ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

日曜日 特別版 ディビッド スズキ氏の本から。

2016年04月17日 | 自然 花 写真

     ( 保津川下り。)


地球家族 未来への選択。 ディビッド スズキ 

20世紀はテクノロジーの黄金期。 宇宙への旅 原子力 通信・インターネット 遺伝子工学
コンピューター 人工知能などの発展 商品化で 私たちの生活が大きく変わりました。今回の旅でも
太平洋 インド洋上にいても 日本と連絡がとれるのです。メールだけでなく電話 ファックスも出来
手紙さえ 配達して貰える・・。インターネットで世界の情報は即届くし 私たちの船上生活も ブログ
ホームページを通して 家族に伝えられるのです。昔、羅針盤もなく 大洋を航海した船乗り達の不安を
思います。 マゼランも乗組員の地獄へも怯えから 船内クーデターに何度もあっています・・。

しかし物事には反面があります。経済成長が絶対条件になっていきます。様々な産業を興し 発展させ
経済の規模を拡大させないと  動きが止まった自転車が倒れるように世界の経済が止まり 血液の流れが
止まった人体のように 世界が死んでしまうのです。 中国の経済成長が鈍化することで 世界の景気が
悪くなると言います。6%台なら立派だと思う(日本など0成長)のですが それを許さない程 世界の
経済は喘いでいるのです。経済の成長は 資源の消費 森林の縮小 空気 水大地の汚染等とつながって
います。人間の豊かさを求める働きは 他の生き物の生きる場を縮めています。数百年まで循環していた
自然が 今や自己回復出来ないまでに壊されてきています。その結果は当然人類にも影響を与えてきます。

原発一つ制御出来ない人間に 勝手気ままに自然を『管理』させていいのでしょうか? 
人間の限りない欲望の実現が 幸福の追求だと勘違いせていていいのでしょうか? 
私たちを生み 育て 生かしてくれている自然に感謝し 畏敬の思いをもって接する心を人類が持つよう 
私たちの生き方の変更が必要なのでは・・? 江戸時代でなくとも 人口が50億人だった昭和の時代に
20~30年前に戻すことは 不可能でしょうか ?

もう地球の支配者という思いを捨て 謙虚に自然に生かされている、他の生き物の地球でもあることを思い 
未来を共に生きていけるよう 多くの生命が循環する生態系の中での生き方に従うことは出来ないでしょうか?
ディビッド スズキさんの本を読んで 私の思いも込めて 考えてみました。

写真は 昨日の続きで 京都嵐山の風景です。





以前水害にあったところも 今は静かな流れです。


馬酔木(あせび)


似ていますが どうだんつつじ


ふつうのつつじ


きれいな石楠花




シャガも咲いています。


ミニバラも咲き出しています。


残惜しく 枝垂れ桜(しだれざくら)


人力車のお兄さんと 和服の娘さん。


大河内山荘の入り口


和風の建物 数寄屋造り? 書院造り ?


抹茶を頂きながらの一枚。

コメント (2)
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