ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  マーシャル諸島 マジュロ環礁に 上陸。

2016年03月23日 | 自然 花 写真

    マジュロ環礁


最後の寄港地 マジュロで シュノーケルを楽しんで来ました。赤道を越えても 熱帯は変わらず
やはり30℃の世界です。最後の日焼けの機会なので こんがり焼けるよう 時折帽子も脱ぎました。
帽子は アフリカで買った シュロの葉で編んだメキシカンハットのような大きな帽子 日よけには
もってこいですね。

マジュロはマーシャル諸島の中の中心的な街です。ビキニ水爆実験で住む所を追われた人々も移住
してきて インフラ設備の割には 人口過多のようです。マジュロ環礁とも呼ばれますが アメリカが
統治した戦後 10の島々を埋め立て 一つの島にしたようです。言葉は英語 お金は当然米ドルです!?
マジュロには日本が建てた戦没者記念碑があります。太平洋戦争で戦没した人々の慰霊の記念碑です。

私たちは多く有る小島の一つ エネコ島にボートで向かい ここでのんびり海水浴とシュノーケルです。
今はこの辺りも 放射能が0で 魚も戻って来ているそうです。色々な講座でマーシャル諸島の歴史を
学び 単なる南国の楽園という気分ではいられなくなります。国連で訴えた女性詩人の 海の海面上昇
浸食によって 浜辺が、土地が失われ 住めなくなる現実を知ると そうそうきれいな海を楽しめなく
なりますね・・。

どこにも人々が住んで 生活しており 様々な現実に直面し 戦っている人々がいます。熱帯の海は
更なる温暖化で 水が膨張 海面が上昇し 洪水 浜辺の浸食 椰子の木などの根が腐り 井戸に海水が
入ったり 飲み水の不足 食料の生産が出来なくなり 人間が 動物が生きられない環境になってきて
います。 

お土産に カッパ海老センなど売っているのを見ると 訳が分からなくなりますが そういう商品が
日本から輸入されていることは間違いなく 多くの人々の嗜好品?になっているのか・・と思います。



私たちがシュノーケルを楽しんだ 小島。


こんな小島が連なり 環礁を作っています。 全て珊瑚礁です。




せいぜい2~3mの島で 50年後には 海に沈むと言われています。





いかだみたいなものに乗り換え 上陸。




浮き輪の準備。


黒いところがさんご。 


アフリカで買ったメキシカンハット ?



マーシャル諸島の首都マジュロにも 朝が来ました。


驚いたのは 中国漁船が多いこと。 今こんな孤島にも 中国資本が押し寄せている・・。





コメント (3)
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