高約900メートルというだけあって、バスは高い山並みを見ながら山道をぐんぐん登ります。
こんな高い処に広い敷地があるのかしらと不思議に思いましたが、
山頂は広い盆地になっているのだそうです。

「遣唐使」と「空海」・・・線でつなぐってテストにあったかな?
唐に渡って密教を学び、帰国後人々に真言宗を広めた空海(後に弘法大師)が
開いた真言宗の修行の道場が高野山です。


お泊りは宿坊です。
宿坊と云うから堅苦しい修験場を想像していましたが、きれいな旅館並みです。

応接間で説明を聞くのですが、そこから笑いっぱなしです。
説明のお坊さんが手慣れた調子で、笑わせるのです。

このオチのある話法は、お食事の時も、翌日のガイドさんも同じで、
高野山へ来て心身ともにリラックスして下さいと云う訳? と思われるほどでした。
この高野山の明るさ、おおらかさ、気安さなどがきっと人を惹き付けるのでしょうか




夕食・・・精進料理・・少なめがお腹にちょうどいい!
お酒は無いけれど、般若湯はいくらでも~ と云うことでした(中身は一緒で~す)

夕食後、ライトアップされた壇上大塔を見に行きました。




翌朝は6時から朝の勤行に参加・・・1時間ほど・・・椅子で助かりました!
お経を聞き、願い事を書いて護摩祈祷、お坊さんが1人1人の背中に手を置き何やら唱えて、
背中をドンと押してカツを入れてくれます。



翌日も良く晴れて、朱色の「壇上大塔」が華やかです。



平清盛が大塔を建てたのは3代目だそうです。
何回も雷で焼失して、現在の建物は昭和12年に再建されものだそうです。
ドラマでもやっていましたが、
清盛が自らの血で筆を入れた「血曼荼羅図」は保存されているそうです。



金剛峰寺は霊宝高野山の総本山として栄えてきたそうです。
中を見学出来るようになっています。



撮影禁止なので写真はありませんが、襖絵などが見事でした。
豊臣秀次が切腹した「柳の間」が当時のまま残されています
奥でお茶とお菓子をいただきました。


弘法大師(空海)の御廟のある奥の院までの参道には、
たくさんの供養塔が立ち並び、その多彩さに目を見張ります。

次々と建っている有名人・芸能人達のお墓や、ユニークな形の企業の供養塔が、
まるでコマーシャルのように思えたほどです。
どの宗派も受け入れるおおらかさがここにも表れていました。
そして高野山は、いまだに神仏混合で祀られているのだそうです。




参道を折れると、歴史に名を残した武将たちの供養塔が立ち並びます
ここはうっそうとした杉木立の中、供養塔も苔むして、歴史を感じさせます。
去年の大河ドラマ「江」の供養塔が一番高くって10mの高さとのこと
お墓は撮る気がしなくて、写真はありませんが・・

「高野まき」って知りませんでした。。
そういえば高野山の祭壇にみな飾ってありました。
秋篠宮悠仁親王のお印だそうです。

弘法大師さまは835年に入定され、“ 現在も生きてここにいらっしゃる”・・とか
だから、いまだに温かいお食事をを供えているそうです。

地下の御廟をお参りしました。
熱心な参拝者が大勢祈りを捧げていました。


英霊殿の前のしだれ桜がちょうど満開でとってもきれい!!




帰りにバスの中から見かけたので、窓からパチリ!



この立派な門は、高野山の総門で「大門」でした!


高野山が開創されて1200年目の平成27年に記念法会が行われるそうですが、
そのイメージキャラクターが「こうやくん」で、このしっかりものの「こうやくん」は
あちこちのお寺の前に飾ってありました。



この旅では、出発のバスの中に高校の同級生が乗っていてびっくり!!
お仲間が親しくしているお友達と聞いて、うれしくなり、おしゃべりが弾みました。
出会いからどんどん広がる輪~~~とっても楽しい旅でした。

「こうやくん」に会いに、又、高野山まで来ようかなと思いながら帰ってきました。




美しかった! 御射鹿池(みしゃかいけ)

2011-11-01 | 旅行
御射鹿池・・・ミシャカイケ と読むのだそうです。
人工池なのに、本当に美しい池!!  蓼科方面でした。



この池は東山魁夷画伯が描いたことで有名になったそうです。

あ~あの絵のモデルになったのはここだったのですねえ!


