ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

信州桜巡り その2

2023年04月10日 | 旅行
翌日、8日は朝から風が強く雨雲がどんより、夜には雪もという天気予報です。
小川村に着いたら、村の中心地(標高500m~600m)の斜面に咲く「二反田の桜」は散り始めており、強風吹き荒れ、雨が横殴りに吹き付けてきます。

雨宿り
のどかに桜見物どころでなくなりました。
そこで近くの小川村郷土歴史館で雨宿りしようと行ってみましたら、ここが村の桜を一望できる絶好のロケーションでした。
カフェでコーヒーを飲みながら素敵な桜を眺めることが出来ました。




二反田の桜(オオヤマザクラ、ヤマザクラ)


雨が上がって青空も見えます。
オリンピック道路からの眺望も良く、チェーン装着所に車を駐めて撮影する人が結構います。
ここから右手に少し上がった場所がもっとも有名な撮影ポイント。
それがこちらの写真。





じつは上2枚の写真の薄い緑色の屋根のところが駐車場。ここに駐めて桜見物と思いましたが、近すぎて木を見て森を見ずみたいなふう。ここの桜は遠くで眺めるのをもってよしとするようです。



番所の桜
次、今日の本命、標高760m、満開だという「番所の桜」へ。
着くと、強風吹き荒れる中、ピンクの色濃いベニシダレザクラは満開です。



小川村のウリは、遠くに白く輝く鹿島槍ヶ岳、五竜岳など北アルプスの山々と山里に咲く桜。
この通り、絶景です。が、双耳峰が特徴の鹿島槍ヶ岳は見えず、見えたのは右隣の五竜岳みたいです。




立屋の桜(エドヒガンザクラ)。番所の桜から150m歩いたところにある大きな桜。



日本全国、城跡公園や川の両岸に咲く桜など桜の名所は数知れず。
それもいいのですが、今回は小川村を訪ねて、里に咲く桜をのんびり眺めるのもいいものだと思いました。
ただ、鹿島槍ヶ岳と桜という取り合わせが見られなかったことは心残り。鹿島槍ヶ岳は思い出の山。20歳の時初めて登った北アルプスなのです。もう一度来たい。