ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

ハーモニカの吹き音、吸い音を波形で見てみた

2017年02月24日 | ハーモニカ
レッスンの時、和谷先生から「音が中押しになっている」「音の頭をパーーンと出し、それを保つこと」と指摘されました。

どうしたら改善できるでしょうかとの問いに、
「耳を鍛える」

うーーん、その耳が悪いから上達しないのに。

そこで、スマホアプリで、波形で音の状態を確認している人がいますよ、というヒントをいただきました。

App Storeで検索してみたら、「レコーダー」という無料アプリがありました。録音しているときに波形が表示されるのが特徴です。ただし、再生の時に波形は出てきません。

手持ちのパソコンソフトでは、録音時も再生時でも波形は出てきますが、どこでも手軽に出来るスマホアプリのほうが便利ですね。

やってみました。
まず、7番ソ・ラ・ソ・ラ

音の出だしが細く、中押し後押しです。


次に、5番でドレドレ。

まず、ドとレの音の強さが違う。 音の出だしが不安定、バラバラ。そして尻すぼみです。注意していながらこれです。


さらに、6番と7番で少し早くファソファソ。

隣の穴に移るとき音を一定に音を保てるか、スムーズに聞こえるかがハーモニカのいちばん難しいところ。
吸音ファの頭が細くて、金魚のようです。


この波形で分かることは、ハーモニカは吹いて吸ってという楽器の特性上、音と音の間に隙間があるということです。これは避けられません。この隙間をいかに小さくするか、そして音の凸凹を極力なくすことが、いい音を出すポイントになります。

それにしても、中押ししてしまう癖が波形に見事に現れてしまっていること、音が持続しないで尻すぼみになる癖など、分かってはいたけれど、こうして目に見える形にすると否応なしに反省せざるを得ませんね。


今後、練習時に注意すること。

●ノドを目いっぱい開けて、お腹から息を均等に出す。息を均等に吸う。
●音の出だしに注意する。吹き吸いが切り替わるとき要注意。
●音を一定に保つ。中押し、後押ししない。


でも、こればかり気にすると先に進みませんので、時々チェックしてみることにします。



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