(ネットからお借りしました)

以前、東山魁夷展を見たときに、あの緑色に魅せられましたが、今は紅葉の季節・・・
少し時期が遅く、落葉松が黄褐色になっていましたが、それもまたいい感じです~





緑一色とは趣が異なりますが、鏡のように木々を映す静かな景観は素晴らしかったです。




少し前ですが、吉永小百合のTVコマーシャルも、この地で撮影されたそうです。




ちょっと揺らして・・・




この旅行は、又またミステリーツアーでした。
今年はこれで3回目のミステリーツアーを体験です。

コーラスのサークルの親睦旅行で10月28日に行ってきました。

小さなバスで、17人の参加、、ガイドさんも添乗員さんも無しと云うことで、
役員さん達が、にわかガイド役となり、温かいお茶をいれてくれたり、クイズやビンゴ・・
歌合戦などしながら、バスの中を楽しく盛り上げてくれました。

でも行程はミステリー・・・誰も行き先知らず

本当のガイドさんみたいに“さあ、何処へ行くでしょう? 東?西?”なんてこともないし、
説明もないので、バスが走るがまま、駐車場に降り立って、ここは何処? どこまで来たの?って・・・

のんびりしたモンで、ホントにミステリアスな旅行でした。

「みしゃかいけ」の他には横谷渓谷へ行って、乙女滝と霧降の滝の間を少しハイキングしました。






マイナスイオンって、~個って数えるのねえ!


乙女滝にしては、迫力がありました!




霧降の滝




ミステリーツアーのお楽しみは、たくさんのお土産です。
もちろん、持参のエコバッグにいっぱいいただいて帰ってきました。







久しぶりに白糸の滝

2011-08-06 | 旅行
7月にミステリーツアーに行ってきたよ~と、友人に話したら、
友人もぜひ行きたいと云うので、お付き合いして行ってきました


“冷え冷えミステリーツアー”という名前のぽん○○ツアーに参加
冷ん冷えなんだから、信州の高原かしらねえ~と期待したのに、
バスは朝霧高原へ・・・白糸の滝でした!

以前来たのは10年前? もっと来ていない!・・久しぶりだけど、ちっとも変っていません。
そうそう! こんな階段を下りて行くのよねえ~



富士山の雪解けの水が地層を通って流れ落ちています
近づくと、水の飛沫がミストみたいで気持ちいい!!
確かに冷んやり~~・・・と涼しかったけど・・・

音止めの滝の展望台は、3月の地震で崩壊したそうで、まだ新設されていませんでした。
柵から身を乗り出して、パチリ写しました。
ゴーッと地響きがするようなすごい音です。


甲府から勝沼へ、桃園・ぶどう園へ
パンフレットには、○○狩りと書いてあったので、
ぶどう狩りかと思いきや、添乗員さんが大きな声で「モモ1ッケ切りで~す」と・・・
一つ選ぶのにあれこれ見て、1ッヶ取って終了・・3分もかかりませんでした!
あとは、買って下さいとのこと  友人と笑っちゃいました!



ハーブ園も行ったのですが・・咲き乱れるハーブは何処??
これが化粧品を売る手法のお店!

そして段ボール入りのお土産が、帰宅後宅急便で届くというツアーでした!

そんなツアーでしたが、バスの中はいつも爆笑の渦
添乗員さんが、“きみまろ”女性版みたいでしたので・・・

目的地はともあれ、笑ってリラックスの1日でした





遥かな尾瀬~♪

2011-07-27 | 旅行

「尾瀬に行ったことがないから行ってみたい」と、以前から夫が云っていた。
もう水芭蕉の季節も終わってしまったけど・・・

6月のある日、新聞に旅行会社の大きな広告 “ご夫婦で行く花咲く尾瀬”と出ていた。
私はハタチの頃、三平峠を越えて水芭蕉の尾瀬沼・・・尾瀬ヶ原と歩いたことがあるけど、
それ以来行ってない!

