( 富士山をバックにトンボが舞う姿は 秋を感じさせます・・。 )
前回のブログで稲の花を紹介しましたが その際 『 こんな小さな花に虫が来るの・・?』と
書きました。 後で調べてみると やはり稲は自家受粉でした。自らの雄しべの花粉を風の力で
運んでもらって 雌しべに 付けて受粉する ( こんな花を風媒花と呼びます。) のです。
風に頼るので自力ではないとも言えますが 虫などには頼らない・・という意味です。これも自然の
仕組みです。私たち人間の知らない所で受粉が行われ 一株で1500から2500の米粒を実らせます。
お茶碗一杯のご飯は二株程の実りで得られます。今富士山麓では既にモミに実が詰まり始め 今月
中旬には成熟し 刈り入れの時を迎えます。 黄金の穂波が楽しみ・・。
一昨日の『 サンデーモーニング 』 で環境問題対策が仲々進まないことが議論になっていました。
倫理的に 『 温暖化はいけない! 地球を汚してはならない!』 と分かっていながら 一方で
経済成長は進める、最後の市場としてアフリカの開発を進めるなどが並行して行われていることに
疑問を呈しておりました。 G7でも温暖化対策に何の解決策 方向性を示さないで終わりました。
アメリカに遠慮して 世界のリーダー達もモノが言えないようです。何の為のG7か・・? と
言いたくなりますが どの国も経済成長 開発を優先させないと国民の支持を得られない 選挙に
勝てない・・からでしょう・・・。
ある評論家は 地球には環境容量が決まっていて 今やその奪い合いが行われている と言ってました。
それは人間同士だけではなく 人間と他の生き物が地球を奪い合っているとも言えるのです。限られた
地球容量( 土地 水 大気など )を奪い合う利害関係が起こっていると・・。一体地球は誰のもの
でしょうか? 空気はタダ 水もタダ 土地もタダという時代はありました。でもそこには先住民が
居たり 他の 生物が住んでいたりしましたが 力ある者が強引に奪ってきました。 世界200ヶ国
人口76億の人類が言葉もしゃべらない 権利も主張しない生物を追い出し 今の豊かな文明社会を
築き上げてきました・・。
何故世界が一致して 環境問題に取り組めないのでしょうか ? スエーデンの16歳の女の子が
NYへヨットで行って 国連にも乗り込んで 環境問題を訴えています。以前紹介した 同じく若い
セヴァン・スズキさんのことも語っていました。そういう先駆者 ?はいるのですが 花火のように
すぐ消えてしまします・・。 ある人は 『 地球を被害者にしているだけでは 説得力がない・・』
などと言います。自分の問題となってないから・・ 自分の手触り感がないと問題がかすんでしまう
と・・? この言葉は私にとっても痛いです。 私のブログの読者の一人である家内は 最近の長い
文章に 『 力を入れないと 読めない・・ ? 』というようなことを言います・・。多くが他の
人々の紹介文で 私の実体験がないからでしょうか ?
荒川のゴミ清掃を25年続けた方に 最近会いました。以前少し紹介した方ですが こんな方が自分の
体験から話しをしてもらうことが必要・・と思ったりします。私も林道など走って気付いた時は空き缶や
ペットボトルを拾ったりしますが 電気製品など大型のものには手も出せないし 写真に載せることすら
気がひける始末です。私たちの生活を変えなきゃ・・と思いながら 具体的な痛みを伴うものは 仲々
言い出せません。 自分も出来ていないのに 皆さんにお願いだけするのは心が引けるからです・・・。
赤トンボではないですね。以前高知で教わった 日和(ひより)トンボに似ています。
マンションの裏庭でも ダイダイのトンボが沢山飛んでます。
青空にススキが似合うようになってきました・・。
トンボを写そうと思ったら手前の茅萱(チガヤ)が映ってしまいました・・?
これは葦(アシ)のようです。 よく似ています。背が高いです。
前回も載せましたが 力芝。 これで 花が咲いている・・。
この菊科の花はそっくりさんが沢山あります。私の判断では 薬師草(やくしそう)のようです?
秋には欠かせない 赤マンマです。
夏から秋へ いつでも咲いている感じの ヒメジョオン・・。
野原に珍しい ハイビスカス。 アメリカ芙蓉にも 似ていますが・・。
大きく写しましたが ヒルガオです。
定番の 露草(つゆくさ)。 相変わらず清楚な美しさです。
ピンクですが 赤つめ草。
手前は実りの稲田と 中間はススキの原。 後ろは忍野の山々・・。