谷川岳ロープウェイも乗って、水上温泉郷へ泊り、翌日尾瀬ヶ原散策とあったので、
これに決定!  6月に申し込んでおいて、24・25日に行ってきました!

バスの中で、サービスエリアでもらった関東区域の地図を広げて、目的地まで辿る道路に興味津津・・・
関越自動車道の水上ICを降りる頃には、お天気が怪しくなってきて雨模様~
谷川岳ロープウェイで標高1319mの天神平駅まで行ったが、とうとう本格的に雨が降り出してきた。
それでも上下カッパを着こんで、リフトで標高1502mの展望台まで行ってみた。



晴れていれば美しい谷川岳の山頂や、山々のシルエットを見ることが出来たはず!
霧で何も見えず、とっても残念!

帰りは、この霧の中をリフトを使わず歩いて下ると云う夫に続いて歩き始めたが・・・これが難行苦行・・・
この散策コースはスキー場のゲレンデなので、滑り止めが埋め込んであるとはいえ、傾斜していて、
立ち止まれないほど・・・滑らないように歩くのが精いっぱい~
それでも霧の中に現れるお花に癒されながら無事ロープウェイ駅まで辿りついてホッとしました。

水上温泉郷のホテルは、美しい山並みを眺めながらの入浴も出来て、いい温泉でした。

翌朝7時15分、ホテルのバスで鳩待峠まで、約1時間・・
標高1400mの鳩待峠まで、素晴らしい原生林の中を、くねくねとバスは登ります

鳩待峠到着!  雲が多いけど、青空も見えてお天気はまずまずです。
添乗員さんの号令で、ストレッチ体操をして、ここから4時間半の自由行動です
でもすぐに尾瀬ヶ原を歩けるわけではありません



ここから1時間ほど200mの高低差のある山の鼻ビジターセンターまで、3.3㎞下らなくてはなりません。
前日の雨で滑りそうな石畳を下って、しばらくすると木道になりますが、さらに下ります。
色とりどりの緑の木々、ウグイスが上手に鳴き、カッコウの声も聞こえて、
自然に包まれて気持ちがいい!! 出会う人と “こんにちは”を繰り返します。
汗びっしょり・・・予定通り1時間かかりました。



ここから尾瀬ヶ原の木道を歩きます。



至仏山を背に歩きます。



はるか向こうの山は燧ヶ岳です。

広告の謳い文句の ‟花いっぱいの尾瀬”とはいかず、ニッコウキスゲは、
もっと先の湿原まで行かなくっては見られないようです。







黄色い花は、キンコウカです。







ハッチョウトンボ は尾瀬特有種で日本最小のトンボだそうです。
美しい ルリイトトンボ にも出会えました!






水芭蕉の時期は、すごい人でしょうね。
この時期でも立ち止まって撮影しているとすぐ人がきます
花が一番少ない時期でしたが、尾瀬の雰囲気は満喫したのではないかと思いました。

写真を撮りながらなので、遅くなったけど、何んとか牛首分岐点まで行ってきました。


ここから引き返すのですが、
ツアーの悲しさ、時間が迫ります。
帰りはかなりの急ぎ足でした!



雲行きも怪しくなってきました。




山の鼻ビジターセンターから鳩待峠まで、帰りは登りになりますから、1時間半はかかります・・・
きつかったです!

ホテルに戻り、温泉で汗を流します。
これでさっぱりして、あとはひたすら帰るだけです。

16組のご夫婦が参加・・・夫婦だけのツアーなんて初めてでした・・
私たちを含め中高年のご夫婦ばかりで、
バスの中がとても静かで、いい雰囲気でした。

添乗員さんが懐かしい曲やジャズをBGMで流してくれたので気持ちが安らぎました。

休憩時間を入れると浜松から7時間ほどの行程です・・・尾瀬は遠かったです!!

初級のハイキングと云うことだったけど、足は筋肉痛、体中痛くって、帰ってからヨタヨタ歩いています。





青鬼集落と大出公園

2010-10-10 | 旅行
白馬のつづき

白馬の二日目も雲が低く、白馬連峰は全く見えません。
     
     


八方尾根から八方池まで行きたかったのですが断念して、
「青鬼(あおに)集落」という山村を訪ねることにしました。

白馬村の東側を流れる姫川を渡って車がやっと通れる山道を行きます。
時々下を覗くと、断崖は深く、姫川は底の方に見えるか見えないかというほどのすごい渓谷でした。
その集落は、山間にひっそりと昔の山村風景を見せてくれていました。
             
「重要伝統建造物群保存地区」に選定されているそうです。
江戸時代から明治に建てられた14棟の建物が点在しています。
茅葺き屋根だったのが、諸事情で現在は鉄板被覆になっていて、趣がなく、ちょっと残念でした。









少し歩くと棚田が広がり、その向こうに北アルプスが見えると云うビューポイントに出ましたが、
アルプスはやっぱり雲に覆われ何も見えません。
雪を冠るアルプスが、田植えの水に映える季節だったらどんなにきれいでしょう
棚田は「日本棚田百選」に認定されているそうです。
  


稲の刈り入れの最中でしたが、まだ少し残っていて、写真に色を添えてくれました。
帰宅してからネットを見ていたら、同じようなところから撮った写真を見つけましたので、お借りしました。
こんな風に見えたら素敵ですね


午後はもう一つの絶景スポット「大出の吊り橋」へ行ってみました。
白馬のパンフレットなどによく使われるビューポイントだそうです。
あの雲の向こうに、白馬連峰が・・・と想像することにして~



   
    



‟春が素晴らしいですよ”と、「カミニート」のマスターが教えてくれました。
展望台のすぐ側、山の木立の中にある喫茶店「カミニート」で美味しいコーヒーをいただきました。
いつか又、ここへ来たいと思いました。


夕方薄暗くなってきましたが、和田野の森教会にあるフォトギャラリーの「菊池哲夫展」へすべりこみました。
どうしても見たかった「四季 白馬」の写真展でした
和田野の森教会は初めてでしたが、とても素敵!
森の中にある‟お菓子の家”みたいでとっても可愛い!




宿へ帰る頃から雨になり、夜中の強い雨が、翌朝もまだ残る中、早めに帰ることに・・・
途中の安曇野で、「北アルプス展望美術館」へ寄ってきました。

-私の安曇野、私の日本風景-「山下大五郎展」をやっていたからです。
山下氏は日本の原風景を求めて日本各地を旅したあと、安曇野の風景に魅了されて10年間通い続けたと云うだけあって、安曇野の四季がダイナミックに力強く描かれていて美しい絵が多く、強く惹かれました。
この美術館からの眺めは素晴らしいです・・・雨は上がったものの雲が立ち込めていましたが・・・



今回の旅行は、晴れていたらどんなに素敵な景色だったでしょう~~と思う処ばかりでしたが、
山ばかりでなく、白馬の新しい魅力を見つけることが出来て、とても印象的でした。

長々と旅の記録を見て下さって有難うございました。




栂池高原

2010-10-05 | 旅行
9月の末、26・27・28日と白馬へ行ってきました。
白馬といっても正確には白馬村を散策してきたような感じでしたが・・・
お天気が悪くって白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)を一度も見ることが出来なかったのです。
夫婦とも心がけがよほど悪かったのかも・・・

安曇野までは青空で、山も見えて気持ちのよいドライブでした。



朝は6時に出発して、ロープウェイで上がった栂池自然園でお昼でした。
浜松からはちょっと遠いですねえ~

       

栂池自然園は、ほとんど木道が整備されているので歩きやすい


山はすっかり雲の中~~見えません


紅葉も今年は遅れていて、まだ緑が多かったです
去年の今頃は、素晴らしく紅葉していたとか・・・



浮島湿原 ここは静寂で幻想的・・・素敵でした


少し明るくなった時、途中の展望台から見えた白馬の反対側の山々です


楠川で一休み~雪解け水が冷たい


最終ロープウェイの時間を気にしながら、それでも4時間ほど歩いたかしら~
気温は14度くらいでしたから、歩いていても、とてもさわやかでした。









栂池自然園へは今度で4回目 
夏に来た時はたくさんの高山植物を愉しめたけど、秋はまだ紅葉に出会えず残念です。
でも人が少ないだけ静かに栂池を堪能出来て良かったかもしれない・・と、
ちょっと負け惜しみ・・・
今回は、時間もなく、曇っていたので、一番の見どころ大雪渓を見れる展望台はパスしました。


お花もほとんど終わっていて、見つかったのは、リンドウとトリカブトの紫だけでした。
あとは小さな実を見つけて喜んでいました。


中心の“ET”みたいのは、ニッコウキスゲの実  なんか可愛いかったんです!


この日はさすがに疲れてへとへと!
ゆっくりする宿は、和田野の森の近くにある会社の憩いの家、OBでも利用できるのがうれしい
     
いい温泉でした。

次の日も曇っていて、ボケた写真ばかりだけど、続きもアップするつもりです。




永平寺と読書

2009-10-01 | 旅行
久しぶりに雨が降った火曜日、福井の永平寺へ行ってきました。
夫が○○文化センターの司馬遼太郎の世界 ~街道をゆく~を受講していて、
その講座の計画ツアーでした。

永平寺は曹洞宗の総本山だし、一緒に行くことにしたのはいいけれど、夫とのバスツアーは初めて・・・
しかも4時間はかかるらしい~~~
景色を見て、会話して・・・ウ~ン4時間は持たない
軽い読み物を買おう・・・・
キヨスクで内田康夫の「朝日殺人事件」を買ってバスに乗り込みます

東名高速を走る頃、雨がバスのガラスをたたく~~
でも講師の先生の「僕が行くところは絶対雨にはならないですよ!!」との頼もしいお言葉を信じる。
バスの中で、司馬遼太郎の書いた「越前諸道」の中の永平寺について講義がある。
講師の方の話し方もテキパキしていて、なかなか快い。
宗教の変遷が興味深く感じられる。

お話が終われば、曹洞宗を開いた道元様には申し訳ないけれど、
すぐに文庫本の殺人事件に没頭~~~

時々窓の外に目を遣り、アラもう越前平野なの?・・・さすが米どころね~と田園風景に目を休め、
休耕田も多いわねえ・・・白いソバの花が満開、とてもきれいね!
そういえば、越前そばが美味しいらしい~~食べたいけど、このツアーはバスの中でお弁当よ~と、
会話もしつつ・・・バスはもう北陸道の福井北ICを出て永平寺へ
  
  

永平寺は今から760年前に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場だそうです。
たくさんの僧侶が禅の修行をしているそうで、磨き上げられた廊下はピッカピカ・・
生活面の修行も大変だろうと察っしられます
山の中のお寺で、階段がたくさんあると聞いていたので、外を歩いて、伽藍を廻ると思っていたら、
建物の中の回廊を通って見学できるようになっていて、見学コースが合理的でした。
靄の掛かる景色の前に佇み、”機械音・生活音は何も聞こえないでしょう
この自然の音に耳をすませましょう 自分と向き合える” と講師の方がおっしゃる

「除夜の鐘」で有名な鐘楼がこれです!と云われ、大晦日に見る風景が目に浮かびます

もっと荘厳かと思っていましたが、廊下伝いの見学のせいなのか、団体さんが大勢見学のせいなのか、
観光化されているような印象でした。


もうひとつの見学地、丸岡城に寄りました。
徳川家の重鎮 本多作佐衛門が陣中から妻あてに送った有名な最も短い手紙
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
このお仙が成長して、本多成重(幼名仙千代)となりこの丸岡城の城主になったそうです。
浜松城位の大きさでしたが、城郭建築の初期のものだそうで、国宝に指定されていたのが震災で倒壊し、
修復されて現在、重要文化財だそうです。

屋根瓦が全部石瓦で葺かれていて、天守閣は日本最古とのことです。
瓦全部で120tの重さと云うからびっくりです! 
  
  

最初に講師の心強いお言葉通り、見学している間は雨に降られなかったので、
念ずれば通ずるのかな~と変に感心しました。

帰りのバスに乗り込み、いそいそと本を広げ、殺人事件の犯人探しです。
浜松へ着くまでには、事件も解決・・・なんとか400頁を読み終えて帰宅です。
バス旅行もして、久しぶりに探偵ものも楽しめて、雑事から解放されていい一日を過ごしました。





薬師寺展

2008-06-09 | 旅行
しばらく会っていない友人と久々に会いましょうか~と、映画もいいわね~と、電話でおしゃべり中に、
急に薬師寺展の話題になり、行ってみたくなり、二人で即決定・・・
上野の国立博物館で開かれている薬師寺展へ5日に行ってきました。

9時過ぎには上野駅に着いて、まずびっくり! 
チケットを買うのに長い列!9時半の開館なのに入口からまた長い列!・・・・
でも30分ほどで入場出来ましたが・・・
と、こんなことを書くのは、見終わって出てきた時の光景に超びっくりしましたので・・・
長い長い列が延々と続いていて、最後尾のカードに「140分待ち」と書いてあって、カードを持っている人に聞いたら、今日はいい方で、いつもは3時間待ちなんです~とのことでした。
さすが東京・・・というか、日光・月光菩薩の人気のすごさに本当に驚かされました。
その本物は、と言いますと、見に行った価値がありました。

普段は、奈良・薬師寺「金堂」の薬師如来の両脇に並んでいるのが、
今回初めてお寺の外へお出ましになり、光背(背中に付いている金色の飾り)を外しての公開ということですし、明るいところでライトを浴びて、近くで横から後ろからじっくり見られるというのですから、こんなにたくさんの人が見に来るのでしょう。


この絵ハガキは残念ながら半身しか映っていませんが、実際の立像は、
背の高さ3メートル以上、後ろへ回れば、意外とふくよかで体つきが生き生きとしています。
立ち姿も素晴らしく、お顔も角度を変える度に違って見えて、いつまで眺めていても飽きません。
混雑する中、みんな、なかなか動こうとしませんでした。
これが8世紀に造られたものとは、信じられないほどで、ただ、ただ感嘆しながら、見とれてきました。
この薬師寺展、3月25日からやっていて、昨日8日で終わりましたが、私たちが行った前の日(6月4日)に入場者が70万人突破というからすごかったんですね。

疲れた後はやはり、静かなところでゆっくりお茶がいいわね・・と・・・・
東京に疎い私たちが行けそうなところ・・・
この上野駅から山手線で行ける目白のフォーシーズンズホテル椿山荘に決定・・
ここなら、以前、姪の結婚式で泊まったことがあるので、ちょっと安心で・・・
ラウンジで思い切ってアフタヌーンティをいただくことにしました。
あこがれのアフタヌーンティは、スコーンにサンドイッチ・ケーキ・クッキーと目にも楽しくてうれしいもの!
2万坪もあるというお庭のすがすがしい緑を眺めてのお茶は、贅沢な時間でした。





そして夕方、もう1か所行けそうなので、最近出来たという赤坂サカスへ行ってみることに・・・
六本木に次ぐ新名所で、
パンフレットによると、桜を「咲かす」・文化を「咲かす」・坂のある「坂s」だそうです。

しゃれたレストランや雑貨店、軽い食事のできるお店などがありましたが、時間もないので、
夕暮れの街をぶらぶら歩いて、日帰り東京旅行を終わりにしました。